Twitterをやめて変わったこと
昨年の6月ごろ、暇すぎて何かしたいという「100%その場のノリ」からnoteを始めた自分。毎日投稿を義務に据えてしまったせいで苦しい経験をしながらも、始めてからもうそろそろで1年半が経ちます。そんな僕が、毎日書いてあげてを繰り返してきて一番変わったと思うことが、SNSとの向き合い方です。
実はnoteを始めるまでは、割とガチで真剣にTwitterをやっているような人間でした。ネタツイをたくさんあげてことごとくバズらず、心優しい同学部同学科の人や高校同期の一部にいいねしてもらいながら自己肯定感を保つ、ネット1年生みたいなことを続けていました。こうなってしまった理由を2つ挙げるとするなら、まず高校の頃にTwitterやインスタの類いをしていなかったぶん大学に入って「バズる」という気持ちよさを知りその虜になってしまったこと、もう一つはM-1グランプリからお笑いに興味を持つ中で自分もネタを作る側に回りたいと考えるようになったことかなと思います。
当時はネタツイを繰り返しつつも人との文章を通したコミュニケーションは全然得意ではなかったので (これに関しては今もかもしれない) DMやリプもうまく使いこなせず、相当浮いてはいたと思います。それでも自分の思うオモロを追い求めて一人で突っ走った結果、一度気持ちの悪い自己主張をしてしまい、本格的にヤバい人間扱いされてしまうようになりました。反省からしばらく投稿をしなくなっていた結果いいねもガタ落ちし、バズる見込みがなくなって精神的にも安定しない日々が続きます。やる気がなくなる中で次のバズを探してnoteに出会いました。今だから言えることですが、実はnoteを始めたのもバズりたかったからです。あともっと言うと、ブログで金稼ぎがしたくて、でも個人でサイトを作るのはなかなかしんどいのでnoteで妥協したかったからでした。
0からのスタートということもあり最初は地道にコツコツ記事を上げ続け、ありのままの自分で勝負しました。次第にフォロワーやスキが増えるようになってくると、しばらく引っ込んでいたバズりたい自分が顔を覗かせてきます。当時面白い記事を書いていた人に嫉妬し、その人に追随すべく時間と労力を割いて記事を書くようになっても、noteという狭いコミュニティの中ではバズることはできませんでした。
体調を崩し苦しい毎日。そんな中でようやく、気づきました。
SNSって、別にバズる目的でやらなくてもいいんだ。
自分という人間をわかって貰えばそれでいいんだと。そこには傲慢も媚び諂いもありません。そこからだんだんと自然体な文章が書けるようになってきた感覚があります。人がたくさんいいねをもらっていてもあまり嫉妬しなくなりました。
バズりたい目的でSNSをやるのももちろんOKだと思いますが、それならとことん頑張って考えて行動して、せめて1年以内にバズれるようにしましょう。ずっとバズれないままダラダラ続けると僕みたいなことになるので。気をつけてください。