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M-1グランプリ2024 3回戦、おすすめ紹介 その2 (ワイルドカード枠)

みなさんこんにちは。M-1は毎年リアタイ、うつろです。

僕としては珍しい、午前中の公開なのには理由があります。
今回紹介するワイルドカードの開始が、今日のお昼12時より控えているからです。何事も善は急げということで、慣れないストックを作っています。

前回の記事はこちらから


3回戦突破→準々決勝敗退組 (ワイルドカード枠)

今年もやります、ワイルドカード。一度敗れた者たちによる、復活のチャンス。ただ、残念ながらワイルドカードを経て決勝に進んだ組は未だにいません。今年は新たな歴史が生まれるのか。そちらも合わせて見ていきましょう。

今回はラストイヤー組はあえて避けました (お笑い好きでなくとも、紹介しなくても見るかなと思ったので)。あえて名前を挙げるならカゲヤマさん、ロングコートダディさん。どちらも準決勝以上まで、ロングコートダディに至っては決勝にも2度出てファイナルステージまで進んでいるコンビです。本当に惜しい。ここからの巻き返しがあるか、期待したいところです。

それはさておき、今回はあくまで「3回戦のネタを見て面白いと思った芸人」を基準に紹介していきます。したがってワイルドカードのネタの出来がどうとかは、僕自身実際に見に行ってもいませんのでわかりません。まずは3回戦のネタを見てみて、面白いと思ったらワイルドカードも見てもらうくらいのノリで問題ありません。それではいきましょうか。


コーツ (プロダクション人力舎/フリー)

ボケの永田敬介さんと、ツッコミの栗原さんによるユニット。2021年結成で、昨年に引き続き2度目の準々決勝進出。とにかく3回戦のネタが良かった、この一言に尽きます。やはり永田さんのボケがとにかく鋭く、それでいて核心をついてくるような、教訓めいたことをもそれとなく忍ばせてくるような、なんとも「痛快」な出来でした。その他パンチライン多数、「そこ?」な肩透かしの笑いもあり、全体としての完成度は随一だったのではないでしょうか。必見のネタです。

漫才の締めかたにもこだわりを感じます。「絶妙に狂ったこの設定を、どうやって終わらせるんだろう?」と思っていたところ、予想外の方法でオチに繋がる感じが気持ち良いですね。かつて学生漫才で「認定漫才師」に選ばれたその実力は今も健在。準々決勝の内容も気になるところではないでしょうか。


たくろう (吉本興業)

「メガネのパーマ、木村バンドと」
「〇〇〇〇、赤木です」
できまって始まるお二人のネタ。今年も大いに沸かせてくれました。

お二人の魅力は、なんといっても赤木さんの演技かどうかもわからないほどのオドオドっぷり。言葉を澱ませながらも、芯をつくツッコミをする感じが好きなので、赤木さんがツッコミの方が僕は好みです。そのせいで時間配分が難しく、タイムオーバーになることが課題の一つのようで、3回戦でも実は時間いっぱい使ってオチまで行けなかったんですが、それでも通ったのは2人の確実な実力によるものでしょう。準々決勝は果たして間に合ったのか、そちらも合わせて気になるところです。


四千頭身 (ワタナベエンターテインメント)

最後は今やテレビで大人気、四千頭身。若手のエースとしてテレビに引っ張りだこだった5年ほど前から比べると今は少しメディア露出も減りましたが、実力は健在。今回は視聴者も密かに思っていたことをきちんとネタで形にしてきた感があってがっつり心を掴まれました。初めはツッコまずに泳がせ、尻上がりに笑いが増していく感じが見ていて気持ちよかったです。

ただ、諸刃の剣な感じもするネタです。案件来なくなっちゃわないかな?
まあそれも犠牲にできるほどの強いネタではあると思うので、「芸能界から消えた」とかいう世間の声を気にせず、引き続き頑張ってほしいですね。

 


そろそろワイルドカード開始です。
僕も実験ありますけど、可能な限り見れるようにがんばります。
明日は準決勝進出組のおすすめを紹介するのでそちらもお見逃しなく。

それではこのへんで。うつろでした。

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