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私が「がんばらない」理由

こんにちは。眼科医コーチmayuです。

突然ですが、私は「がんばらない」ことをモットーとして生きています

というか、頑張るということにネガティブイメージがあります。


① 頑張るって本当に良いの?
私たちは、子供のころから「頑張ることは良いこと」と刷り込まれて生きてきました。
努力をしたり、我慢したりすると褒められた経験のある人も沢山いると思います。
しかし、頑張ることは本当に良いことばかりなのでしょうか?

頑張る力というのは、アクセルみたいなものです。
アクセルを踏まないと進まない場合もありますが、アクセルとブレーキを踏み間違えるとどうでしょう? 時に大変な事故につながってしまいますね。
人間の生きる場面では、こうしたことが度々あります。
動き出す力という意味でのアクセルは役に立ちますが、そういう時には頑張るというよりは自然に踏み出していることも多いものではないでしょうか?
逆に、踏み出せない時というのは何かひっかかっているわけですので、そこを解決することなくアクセルだけ踏んだら、車が壊れることもあります。

② だらだらしていて、大丈夫?
  これは、あくまで私の感覚ですが、だらだらしたり空白の時間を作ったほうが視野も広がって良いことがあります。
 自分を振り返ったり、突発的なできごとに対応するクッションの時間をあらかじめ用意しておくことは自分の力で生きていくのに大切なことだと思います。そうした時間すら罪悪感を持って動き続けてしまうと、うまくいっているときは良いのですが、一つ歯車が狂うとどんどん後々まで響いてくるものです。

③ あなたには休める時間はありますか?
あなたは、きちんと体や心を休める時間もスケジュールにいれているでしょうか?そんな時間を取ること自体が悪いことだと思っていませんでしょうか?
手帳を開いたときに、「休息」という文字がなかったら、試しに書き入れてみるのも良いでしょう。

④ がんばらない理由
私は、自分が無理をして走ってしまうと、ついつい周りに厳しくなってしまったり笑顔を失ったりするのを知っています。この感覚はもちろん人それぞれですが、頑張っていても周りに対してよくない影響を与えがちなのであれば、無理はしないほうが良いなと感じます。もちろん無理をしない範囲で周囲に良い影響を与えられることであればちょっと背伸びをしたりすることはありますが、頑張っている自分に酔ってしまったり客観視する余裕もないような状態は避けています。

⑤ 頑張らないのとだらしないのは違う
ここでいう「頑張らない」とは無理をしないことですので、だらしがないのとは違うなって思うのです。むしろ、頑張り過ぎてだらしなく見えるのを避けるという意味もあります。物事はバランスがとても大事だと思うのですが、このバランスを自分で見るにも「余裕」が必要なのでしょう。ちょっとだけ余裕を持って、自分を客観視することがとっても重要だと思っていて、そんな自分でありたいな思います。


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