うつみさとるのショートスピーチ「戦争のにおい」

街頭演説の一部をご紹介しています

私が危惧している問題が一つあります。それは「戦争のにおい」です。
記者から「台湾有事があったらアメリカ軍、自衛隊はどういう動きをしたらよいと思いますか?賛成した方がいいですか?」と聞かれるんです。そういう質問が出てくるくらいです。
そして改憲草案の中身自体がどんどん軍国化、昔で言う富国強兵のような内容ばかりです。そして石破茂という人は防衛のドンです。アーミーオタクだと言われるぐらいの人間が今回総裁になった訳ですよ。

そしてほとんどの方はご存じないと思いますが、2024年の7月、在日米軍が自衛隊の指揮権を握るということが安全保障協議委員会で内定している。自衛隊はアメリカ軍が指揮する、指揮系統を持つという風になっています。

私には、自衛隊、元自衛隊の人に知り合いが何人もおります。やはり尖閣の話を中心に非常にきな臭くなっていて、これは何かあるかもしれないという「におい」を嗅ぎつけているわけです。でも歴史を少し振り返ると、戦争で痛い目を見るのは我々一般人ですよね。そして戦争はなぜ起こされるのか、それは一部の人間が自分たちの都合で起こしてきたものばかりなんです。国民それぞれがみんないがみ合って、それで戦争になるなんていうことは殆どないと言ってもいい。
それにかこつけてと言っていいかは分かりませんが、2024年は防衛費が非常に増やされる。概算請求で8兆5000億円以上になっています。前年が6兆円ちょっとくらいなんです。非常にどんと増やされています。2023年から2027年までで43兆円まで増やすと言っています。その今までとは違うペースの増額分の14兆6000億円は増税により賄うことがもう決まっています。これについてどう思いますかという質問もちゃんと来ている。もちろん私は絶対反対と言いましたけれど。例えばウクライナでもそうだし、イスラエルの問題もそうだし、海外では戦争が行われている状態で、戦争が行われていない国でもそうですが、海外で岸田前総理が山ほど我々の税金をばら撒いてきて人気取りをしてきて、そのくせ日本の能登、他の災害地域でも、中小企業でも、そこには全然お金を落としもしないことに対して不満を持っているのではないかと思います。
もし、防衛費がどうしても必要何だったらその何十兆円もばら撒いているものを日本の防衛費側に回せば、十分足りているんですよ。でも、それはやっちゃいけないことになってる。
ちなみに日本の一般会計予算が112兆円くらいですが、そのうち中小企業支援は1600億円ちょっとです。99.7%以上の日本人の中小企業びた一文も金を落とすかって言っているのがこの国の政府だということなんです。
この国自体が外交のレベルを無視して戦争の方向に持って行って、日本は強いんだという方向にばかり持って行こうとしている。

#うつみさとる
#河野太郎を許さない

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