病気を治すための基礎理論②

慢性病治療を考えるときにはいくつかの要素が存在する。
一つは食事や栄養、一つは毒、一つは精神、一つは腸内細菌や常在菌、一つは酸化還元や電子、一つは肉体の構造(姿勢や関節や筋肉)、そして周波数や気に属するものである。
これらはバラバラではなく結びついているし、ほかの要素もあるだろうが基本としてはこれらが代表格である。
しかし人類のほぼすべては毒について勘違いしているのが現状である。
 
現代の毒は大きく分けて二つに分けられる。
一つや脂溶性毒物でありクスリや農薬や添加物、その他人工物やケミカルものの多くはこれに属する。
そしてもう一つはミネラル毒である。
これは放射能、ヒ素、水銀やアルミ、その他ミネラルとして現代で利用され普及しているものにあたる。
これにあまり属しないモノとして精製糖と遺伝子組み換え食品があろうか。
いずれにしろこの二つが現代病の一大要因となっている。
 
しかしこういうことが普及してくると、毒親やセラピストたちは悪魔崇拝の最たることを犯す。
まず脂溶性毒物、これは脂に溶け込むので脂を入れ替えることが基本となる。
サウナに代表される発汗療法、断食によって解毒していくことができる。
ミネラル毒も発汗療法や断食は効果があるが、栄養療法やキレーションによっても部分的に解毒できる。
これと全く違う考え方で解毒するのがホメオパシーである。
これらを利用するのはいいのだが、では何が悪魔崇拝なのだろうか。
 
最近どこに行ってもよく聞くことが、たとえば「学校にいけないからしょうがなくワクチン打ってホメオパシーで解毒」とか、「砂糖たべちゃったから健康食品とって補助」とか、「日々悪い食事してるから断食で解毒」などの腐りきった考え方の普及である。
そしてこれらをセラピストや治療者と呼ばれる人が、普及したりむしろ促進しているのだから恐れ入る。
こんなことをいうホメオパスや食育者や断食指導者など、本気で悪魔崇拝しているにすぎぬ。
 
まず科学的にいうなら、これらの解毒法を使っても完全には解毒できない、だから最後はやはり治癒力に依存する、これが一点。次に解毒できない毒物たちが存在する。
たとえば糖の体に対する直接の影響、放射能の遺伝子への影響、そして遺伝子組み換えなどの蓄積である。
あとはワクチンによって狂ってしまったシステムも完全には戻らない。
ほかにもあるだろうが、人間というのは安直なので毒をとった後にどうやって努力もせず、オイシイ思いをして楽をしようかしか考えない。
 
それでもそれが自己責任をとれる大人だったらいいだろう。
しかしこの前もなんとホメオパスに、「学校にいけないからワクチンを打ってレメディで解毒する」とほざいたときにはマジ切れした。
これが代替療法者たちの真の実力だと表現することもできよう。
社会体裁のために自分ではなく子どもを犠牲にし、完全に解毒しきれないのはわかっているのに生贄に捧げる、悪魔崇拝の典型的例を現代治療家やそのクライアントたちはやっている。
 
長くなったので③に続けよう。
 

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