【メガトン級ムサシ】レビュー・感想・解説・攻略《PS4》
本記事は、2021年11月16日~2021年12月26日に書きました、
【メガトン級ムサシ】のレビュー・攻略記事を
まとめて再編集した記事です。
無印版であり、
【メガトン級ムサシX】(2024年4月24日 配信停止)
【メガトン級ムサシW】の感想記事ではありません。
また、無印版も2022年12月15日に配信停止されています。
現在のアプデ・パッチで多少異なる場合があります。
《2016年~アニメ版配信まで》
【メガトン級ムサシ】は、随分待ちましたね…。
思えば初報は、2016年。
何年か、または数カ月経過して少しずつ情報があった為、
開発中止にはなってはいないと思い、
信じて待っていて良かったです。
『アニメ版の感想』
当時、ゲーム発売より先行して配信されていたアニメも観ていましたが、
多忙だった為、絵の作業中に、殆ど音声のみの視聴でした。
映像は台詞ではわからないところ、
3DCGパート(バトル場面)のみ観ていました。
想像していたのとは違っていましたが、面白かったです。
特に最初、レベルファイブ作品で、こういう主人公は珍しいな、という
中期案では、主人公・大和さんは戦闘狂サイコパスとの設定でしたが、
今の方が良いですね。多少、当時の片鱗は見えますが
また世界観や話・設定がシリアスで、
重めで今まで、あまり無かったタイプかと。
其れもあり、ゲームではブラックアウトだったのですが、
アニメでは、やや直接的な恋愛描写がある為、
ターゲット年齢が今までよりは上になりましたね。
ただ、アニメもゲームのような描写にすれば、
ゲームで言うCERO Bくらいで、
もう少し幅広い年齢に向けられたのでは?とも思いますが。
そして…、終盤は人によってはショックの連続でしたね…。
内容的にも、漫画の掲載誌が、
今回はジャンプというのにも納得です
…と、当時の記事には書きましたが、
2024年現在でも、コミカライズされていません。
楽しみにしていたのですが、残念です。
新しいアニメを観るのもですが、
今後の展開が楽しみと思えるのも久々でしたね。
話もですが、3DCGのバトル場面のクオリティが良くて
其処だけは、絵を描くのを止めて、じっくり観ていました。
ちなみに、シーズン1は全て視聴しましたが、
シーズン2は、殆ど休みが無かった事、
今も空き時間を見つけられず、未視聴です。
いずれ観たいですね…。
以下、ゲーム版の感想です。
《はじめに》
本記事で書きます、
【メガトン級ムサシ】無印版は、未完で終わります。
メインストーリーが、他レベルファイブ作品で例えますと、
【レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀】(3DS)
と同じく、続きはアニメで!という風に終わります。
ただ、【メガトン級ムサシ】の場合は、
3作目の【メガトン級ムサシW】で、アニメシーズン2だけではなく、
其の後の物語も収録されているとの事で、
今度は逆に、アニメだけでは完結しないという事に
なったのでしょうか…。
其の為、これから御購入される際は、
パッケージ版【メガトン級ムサシ】ではなく、
【メガトン級ムサシW】の方が、よろしいかと。
私も購入・アップデートしたいのですが、
残念ながら、PS4のストレージが足りず、
かと言って、近日PS5を購入予定の今、
外付けを買ってメモリを増設しても…という理由もあり、
それならPS5版で買いましょうか、と考えています。
物語が気になりますし、アニメを最後まで観ても完結しないとの事で。
《基本的な事-バトル-》
『ミッション』
ミッションは、オンライン・オフラインでも遊べる事が出来まして、
〇 ストーリー(クリア後は選択不可)
〇 リプレイ(ストーリーの演出無し版)
〇 フリー
〇 超弩級(クリア後に解放)の4種類が、あります。
ちなみに、《超弩級ミッション》は、
最初、マルチ必須と書かれていましたが、
後にアップデートパッチで、難易度の引き下げがあった事から
ソロで挑みましたところ、辛勝ながらもクリアしました。
難易度は、《ノーマル》《エキスパート》《マスター》《メガトン》
の4種類で、敵のレベルは勿論、ドロップするアイテムも違います。
ミッションは、エリア内ミッションをこなし、バリアを解除して次に進み、
最後のエリアにボスが出現、撃破してクリアという流れです。
中には↑のように1マップ、制限時間有りという特殊な場合もあります。
『操作方法』
スタートして数分後、急に始まるチュートリアルに驚きましたが、
何とかバトル方法はわかった気がします。
個人的には、もう少しサクサク進むかと思っていましたが
なかなか敵が固いですね…。
HPは通常攻撃ではなかなか削れませんので、必殺技頼りです。
武器は、武器ホイールに
近接武器(メイン)・射撃武器(サブ)の各3つ計6つ登録が可能です。
また、射撃武器は弾数がありますが、
クールタイムを終えれば何度でもリロードする仕様です。
私は、弾数有りの使い捨てや、武器耐久値有りのゲームは得意ではない為、
このような仕様は本当に嬉しいですね。
…ただ、パーツには耐久値がありまして、
一定以上のダメージを受けますと、故障し、
故障部位によって、状態異常が異なります。
(胴体の場合は、防御力減少・脚の場合は移動速度低下…)
とはいえ、少々手間であり、クールタイムがありますが、
バトル中に修復が可能です。…ただ、
コックピット画面を表示している間も、
バトルは進行中・ポーズ画面ではない為、
素早くコマンドを入力しましょう。
もう一つ、故障の他でも付与される状態異常もあります為、御注意下さい。
そして、武器変更の他、他の機体の操作も変更が可能です。
全機体を強化するのは大変ですが、
出来るだけバランス良く強化させましょう。
ちなみに、個人的に操作に違和感があった為、
射撃と回避のボタンを交換しました。
他のゲーム歴が長い為、R2が回避と固定されてしまって…。
ただ、残念だったのが、R1が必殺技ホイール固定で使えない為、
ガードはL1にしました。
移動はゲージ(体力)有り、R3を1回押すとダッシュ。
…なのですが、普通の移動と大差が無いように思えてしまい、
ゲージは大量消費しますがR2のブースター・回避で移動しています。
そして、一つ気になったのが必殺技。
初動が□ボタンで発動が〇の為、どうしても混乱しがちです。
発動も、近接武器攻撃と同様の□が良いのですが、
…ボタンミス対策なのでしょうか。
バトル画面は、いろいろと情報が表示される他、
度々キャラのカットや台詞が入る為、常に画面が賑やかです。
ちなみに、私は前者は気になるものの、後者は、気になりませんでした。
また、アイテムは自動回収ですが、遠すぎると回収出来ません。
回収忘れに御注意下さい。
《基本的な事-装備・強化-》
『武器』
武器は、先程も書きましたが、
近接武器(メイン)・射撃武器(サブ)の各3つ計6つ装備が出来ます。
様々な種類があるうえに、敵との相性もありまして、
出撃時には装備を見直す必要がありますが、
面倒な場合は、オートでも設定可能です。
また、ユニットを入手し、増設する事で、
武器に特殊効果や追加効果を付与する事が出来ます。
そして、武器・パーツにはカラーバリエーションもあります。
集めたくなるものの、なかなか厳しいのですよね…。
ただ、最初の頃は限られた入手方法でしたが、
後に《カラーリペイント》がアプデで追加され、
武器・パーツの色変更が可能になりました。
…とはいえ、『塗料』は、色によっては大量のお金を必要とし、
また全色ショップで買えない為、ドロップ運も必要で、
変わらず自由にリペイント出来ません。
(リペイントにも、お金がかかります)
『塗料』の入手もですが、パーツを入手しても、
其のパーツに対応した全ての色を最初から塗る事が出来ない為、
未入手のカラーパーツのドロップも必要になります。
『ローグパーツ』
ローグ(機体)パーツは、ボディ・ライトアーム・レフトアーム・レッグ
ある程度、進めますと《イーグルブースター》も装備可能になり、
短時間ですが飛行も可能になります。…不評だったのか何なのか見た目を非表示に設定も出来ます。
また、武器ともにレアリティは、
コモン・アンコモン・レア・エピック・レジェンダリー…
…ですが、今は、もっと増えているとの事です。
小ネタですが、セーブ画面のメインローグは、現在の装備で反映されます。
…撮影当時は、色を揃えるのが難しかった為、
とりあえず強いローグパーツをドロップしては装備していた事で、
カラフルムサシさんになっていますね。
『その他の装飾・設定』
装備品の他、パラメーターに反映されない装飾も可能で、
デカールを貼る事が出来るのですが、
(位置・大きさの変更が可能)
パーツ変更時に引き継がれない為、いちいち設定するのも面倒で、
特典DLCのデカールが欲しくて初回生産版を買ったものの
付けていたのは最初の方だけでしたね…。
もう一つ、パーツの質感も変更可能で、
←が金属感・反射が最大値 →が金属感・反射が最小値です。
更に、コックピットも装飾出来まして、
上・右・左にアクセサリーを付ける事が出来ます。
…装飾関連も細かいですね。
最後に、戦況や必殺技のチャージ完了を教えてくれたり、
励ましてくれる《Vナビゲーター》も数人から選択可能。
メインストーリーを進めて入手する他、
クエストクリア、DLC購入でも入手します。
あの猫の妖怪も……?
『マザーボード』
機体強化の話に戻りまして…、
装備で強化する他、『マザーボード』でも機体を強化します。
…ただ、あまりにも強化項目が多い為、
私の頭ではパンク気味でして、wikiに頼りましたら、
クリティカルを上げた方が良いとの事で、↑のようになりました。
『回路開発』
『回路開発』…スキルツリー的なものですね。
必殺技やコンボ攻撃等が増えます為、強化は此方を優先しています。
ただ、とにかく多く、マップも広い為、強化した後、
離れたところに良い強化項目を見つけたりする事が多々…。
もう少し見やすくなれば良いのですが。
『パイロット』
最後に、パイロットの強化です。
正直に言えば、好きなキャラを搭乗させたいのですが、
(バトル中に喋る事もあり)
其々に特有のパイロットアビリティ・スキルがある為、
自由に選べないのが難点かと。
ユニゾンアビリティという、他のキャラのアビリティを
別のキャラに付ける事も出来ますが、1つまでです。
また、パイロット強化に必要な、パイロットポイントは
ミッションクリアで入手し、ポイントは全キャラ共通の為、
多くのポイントを必要とします。
そして、新しいパイロットアビリティを覚えるには、
習得条件をクリアする必要があります。
と、強化だけでも覚える事が多く、アイテムを集めるのも大変です。
とはいえ、それもまた面白いところなのでは、とも思います。
これだけ多いですと、全く同じ機体も無いですね。
《ストーリー》
前文で書きましたとおりで、シリアス&重いものの
最後まで飽きずに、この後どうなるのでしょうか?と
ワクワクしつつ進めて……未完でしたね。
今回、記事を書き直して、ますます気になりました為、
PS5を早く買わなければ。
ただ、話は面白いのですが、バックログが無いのが残念でした。
△で、オートorスキップのメニューはありましたが。
…思えばレベルファイブ作品に、バックログは無かった気がします為、
今も無いのでは?と思います。
そして、同社タイトル【ガールズRPG シンデレライフ】同様、
住民さん達の台詞は、物語を少し進める度に更新されます。
昼・夕方・夜、全て台詞が違い、更新され、マップも広い事で、
台詞の回収・収集に時間がかかりました。
私は、どのゲームでも台詞回収が好きで、
本作では、更新される度に、
15~20分かけて、全キャラに話しかけてから次に進みました。
また、個人的に驚いたのが、ボイス付という事でしたね…。
ただ、気になった事が、台詞内容は同じでも、
時間帯によってキャラが移動し、居る場所が違うだけで
新規台詞マークが付く為、二度手間という事が何度も…。
ちなみに、物語は面白いのですが、
ストーリーパートが長く、バトルがなかなか出来ません。
其の為、ややテンポが悪いかと。
バトルパートでもそうですが、
会話イベントが頻繁にある事も難点でして、
バトルモードでは、ローグを操作可能・バトルしたまま、
キャラが喋っていても、良かったような気がします。
ただ、一番の問題は終盤・最終決戦でしたね。
連戦も連戦で、ストーリースキップ無しでは約2時間かかります。
とはいえ、途中でセーブ出来るのが幸いで、
当時のゲーム時間では難しかったと思います。
一気に進めたい場合は、充分な時間を確保してから挑みましょう。
『アナザーストーリー』
台詞回収もですが、マップに落ちている
アナザーストーリーを進行する為に必要なトークンが落ちている事で、
其れも同時に回収しました。
最初は、ランダムに落ちていると思いましたが、
昼・夕・夜と入手場所が違うのか、わかりません…。
ランダムでしたら、レイトンの、ひらめきコインのように
固定が良かったですね。
収集でもプレイ時間が削られたのが難点でしたが、
アナザーストーリー面白かったですね。
ジュンちゃんと隊長のグルメリポートが好きです。
ちなみに、ストーリーの進行によって
入手個数が制限されているのでは?と思います。
とはいえ、どのタイミングで増えているのか不明な為、
1章の終わりではなく、1つ目標をクリアする度にマップを1周しています。
ストーリーパートというより、寄り道による時間消費も、ありましたね。
また、交換所で使う、ライフワークアイテムも同時に探しました。
交換所のアイテムには、トークンもあります為、
アナザーストーリーを全て見るには、此方の収集もお忘れなく。
《やり込み要素》
『アチーブメント・トロフィー(PS4)』
目標達成・やり込み度によって、
アチーブポイント・クレジット(ゲーム内通貨)
ローグパーツ等が貰えます。
また、アチーブポイントを貯める事で、
アチーブランクが上がるのですが…、ランクは特に意味が無いかと。
ちなみに、アチーブメントを取っても
トロフィーは半分も埋まりませんでした。
アチーブメントの取得条件と、
トロフィー獲得条件は殆どが違いましたね。
…ただ、何にしてもトロコンは狙わない方が、よろしいかと個人的に。
と言いますのも、
『鋼の拳』近接武器で10万体
『鋼の弾丸』射撃武器で10万体
合計20万体倒せ…と、相当無理な話であり、時間が膨大にかかります。
射撃武器で倒すには、飛行タイプではないと厳しい事もあり。
当時の話で今は不明ですが、
確か、1ステージで、敵は最高50体未満しか出現しない事、
クリアまでに数十分はかかる事から、私はトロコンを諦めました。…【白騎士物語】レベルでは無いかと思いますが
一応、クリア+アプデ比較で少しプレイした時点(約63時間)での撃破数を。
総撃破数5337体との事で……諦めます。
《クリア後の感想》
少し話が進む毎に探索、フリーミッション周回をしていた為、
クリアまでは、41時間かかりました。
探索等気にせず進めば、もう少し早くクリア出来るかと思います。
正直、3DSでの制作発表という初期から
情報を追っていた私としては、完全版ではないにしても、
メインストーリーは完結させて発売してほしかったと思います。とはいえ、今でも【うしろ】を追っている為、
発売して良かったという思いもあり…複雑ですが。
最後に、面白いのですが、個人的には【ダンボール戦機】のように
もう少しビルドシステムが簡単の方が良かったかなと思います。
武器・パーツ・マザーボード・回路開発…等々、
強化項目が多くて大変でしたね…。
【メガトン級ムサシ】 CERO:B
Switch・PS4
DL版・製品版2021/11/11
*本記事のDL版は、2022年12月15日に配信停止されています。
©2021 LEVEL-5 Inc.
【メガトン級ムサシ】