「やる気」
やる気がでない。
悲しいほどにやる気が出ない。
やりたくないわけではない。嫌いなことでもない。
でもやる気がでてこない。
家でひとりで仕事をしようとしても、
(自分以外は)だれも批難してこないからやらない。
カフェで仕事をしようとしても、
他人はわたしに無関心だから、やっぱりやる気が出てこない。
一番ことがはかどるのは、わたしが何をしなきゃいけないのか
それをわかっている人間が監視をしているとき(=さぼっていたら見捨てられる恐怖)
自分よりももっと追い詰められている人を目の当たりにしたとき(=ああなったらいやだなぁ)
「やらなくていいんじゃない?」と思いっきりあまやかされたとき(=そんなはずはない、やらねば!となる)
つまりわたしは「だれか(他人よりも身近で素性がしれている人)に基準を置いている」ようなのだ
そして、突き落とされてからよじ登る そんな性質のようなのだ
0から+、+から+ という考え方はあまりなく、
−から0、−からちょっとましな− という考え方がベースにあるマイナス思考のようだ。
よくよく思い返してみれば、わたしは欠点を補うようなメイクしかしない。
もっと目を大きく!とか、リップを強調とか、そういう発想はあまりない。
洋服も「より魅力的にみてもらうために」というよりは、
「ノーマルに近づけるために」選んだり、身につけたりしているように思う。
髪型もそうだし、人付き合いの仕方もそうだ。
なにごとも、シンプルがいちばん美しいと思う。
わたしの思想が入ることで、それはもう美しくないような気がしてくるのだ。
わたしの内側からやる気が湧いてくることはあまりなく、
それはつまり自分だけでは自分自信を肯定できないということにつながる。
だれかがただ肯定してくれたとしても、
まず根本的に自分を信じることができないので、相手の言葉を信じることができない。
なのでまず、相手を否定することによって、逆説的に自分を肯定するのだ。
無理矢理それをやる。そうするとやらなくちゃいけない状況ができる。
そうすると「やる気」になるのだ。
まとまりのないことだけど、これが今日行き着いたことである。
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