記録#29
今日になってやっと症状が比較的楽になってきて、本も読めるようになってきた。
一昨日あたりから発生していた脚の痛みは、ピーク時の半分程度に軽くなって、トイレにも一人で行けるようになった。
おととい始めた新しい痛み止めはまあまあ効いたんだが、吐き気がひどくて中止にしてもらった。
抗がん剤なんか目じゃないくらいつらかったので、点滴を即刻止めてほしかったのに、緩和の担当医が院内にいないからできないといわれた。
こんなに苦しんでるのに、薬はぽたりぽたりと体内に入っていくって、いったいなんの拷問なんだよと怒りを覚えた。
事故防止のために、看護師が許可なく薬の調整をできないようにしてるのはわかる。だから、緩和の担当医が病室に来たとき、今後こういうことがあると困るので、なにかあったときのために、ほかの医師が代わりに指示できるようにしておいてくれとお願いした。
ちなみに薬を止めて30分もしないうちに(同時に吐き気止めの薬も飲んだが)、吐き気はぴたりと止まった。
連休明けには、訪問看護ステーションの主任さんが病院まで来てくれるそうなので、在宅医療のことを詰めていく。
ベッドも介護ベッドになりそう。本格的に老人だな。
でも、また歩くことはできそうなので、生きているうちは前向きにリハビリしようと思う。