ブリ猫。さんという人のはなし ③
2017年、秋。
忘れたころに、ブリ猫。さんから連絡がきました。
「とある出版社で書籍化の話がすすんでいたけれども、
うまくいかなくなってしまい……。
信頼できる人と、書籍化を目指したいんです」
そんなことをいってくれました。
私は、
「光栄だけれども、私はエッセイの書籍を作ったことがないので、最適な編集者とはいえないと思う」
と、けっこうわかりやすく、遠慮しました。
そうなんですが、
ブ「そこをなんとか」
鴻「いやいや」
ブ「まあまあなんとか」
鴻「う、、、うううん」
ブ「おねがいします」
鴻「じゃ、、じゃあ、、、年末か年始のコミックスの会議にかけてみますか……」
と、やり取りの流れでコミックス会議に企画を提案することに!!!!!
なぜだ????
実はこれは今現在も、不思議に思っていることです。
なぜ私はいま、この書籍の編集をしているのでしょう。
この本が『病気を克服するための本』であれば、きっと私はこの本の編集はしない、とてもじゃないけれどもできないと思います。
またいずれnoteに書ければと思う内容でもあるのですが、
この本は『双極性を受け入れる人生の本』です。
ブリ猫。さんの、イチ人生であり、うつ病、双極性障害に関するイチ事例書でもあります。
それが魅力的だと思ったから、私はこの本の編集をすることに決めたのでした。