「経験や実績があるから」は自己申告するより相手に感じさせる方が効果的であるという話
まあ、タイトルそのまんまなんですが。
「私は自ら会社を起こして、現在も経営しています。その実体験に基づいて言うと……」
という前置きを付けると、その後に続く意見の説得力が増すのは間違いないと思います。
しかし、本来伝えるべきは後に続く意見。
あまり前置きの部分を強調しすぎると
「それはもう分かったから、早く本題伝えて」
と、聴き手に思われてしまう。下手をすると
「さっきから経験と実績ばかり言っているけれど、他に根拠がないからそればかり繰り返してるんじゃ……?」
という疑いを持たれてしまうリスクすらあります。
直接語らず相手に感じさせる
なので、敢えてそうした前置きをしない。
その上で説得力のある意見を言って、相手を
「さすが、この人は自分で会社を起こして経営をしているだけのことはある」
と唸らせること。
たぶんこっちの方がより強く相手に刺さると思うのです。
というわけで「私の経験に基づくと」というフレーズを封印してみてはいかがでしょうかという話でした。
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