
tacica 20th anniversary tour “AFTER GOLD” at 札幌BESSIE HALL
2024年11月より開催されていたtacicaの9枚目のアルバム「AFTER GOLD」のリリースツアーのファイナルは彼らの地元である北海道は札幌BESSIE HOLEにて。
tacicaのライブを北海道で見るという夢が叶って狂喜乱舞。
出発するときの関東圏は春日和で暖かく、花粉も辛かった。北海道もこの時期にしては割と暖かいようで、晴天にも珍しく恵まれた。
感想① ファイナルスタート
開場前にライブハウス近くと向かい側の道に分けて整列。続々と厚着をしたどこかの会場で見たことある鹿の仔たちが。遠征組すごい。
本当に鹿の仔はどこへ居るのやら。
定刻通りに照明が消え、緑と青のライトでステージが照らされる。今回ステージ向かって左後ろのフェンスがある場所で見ていたが、その脇道を通ってから、メンバーがステージへ。扉を開けて段差を降りて出てくるまでの一連がばっちりと見られた。
ステージに上がったメンバーがアイコンタクトをとってから、猪狩さんのアコギメインで静かに始まりを告げる倒木が始まる。柔らかい音色が続く中、終盤でベースとドラムが入ってきて、曲に広がりを持たせる。環境音も合わせて森の中にいるように思わされる。
観客から拍手なしで次の曲へ。今度はドラムの力強い音から入っていく日進月歩は名古屋公演でも思ったが、「光」をテーマにした演出になっていた。ドラムの音に合わせて明滅し、サビではパッと明るくステージ上の彼らを照らす。日々を生きる人たちに光を宿すようなそんな演出だった。
今回、後ろの方ではあったがドラムとベースの重低音が響いてステージ自体が揺れるように感じるくらいの強さがあった。
赤いピンスポットが小西さんに照らされてベースから入るミカラデタサビ。この曲にもtacicaの今までの歌詞に出てくる「血」というワードを意識したかのような赤い照明がその後もステージを包む。
小西さんがいつもより割と激しく動きをつけていた印象。この曲はベース主体となるので今までの公演でもリズムに乗りながら楽しそうに演奏していたが、ファイナルだからかなのかいつも以上に激しくなっている気がして、こちらも同じように身体を動かしながら見ていた。
猪狩さんの髪をかきあげながら歌う姿に、そこはかとなく色気と妖しさを感じた。まさしく"黒い髪乱して行け"を体現していた。
今度はギターの音色が特徴的なまぼろしへ。
聴くたび、聴くたびに猪狩さんの歌い方がアップデートされるような気がする。リズムの取り方とか息の吐き方とか、特に2番の歌い出しは毎公演のように変化していった気がする。
お次はカウントから始まるEmpty Dumpty。
まぼろしからのこの曲の流れは初日公演の時は中々驚いたが、しっくり来る。
相変わらず間奏の猪狩さんのギタープレーは何かに取り憑かれたかのように弾いていた。しかもいつも険しい顔をしているのに今回は割と朗らかな表情だった。さすがファイナル。
定番の七色のライトが特徴的だったメリーゴーランドはいい意味で力の抜けた猪狩さんの歌声を堪能できる。
太陽からもう目を逸らしたいが
生憎の健康体
泥に塗れたって 生きることが
使命らしい
という歌詞から始まるので、ダウナー系の気怠げな歌い方で進行していく。「生憎の健康体」というワードが猪狩さんらしくて好き。いつかのインタビューで皮肉った歌詞が得意というようなことを仰っていたのを思い出す。
ダウナーな感じはでているが、ダッダッダッというリズム感がクセになるので思わず身体を揺らしてしまう。
最後は猪狩さんのソロから消え入るように照明が落ちていく。そしてそのまま、SOUPへ。
ここの流れ、ライブを経るごとにますます自然に繋がっている。
ここのところ ココロ とことん探して
ココロここにあらずと知る
この韻の踏み方好き。
ココロがカタカナ表記なのは色々意味が含まれている気がする。誰にも見えはしないけど、誰にも見える、人間ならではのものな気がする。
そういう内面的な部分を猪狩さんは上手く言語化している気がする。
感想② グッズ紹介 〜海を渡ってきたアルバム〜
猪「ありがとう。tacicaです。
AFTER GOLDのツアーファイナルですけど、いつも通り小西がグッズを紹介します」
いつもの流れでグッズ紹介へ。
小「今回Tシャツは胸にツアーのロゴが入っています。後ろにはツアー日程が入ってます。
パーカーも胸に同じロゴが入ってて、後ろにはTシャツとは別バージョンのロゴが入ってます。今回パーカーは……開きます」
開きますって何だよといった具合に観客から笑い声が漏れていた。
そして今回も相変わらずクッションは実物を持ってきていた。
小「初日からずっとおすすめしてるクッションです。フォルムが良いですよね。物珍しい。他人家にあったら可愛いなって思います。裏にはtacicaの文字が入ってます。あとは会社に持っていったら、普段あまり話さない人と話すきっかけになるかもしれないです」
おすすめの仕方が独特。小西クオリティ。
続け様にトレーを紹介。こちらも実物をご用意。
小「見えないかもしれないですけどレーザー加工でtacicaロゴが入ってます。玄関とかに置いて小物入れに使えば、なくしものが減るかなと。この色目立つので」
小「ポーチを作ってきました。元はメガネケースです。パカっじゃなくてパカって開くバネ口のタイプです」
実物なしでジェスチャーでパカっじゃなくてパカです。っていう説明はもう笑うしかない。
小「スマホストラップは長さが調整できるようになってて使ってるんですけど、2回巻いてから使ってます。有り余る長さです。
持ってきてるサコッシュを付け替えたり、あとは違うバンドのグッズに使っても。勝手に知らないところでコラボレイションしてる」
小「キーホルダーはいつも革のもの作ってたんですけど、今回はAFTER GOLDということなので金属のものです。金属じゃないかもしれません。硬い素材です」
「アルバムがようやく海を渡ってきました。
是非手に取ってみてください」
グッズ紹介終了。
猪「ありがとうございます。
同じバンドのメンバーなんだけど、小西がただの他人に見える時がある。この人は一体何言ってるんだろうって時が。お金払って見に来ているのに」
大丈夫です。猪狩さん。グッズ紹介目当ての方もきっといらっしゃると思いますよ。
中「海渡ってきた、って福岡だって行ったけど」
小「いや、福岡は陸路だったじゃないですか。だから通ったっていう感覚です。俺的には渡ってないです」
猪「俺的には、じゃないんだよ」
中「小西くんがストラップ紹介してるときにコラボレイションって言ったのが笑えてくる」
猪「ドラム中畑大樹」
中「嬉しい!」
猪「札幌駅の北口、ビルが建ってるね。
昔は北大学力増進会しかなかったのに」
ほっくだいがくりょくぞうしんかいっ!とcmソングを口ずさんでいた。
こういうトークができるのは出身地ならでは。
感想③色々あったツアー
曲やります、とMC明けから宣言して始められたのはネバーランドそしてordinary dayとアコースティックセットの曲が続けられる。
ネバーランドのノスタルジックな歌詞と曲調が今回はより一層沁みた。ファイナル公演ということで今まで参加した7公演のことをしみじみ思い出して、でも一から十まですべて覚えていなくて、忘れてることのほうが多い。
"格の違いを見せつけるんだ"から本当に格の違いを見せつけるように声を張り上げて、演奏の音量が大きくなる。
ordinary dayも聴くたびに五臓六腑に沁みてくる。日々を重ねれば重ねるほど、ライブに行けば行くほど歌詞の力強さを知る。
生きて行くだけ
この歌詞にどれだけ救われたか。
また、日進月歩にも使われている「焔」という言葉がこちらにも使われている。意味としては、ねたみ・怒りなどの激しい感情や欲望で燃えたつ心をたとえていう語、とのこと。分かりやすく燃えている炎ではなく、メラメラと内側から熱を持つ感じがとてもtacicaらしい。
内側から灯ったそれを解き放つような激しい演奏だった花束と音楽隊。アルバムのティザーの時からずっと気になっていた楽曲で、初日の東京公演から大好きだったが、17公演目ともなるとさらに進化していて、もはや立っていられないくらいの衝撃。音で全てをねじ伏せるような気迫で全身全霊をかけているような気がした。そんなtacicaになら何度だってその一回を喜んで差し出せる。
小西さんのスラップ奏法の音色が特徴的に入る群青はそのタイトル通りの色の照明がステージを照らしていた。この曲もordinary dayのような日常、さらにダウナーな日常を歌うような曲。頑張ろうとか、毎日元気でいよう、とかそういうことは彼らは表現しない。こうやって日々を過ごしていることこそ讃えるべきかのように歌ってくれる。
通り雨が止んで
太陽が照らして暮れる帰り道
ここの"太陽が"のところで太陽を模した照明がパッとステージを照らしていたのも印象的だった。
イントロの時点から歓声が上がっていたバンドの代表曲、人鳥哀歌は始まる直前に猪狩さんがペンギンの人形をステージ中央にそっと置いてからスタート。御三方ともめちゃくちゃ楽しそうに演奏してくれているのが伝わってきて、こちらも楽しい。そして北海道のこの地でtacicaとも縁のあるこの会場で聴けて感無量。
大阪あたりからやってくれていた、ベースソロの際に中畑さんが小西さんの方を指差すあれを今回もやっていてくれた。
「我等、氷の上、炎天下を知る。」
こんなに相応しい言葉が歌詞にあるとは。
大歓声と大喝采が起こっている中、そのまま中畑さんのバスドラムが響きわたる。ざわざわとする中、中畑さんのカウントから不死身のうたに続いた。今ツアーで何度かやってるらしいが私的には今回初でとても好きな曲なので大歓喜。序盤は控えめに静かな感じで進行していくが、"リズムが消えて失くなった"からの転調でガラッと雰囲気が変わり、歌詞的には夢から覚めて現実に気付かされるような歌詞になる。猪狩さんの続け様に言葉を発して、その後を追うように中畑さんのドラムが続いて乱打する感じがとても良い。
なんとなく夜に部屋に一人で佇んで窓を見ながら歌っているようなイメージがあったけど、まさに夜をイメージしたかのような暗めの青い照明がステージを照らしていて、解釈一致じゃんと騒ぎたくなった。
暗転して少しの間を空けてからのアロンもいつにもましてカッコよかった。中畑さんのドラムはもう言わずもがなだけど、小西さんのベースと猪狩さんのギターも流石ファイナルというぐらいの盛り上がりを見せていてぶち上がる。
猪狩さんの"讃え合いたい"と"心得よ"のときの声の伸びっぷりがいつまで続くんだよと思うくらい凄まじかった。
既存曲メドレーが終わるとアルバム収録の夢中の演奏へ。この間のFCラジオで演奏が難しいとおっしゃっていたけど、そんなこと感じさせないくらい、CD音源流しているのかと思えるような演奏と歌唱だった。
サビの自問自答しているような、猪狩さんの生々しい感情を曝け出しているかのような歌詞が突き刺さる。
最後は音が鳴り止んで一拍ほど空いてから観客から拍手が起きていた。ここの無音まで演奏だと思っているのか、それとも感極まった人が多かったのか。
猪「ファイナルなんですけど、気がつけばあっという間で。色々あったなーって思う。熊本の方が札幌よりも寒かったり。向かう道中の山口県で北海道出身の僕らでも引くくらいの雪で。
小西がチューニングミスったり、声が出なくなったり、その時は僕がグッズ紹介したり」
小西さん苦笑い。中畑さんはあったねーという感じで頷いていた。
猪「正月に小西から電話かかってきて。普段はLINEとかは来るんだけど電話って滅多になくて、だから嫌な予感はしたんだけど。
も゛しも゛しってもう凄い枯れた声で。全然声聞こえなくて」
小「本当に声出なかった」
猪「スーパーで買い物してるときで、レジで会計してたからちょっとすみませんってレジ抜けて電話出たら、そんな声で。ゴメ゛ンってだけ聞こえて、あっ死んだなと思った」
水戸公演で声が出なかったらしいけれど、大事にならなくて本当に良かった。体調には気をつけてこれからも続けていただきたい。だけど、猪狩さんのグッズ紹介もいつかまたどこかで見れたらいいな。
猪「北海道のときはなかったけど東京きてから花粉症になって……。北海道の皆さん花粉症知らないと思いますけど」
中「北海道ないの?」
猪「全然ないです。
点鼻薬持ってるんですけど、なるべく使いたくなくて。花粉から逃げるように海を渡ってきます」
じゃあ最後に一曲やって帰りますと宣言した後に物云わぬ物怪を演奏して終了。
何度も書いている気がするけど、このMCからの歌唱へのスイッチングはどうやっているんだといつも不思議に思う。
もう急いで帰ろうとも
友達は思い出になっただろう
古くて草臥れたモノばかりが
頬掠めて過ぎ去っていく
北海道でこの歌詞を聴くと、まるでtacicaの歴史を追体験しているような気分になる。20周年を迎えるtacicaと40歳を超えたお二方の今に至るまでのことを曝け出しているかのよう。
やるしかないのさ
そして最後はこんな歌詞で締められる。長い時を経た彼らの「今」の言葉にがっちりと胸を掴まれる。
こちらも夢中のように最後の一音から一拍ほど空けてから観客から拍手が起こっていた。
ありがとうございました、と猪狩さんが観客へと言葉を発すると小西さんは丁寧に深く頭を下げて、中畑さんも頭を下げていた。
感想④ アンコール
アンコール登場すると、猪狩さんがありがとうございますと観客にお礼を言う中、中畑さんは観客に手を振っていた。
中「何か皇室の手の振り方みたいだったね」
北海道のライブハウスの名前を羅列すると、中畑さんは全部やったことあるかもーと言っていた。
猪「ここのベッシーとかコロニーとかはよくお世話になった場所なので、海を渡ってこれて良かったなと思います。今回ポスターを作ってきたんですけど、事務所のところには歴代のポスターも貼ってあります。終わったら物販に立つので良かったら見ていってください」


触れなかったけど(本当は触っても大丈夫)いままでのポスターが連なっていて、向かいにはインディーズ時代のtasika表記のポスターまで貼ってあった。
再度「ドラム中畑大樹」と紹介されて、さらに嬉しい!と中畑さんが言っていた。
ギターソロから始まっていくCo.star。
馳せるの後にドラムが入ってデデッと混ざり合って演奏されるところにはMVのようにCo.starという文字が浮かんだように見えた。と思っていたら、別の鹿の仔もそう思っていたようで歓喜。
また、歌詞とか分からなさすぎるけどかっこいいという意見にも握手を求めようかと思うくらい同意。一応、考察と言えるほどのものではないけれど、共演者という意味があるので、ドラマとか御伽噺のようなフィクションの世界ではなくて、このしがない現実の世界で一緒に生きていたいというような曲なのかなと思ったり。
人鳥哀歌のようにラスト前に手拍子が起こるのもtacicaにしては珍しい。その後、中畑さんがスティックでカウントを取ってからのラスサビはライブならではの流れ。
「じゃあ最後にアースコードという曲を。どうもありがとうございました」
との宣言通りから1枚目のアルバムの最後の曲をここで演奏。この曲自体はライブでも割と定番で演奏されることがあるが、北海道でこれを聴けることに感動した。
陽なたに書くことを止めてしまった
僕等の物語
なぁまた目を見開いて
記憶に読ませて
1枚目のアルバムでこんなことを歌うってなかなか尖っているなと思う。でもこれがすごくtacicaらしい。この王道ではない感じが今になってもブレてないし、だからこそ現実を捉えているようで心に突き刺さるフレーズがあるのかもしれない。
アウトロはライブバージョンで長く激しく演奏されるのがお決まりだけど、今回このままもっと続けてくれと思うくらい名残り惜しい音だった。最後のドラムが響く中、猪狩さんはありがとう、と言った後にオフマイクでもありがとうと発していた。それに応えるようにこちらは盛大に拍手を送って、彼等を見送った。
ステージを降りて、客席向かって左側の脇道を通っていった。その時、近くにいたので小西さんにお辞儀をするとお辞儀を返してくれたように見えて、たとえ見間違えでも嬉しかった。
2時間近くやっていたのかと思うくらいにあっという間に、そして17公演もあったのかと思うくらいあっという間のファイナルだった。
セットリスト
倒木
日進月歩
ミカラデタサビ
まぼろし
Empty Dumpty
メリーゴーランド
SOUP
ネバーランド
ordinary day
花束と音楽隊
群青
人鳥哀歌
不死身のうた
アロン
夢中
物云わぬ物怪
en.Co.star
en.アースコード
初日東京からはLEOが不死身のうたに変更になったくらい。各地で色々変化しているとのことだったけど、どういう割り振りで決められたのか気になる。
おわりに
17公演のファイナル。9月に発表されたときに向こう半年近くの予定が埋まったなと思っていたのが最近のことのようにまだ思っている。
楽しい時はあっという間に過ぎて行く不思議。
AFTER GOLDが発売してもう(まだ?)5ヶ月近く経つという不思議。
何年も前からあった曲のようにバンドサウンドで自然に馴染む不思議。
今回のアルバムリリースとツアーを振り返ると不思議なことがいっぱいだった。なので、ごちゃごちゃ考えたってどうせ分からないし、表せるような言葉力()もないのでシンプルに。
今でしか出来ない最高のツアーと素晴らしいステージをどうもありがとうございました。
おわりのおわりに
〜鹿の仔感想会〜
今回せっかくの機会なので、鹿の仔とジンギスカンを喰らいながら感想会をしようというイベントに参加させていただいた。
9月に知り合った鹿の仔の方が主催してくださった会。猪狩さんがインスタで投稿していた店を私が見つけ出し、おすすめしてみたら、ここにしましょうと主催の方からも好反応をいただき、ライブ会場からも程近い士別バーベキューへ。

私は物販で猪狩さんに明日の弾き語りも行きますと厚かましく伝えてから現地へ。
グッズ購入で遅れるお一方以外は、ぬるっと合流できてそのままお店へ。その後、無事に全員合流。ほとんどの方と初めましてだったので自己紹介からスタート。ファイナル公演後だったこともあり、初めて会ったと思えないくらいに話が弾む。一人を除いて全員が飛行機に乗って北海道まで来ている猛者たちなので、それはそれは盛り上がった。


ナニユエくんとたぬきちのアクスタはベトベトに。
今日のライブの感想はもちろんのこと、好きなtacicaの曲や初めてtacicaを聴いた時、ライブに行った時などなど。普段からきっと皆さん聞きたかったんだろう話をぶつけ合っていて、私はただ楽しくて笑っているだけだった。
ジンギスカン自体も美味しく、北海道だからか野菜も美味しかったし、飲み物も色々あったようで非常に良いお店だった。最後にサービスでホットワインが出てきて、私は飲まなかったけれど、飲んだ方が絶賛されていたので飲めばよかったと若干後悔。
2時間ほどの時間を過ごした後、帰る2名を除いたメンバーで札幌の文化、シメパフェを堪能しようと店探しに。しかし一軒目は20組以上待つような店のため近くの姉妹店へ。こちらも並んではいたが10分ほどで店内へ。
ここでもまだまだ話題は尽きなかった。




酔っていたし、白熱していたので話したこととかそこまで覚えていないけれど1時近くまでいるくらいには盛り上がっていた。
明日の弾き語りには参加できないという一人を除いた全員にまた明日と言ってから解散。いつぞや別の鹿の仔に、大人になってまた明日って言えることってなかなかのこと、というようなことを言われたことを思い出していた。
深夜で寒い雪道のはずなのに、全然興奮がおさまらなくて暑かった。このまま一生続いてくれと思うくらいの楽しい時間だった。
こんな私とも話してくれた方々皆様に感謝。
そして、企画してくれた主催者に多大なる感謝を。
またいつか、どこかで。
好きな映画や物語が
この頭を目掛けて
張りぼての身体の中
満たされちゃってやるしかないのさ