(うとQ世話し 直近近況報告)
2021/8/18
(うとQ世話し 直近近況報告)
1ヶ月間、外国人従業員のワクチン接種予約に奔走しましたが、地域や年齢制限の余りない自衛隊の大規模摂取会場での予約取りが毎回予約受付開始からたった2分で回線パンク状態となり、苦労賛嘆しているところに、当店のお客様情報から近隣のクリニックでワクチン接種が可能かもしれないと知り、早速昨日相談にお伺いしたところ、我が国国民に対してされた説明内容と外国人に対するのでは回答がまるで違っており「やっぱりそうか」と何も言わず引き下がって戻って参りました。
ところが同じ日の夕刻依頼していた弊社メンバー全員とその家族のPCR検査結果がメールで来ており、チェックしたところ、自分と従業員の息子さん以外は従業員両夫婦とも陽性とのことでした。
ワクチン接種前に突如PCR検査の依頼をした件につきましては、8月13日のディナータイム開始前に従業員の一人が体調不良を訴えたため、即座に店を閉め、PCR検査を受けさせるべく各従業員家族全員を翌日早くに近隣の病院に向かわせたのですが、手続きがやたらと面倒くさく、仕方がないのでネットで自宅検査が出来るタイプのPCR検査キットを探し出し、即座に取り寄せた後、使い方の説明や指導は電話では無理だと判断して、全員をお店の控え室に集めて検体を取り、それを送ったという経緯がありました。
そのきっかけとなった従業員は今では平熱。他の4人は全くの無症状ですが、だからといって当然お店を再開するわけにはいきません。
そうして再会したところで、もうどうせお客様は来ないでしょうし。
そうした食い扶持が狭まる一方、直近の解決手がかりである検疫や入院もこの時期、非常に困難な状況であることも当たりを付ける前から明々白々なので、どうしたものかと。
翻ってみれば、幾ら外国人とはいえ彼らとて同じ「人の子」
足下では、現在全員が恐怖と先行き不安に駆られ、絶望感からか家族によっては状況把握のための問いかけ電話にすら出ないものもおります。
又、お店を閉めているために幾ら売り上げがないとはいえ、最低限の給与は支給しなくてはなりません。何故ならこれまた矢張り「同じ」人の子だからです。
我が国国民だからとか外国人だからとか言う区別をしている場合でもありません。
飛行機で飛ぶと眼下に国境が見えないのと同様、長崎の出島みたいなところでずっと暮らしていると人種による違いというのも余り感じなくなっております。
人種によらず性根の「まともな人間」はなんとか助けたい。
それにしても、完全な八方塞がり。
進に進めず、引くにも引けない。
さて、どうするか。
動けるのは陰性の自分だけです。もう一人の陰性、従業員の息子さんは社外の人間ですし。
追記)
本日は文章を推敲している暇がありませんので、そのままアップさせて戴く失礼をお許しくださいませ。