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ウトニューレトロ手帖

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九州の真ん中、熊本県宇土(うと)市。このまちに眠っているレトロ建築を掬い上げて魅力を再発見するnoteです。「懐かしさと新しさの交差点」という視点からまちおこしを考えていきます。
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#まちづくり

かたちーまる編

四角い窓や三角屋根。 建築物の絵を落書きするとき、無意識にも直線の組み合わせで描く癖がいつの間にかついている。 だからか、建築に現れる“まるい形”に何か特別なものを感じてしまう。 特に、この建築の“まる”へのこだわりはすごい。 例えば、窓。 角を丸めた窓。ここでは、さらに外側にコンクリート製の丸い装飾が施されている。 そして丸い照明。 壁パネルの装飾。 ショーウインドウの角にも“まる”。 他にもいろんなところに大小様々な“まる”がある。 ディズニーランドの隠れミッキ

タイルーきらきら編

壁にタイル。床にタイル。犬も歩けばタイルにあたる。 私たちが気付いていないだけで、街はタイルにあふれている。 住宅街の路地裏に入ると現れた黒く光るタイル。クリーム色の外壁とのコントラストも相まってこのタイルが際立つ。 元美容室のポーチにあつらえられたタイルは、その佇まいから、まるでこの店の看板のような存在感がある。 木造であるが、鉄筋コンクリートで作ったかのような建物のかたち。モダンさを追求した設計者のこだわりが感じられる。 なによりもこの小さなタイルたちに注目して