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2023年1月
これは、口語詩句投稿サイト72hに投稿した私の俳句です。
春を待つ
はるっておなかすくのかな
「春を待つ」と言うけど、私たちが待つだけじゃなくて、私たちが来るのを待つ春もいるのでは?私たちを待つ春はお腹をすかせている気がする。
春隣安心したいだけなのに
別に冬のことが嫌いなわけじゃないのよ。ほっとしたいだけなの。
煮込んだら減るし
みんなもいるんだし
鍋をするときいつも、フタが閉まりきらないほどの具材を入れてしまう。それでも煮込めば嵩は減るし、いっしょに食べてくれるみんなもいる。いてくれるよね?
除雪するほどじゃない道努力賞
これは雪国に来てはじめて知ったことなのだけど、除雪される道にはあからさまな優先度がある。
ビルトインスタビライザー冬終る
ビルトインスタビライザーって言いたかった。世界の仕組みとして冬は終わる、そういうことになっている。
水仙花泣いてワールドイズマイン
泣いて泣いて駄々をこねてる子どものイメージ。水仙の花言葉は自己愛。ワールドイズマインって言いたかった。
投稿6
佳作6
評
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