帰省のススメ!“超高齢化”社会に向けて「シニアを元気づけよう」
自称“スーパーカン”(超還暦)のゆーしんけんです。よろしくお願いします。
報道番組の女性アナウンサーと言えば、クレヨンしんちゃんも「えっちゃん」と呼んでデレデレになった『ニュースステーション』(テレビ朝日/2004年終了)のサブキャスター・小宮悦子さんが人気を博しました。
現在は後継ニュース番組『報道ステーション』が放送されており、個人的には安藤萌々さんと下村彩里さんのファンです。
ちょっと脱線してしまいました。ここから本題に入ります。
GW直前の4月26日(金)には、安藤萌々アナウンサーがバスタ新宿(新宿高速バスターミナル)を取材しました。海外から日本を訪れる観光客「インバウンド」が過去最多となる一方で、日本人は実家に帰省するケースが多いといいます。安藤アナによると200人ほどにインタビューしたところ、高速バスで島根や山梨など地方に帰省するとの声が目立ったそうですよ。
昨年のGWにコロナ5類に移行してから1年が経ち、今年はさらに帰省しやすくなったことも関係しているようです。
昨年2月にオンエアスタートしたJR東海の新CM『会いにいく、が今日を変えていく。』は歌手のUAがCMソング『会いに行こう』を歌って話題になりました。そのCMでは久しぶりに孫たちに会えて喜ぶおじいちゃん、おばあちゃんの姿が感動を誘ったものです。
今年の3月からはハナレグミが歌を担当して、吉高由里子が主演するCMに代わりました。より軽快な雰囲気の編曲とあいまって再会場面もライトな感じになっています。コロナ禍で移動もままならなかった状況から、ようやく帰省できるまでに戻ったことがうかがわれます。
約2年半前にジブラルタ生命保険株式会社が公表した『家族愛に関する調査 2021』で、20歳~69歳の子どもがいる方を対象に「子にしてほしいと思う親孝行」について調査しています。1位は「元気な姿を見せてくれる」(36.1%)で5位が「孫の顔を見せてくれる」(22.7%)でした。
日本の総人口は令和4年10月時点で1億2,495万人。65歳以上の人口は3,624万人で高齢化率は 29.0%。令和52(2070)年には2.6人に1人が65歳以上、4人に1人が75歳以上になると試算されています(内閣府『令和5年版高齢社会白書』より)。
また厚生労働省は高齢者の雇用について「65歳までの雇用機会の確保」および「70歳までの就業機会の確保(令和3年4月1日施行 )」といったルールを明示しています(厚生労働省「高年齢者の雇用」より)。
少子高齢化が問題視されるなか、地域行政や大手求人サイトでもシニアの雇用促進を謳っています。当の高齢者も働けるうちは頑張りたいと考えている人が少なくありません。
しかし働き盛りの年代に比べると、どうしても体のあちこちが痛くなったり、スタミナが続かない可能性があります。そんなシニア世代のモチベーションを維持するには、子どもや孫に会うことが一番でしょう。「帰省」はこれからより重要な意味を持つことになるかもしれません。
JR東海「会いにいこう」フルMV ~ハナレグミ ver.~
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