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“姉御肌”な起業家が紆余曲折の日々を吐露「モチベが上がる」一冊

noteのクリエイターだけでなく「起業を考えている人」「起業した人」にこそ読んでほしい。

トップクリエイターの呼び声も高いクロサキナオさんが出したペーパーバック『少しだけ昔を語っても?: 私がnoteを始めるまで』はそんな一冊です。


「え?起業家?noterじゃなくって・・・」

そうなんですよ。クロサキナオさんと言えば、その存在を知らないクリエイターがいないのではないかと思えるほど活躍していますが、IT関連の起業家でもあります。

これまでもnoteやX、電子書籍・Kindle版などで起業家として味わった苦悩やnoteとの出会いについて書かれています。すでに読まれたnoterも少なからずいることでしょう。

だからといって、このほど出版したペーパーバックを

「だいたい内容は想像できるし」

などと捉えてたら大間違い。

クロサキさんが自ら起業するまでを赤裸々に綴っているからです。

事務所や必要機材の準備から税理士との関係、何よりさまざまな人々との出会いがいかに大切かを語っています。

あまり内容に触れては読んだときの楽しみを奪ってしまうので控えるとして、私なりにまとめた「相関図」を紹介しましょう。


『少しだけ昔を語っても?: 私がnoteを始めるまで』の相関図(ゆーしんけん作)


クロサキさんはIT企業に就職して共に働いていたメンバーと「トライアル起業」を経て独立。自ら起業します。

Y氏、H氏、O氏といった面々との関係性は、起業する際の参考になるかもしれません。

起業してから知り合ったスタッフ的な仲間を「起業パートナー」としました。たとえば、C氏はWebデザイナー、M氏はITエンジニアといった感じです。

「他キーパーソン」は時々登場しますが、良くも悪くも個性派揃いで「事実は小説よりも奇なり」を思わせます。


クロサキナオさんはいくつかの局面で言葉を残しています。

あるときは「世の中捨てたもんじゃない」と救われた気持ちになり、あるときは「現実は無情」と肩を落とす。まさに紆余曲折の日々を乗り越えてきました。

彼女がnote歴1年1か月にしてここまで成功したのは、そうした経験で培ったマインドがあるからではないでしょうか。

本書はそうした意味で「起業する人」「起業した人」や「悩めるnoteクリエイター」の背中を押してくれるはずです。



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