マーカーを追いかけるゲーム
本来ならば既に発売されており、予定通りであれば今頃YASUKEしていたはずなのだが、色々な力が働き叶わなくなってしまった。
今は前作となるアサシンクリードヴァルハラを追いかける形で遊んでいる。
前々作のオリジンズからオープンワールドRPGとしての路線変更をし、ボリューム、ストーリー、戦闘、全てのバランスがよくまとまっていると思う。
さて、最近ヴァルハラをプレイしてて思うことがある。というよりも前作のオデッセイや他タイトルで言えばウィッチャー3などでも言えるのだが、自由度が高すぎると目標ポイントが非常に分かりにくいのである。
そこで、便利なのがクエストマーカーである。クエスト目標に加えて目標点がマーキングされ、そのマーカーを追いかければ紛れなく進行ができる。
そこで、途中から疑問に思うことがある。「これは探索しているのではなく、マーカーを追いかけているだけなのでは?」
ただ、このマーカーがとても優秀で現在地から方向、マーカーまでの距離、高低にいたるまで丁寧にマーキングしてくれるのだ。
あとはアサシンの無限のフィジカルで障害物など気にせず一直線に走るのだ。(リヴィアのゲラルトは変異しているがアサシンよりフィジカルはよわい)
さて、みなさんどうだろうか。次に行く目的地などあまりよく聞いてなくてもゲームが丁寧にガイドしてくれます。あれ?俺なんでここに向かってるんだ?と思うこともままあるでしょう。(ちゃんとプレイしてればないか?)
あなたはヴァイキングの戦士、エイヴォルとしてノルウェーからイングランドに続く広大なオープンワールドに挑む。待ち受けるはどこまでも続く冒険。あの手この手で手探りしながら自分の力で道を切り開く!
というRPGではなくクエストガイドに添いながらマーカーを追いかければ取り敢えず"詰む"ことはほとんどない。
プレイフィールとして、ゲームに遊ばせてもらっていると感じる人もいるのではないだろうか。
ただ、これについて自分は全肯定したい。自分はけっこうオープンワールドRPGが好きでヴァルハラも現状でまだクリアしていない状態で100時間プレイしている。なお、メインクエストを最速で追いかけると40〜60時間程度だそう。
ただ、このメインクエスト以外を追いかけることこそがオープンワールドの醍醐味とも思っている。
先にこっちのアイテム回収(マーカー)しよかなー。こっちのイベントも進めたいなー(マーカー)、近いからここの装備品回収しとこう(マーカー)
どうだろうか、マーカーがあるからこそ自分の進む先が決められる。マーカーは自分に対して遊び方を提案してくれているとも考えられるのではないだろうか。
きょうび、マップアプリなしでその辺を歩き回ることもないであろうし創作の物語の中であれ海賊なども宝の地図を参照しながら宝探しをするのだ。
マーカーに誘導されながらゲームを進めてもいいじゃないか。そして、そのような遊び方をしていて気付くのである。
「レベルデザインめっちゃ緻密やんけ…」と
取り敢えず早くヴァルハラを終わらせてシャドウズに備えたいものである。(ミラージュはプレイしているがノーカン)