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音楽教室の一週間・カエル・まだします

カエルのおんぶ


生徒が音楽室に入ってきて、窓際のガラス細工のカメレオン?
に話しかけているので、
カエルをわたしたら、
なぜか背中にのせて見せてきて、
その様がおかしくてかわいくて
なにやってのよ、といっしょに笑いながら写真をとった。

10月のコンサートがきまって、譜読みが始まっている。
そして、まだまだはかどらない。
ひとしきり笑ったあとは、
集中もいい。
今日は捗ったね。


まだします

楽譜をよむのがどうしても気乗りしない
幼児さんにはしばらく楽譜を諦めて
めりさんの羊に簡単な伴奏をつけたのを
先週一緒に作って、
小さなノートに
やってきた数だけ花びら塗っておいで、
やりたかったらね。
といって、渡したら、
4ページにわたって花模様がえがいてあって
追加ページには
「まだします」
と書いてある。
なかなかに意欲的でよろしい。

 

この機会に五線を読み解く力を

コンサートの曲を渡されて、
まだまだ、中学年あたりの子達は
譜読みが雑で、ちっとも楽譜と向き合わない。
1.2回楽譜をにらめっこして弾いたらすぐに適当に弾き始めては
間違ってばかりなので、
ここは腰を据えて、音符の高さの読みを徹底することにした。
この機会に、五線を「音楽的流動的」にとらえること
それによって、
いそがず、おごらず、よどまず、心開いてピアノとむきあえるように
してほしいと思う。
まちがってもお母さんが先先教えて、
じぶんで読み取る力を逃してしまわないように。

コンサートの曲だからって、急いでしまうのはもったいない。

ショパンのバラードの1番

個人的には6月なかばくらいから思いついて
ショパンのバラードの1番を譜読みしている。
いそがず、おごらず、よどまず。
すこしずつ手に馴染んできて音楽が流れ始めると
やっぱり楽しい。
日中なんとか1時間ほど練習の時間をとっている。



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utena music fieldは、小さな音楽教室を営みながら、音楽を起源から見つめ直し、音楽体験を深めるプロセスを紐解く方法として「音楽プロセス体験」を研究しています。
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愛媛の片田舎でがんばってます。いつかまた、東京やどこかの街でワークショップできる日のために、とっておきます。その日が楽しみです!