初レッスン
冬至の会のときに渡した黒い紙に、
ろうそくを描いて持ってきてくれた子がいました。
私が通り過ぎたとき、ろうそくの炎が風でゆらっとゆれ、
男の子たちが、「もーせんせ。きえるやんか」とブーイング。
そうだ、あのときのろうそく。
炎は傾いて、さらにその先がさらにかしいでいて、それでも炎は立とうとしていて、そして風が見える。
子どもたちがちゃんと受け取ってくれているのには、
ほんとに救われる思いがします。
長い休みのあいだには、カレンダーを渡しておいたのですが、
これもきちんともってきてくれて、丸がところどころついていて、
教室にくるなり飛びつくように、子どもたちはピアノの前に座ろうとします。
それを押しとどめて、
冬の間に、考えていた、新しいレッスンノートの場所と、教室にきて、まずそれをひらくこと、を説明するのが、まずは、初レッスンの初仕事。
去年のがよくなくて、なかなか子どもたちも愛着を感じられなかったようだった、レッスンノートですが、今回は、かなりいい食いつき具合。
これはコクヨの厚紙製のファイル、二穴の紙を挟むファスナー用の穴が空いているので、別売りのファスナーをつけました。
右が、一月で1ページのレッスンノート。流れがひと目でわかるようにしておきたかったから。
左はグループレッスンの資料や、練習した五線紙などをファイルしていくほう、
ファスナーが、シンプルなものなのでかさばらず、ガタつかないので書きやすい。2つに折ってかくこともできるので、場所も取らない。
昨日今日の生徒たち、よく練習していました。
冬至の会を経ると、子どもたちはいつもひとつ大人になったかんじがします。
ふざけてばかりだった男の子軍団も、いたってまじめで、ちゃんと話を聞いてくれます。
コクヨのこの組み合わせはとってもきれいに整理できておすすめ。
色もシックでよい。
対話を覚えつつある子どもたちに、
まっとうに「書く」アウトプットの方法も身に着けさせたい。レッスンという限られた時間の中だけど。
愛媛の片田舎でがんばってます。いつかまた、東京やどこかの街でワークショップできる日のために、とっておきます。その日が楽しみです!