音楽前夜
サークルのほうで、音楽以前の音楽の存在が話題になりました。
例えば、風が吹く様子とか、鳥の羽ばたきとか、そういう時間の流れの中にあるものもそうだし、小石のかたちや、心の揺れ加減、バランス、デザイン、質感(テクスチャ)重み、重力、世の中にあるものはすべて音楽の素材となり得る、と捉えてみる。
さらには、社会を構成しているシステムや、人体という複雑極まりないシステム。
そういうのを総称して「音楽前夜」と名付けてみることにしました。
昨日、noteをもっと気楽に書こう、と思って、表装の名称をかえようとおもいたったのです。
それで、昔ブログの名前でつかっていた「おと〜音楽へ」を復活させようと思ったのですが、なんか、それでは変えられない気が。なんていうのかな、もっと広いところからさわっと掬うようにして、そういうのがいい。
こうした変化は、HPとnoteの有料の場と、そしてnoteのこういう記事。分類分けが進んできたことがあります。それから、私自身がニッチとはいえ、狭いところへ追い込んでいくのもヤダ、と思うし。
音楽、をうーんと広義で捉えてみる。というか、そうなるとそれは別に音楽でなくても良くなるから、植物の話に没頭したって良くなって、これなら気楽に行けそうだ。
うんとやっていることが濃くなっていくに従って、むしろそういう場所も必要になってきてるのね。これ自体が造園設計みたいや。ホームページや有料の場所が建物のようにキチンとした場所だとしたら、もう少し原っぱみたいなところで、でも、そこにも音楽はある、みたいな。
ということで、名前を「音楽前夜」としました。
夜というのは、無意識でもあるし、朝になる期待感もあるし。静けさでもある。
ここから音楽が生まれてくる、という期待を込めて。
ということで、これからもよろしくお願いいたします。