教える側が居座らない
何が、「まなぶ」ということをつまらなくしているのかな、と、ちょっとこれはちゃんと考えたいなと思うのです。
そこにはいろんなことがたくさん関わっているから、できるだけ沢山掘り起こしたいな。
だから、これはその中の一つ。
タイトルにもなっている、教える側が居座らない。ということ。
教える、伝える、ということはある種、相手に押し付けていくことでもあると思うんですよね。これはね、しょうがない。伝えるってときには、アクションを起こしてるわけだし、パッションというか、相手が思わずこっちを見たり、聞いたりするような、なんていうか、小さい小さい衝突が必要なのだから。
ただ、そこに居座ってしまってはいけない。
できれば、気配すら消してしまう。
すっと、余白をのこして引いていく。
海岸に寄せて引く、波みたいに。
そしたら、そこにできた空間を共有していく。
改めてそこに参加していく。
教えるということも対話も呼吸なのかもしれないです。
やりとりがうまく「見えて」くるときは、本当に楽しい。
すこし、そのタイミングとか、やり方なんかが
身についてきた気がします。
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昨日の夜はメンバーズシップでのディスカッションでした。
今朝は、小学校1・2・3年生のグループワーク。
やる前はいつもちょっとプレッシャーもあったりするのですが、
いざ、時間がきてしまえば、あっという間。
3年生は付点四分音符を1時間かけて体験しました。
きっと、付点四分音符が大好きになったに違いない、という
自信があるぞ。
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昨夜のディスカッションでも、子どものワークでも同じで、
そこにできる、”このメンバーだからこそ”、の波のようなものが
あって、これを味方につけられた時は、だいたいよい伝えあいができる時。
それを生かす、というか、それに生かされるというか、
その波にのって、ちょっと突いて、
そして、引いてみる、ちゃんと反応がかえってくると嬉しい。
もう、それ自体がセッションなんだと感じるんです。
演奏してもしなくても、そこに音楽はある。
それをおしえてくれたのはやっぱりutena drawingだなと思います。
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utena drawingによって見えてきた、一人ひとりの中に生まれる音楽。
そのプロセスを大事に生かすために、音楽教育を変えたい。
ここの音楽教室は軌道修正を続けています。
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愛媛の片田舎でがんばってます。いつかまた、東京やどこかの街でワークショップできる日のために、とっておきます。その日が楽しみです!