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2月の音楽室

子どものテクニック


2月は淡々と、粛々と毎日が過ぎていきます。
特別なイベントがなくお休みもないこの機会に
生徒たちには、テクニックやスケール練習など、
それぞれの課題に向き合ってもらっています。

テクニックって、早く弾けるようになるとか、間違わないで弾けるようになる、とかいうことじゃあないなあ、と、つくづく思います。
姿勢を良くしなさいと言えば硬くなるし、指をもっとしっかりというと肩が上がる、そんなもんです。
めんどくさい身体とのやりとりが、少し実る、少し解れる、解放された耳に音が届く、そして身体にその揺れが届く。

まえに中学生の女の子が
「お母さんにピアノを弾くときは姿勢がいいね」と言われたと言ってて
そういうのは一生の財産になってってくれるといいなと思います。
背骨が自然に立つということは、両方の耳がきこえるってことだ。
(と書きながら、自分の背を揺らしてのばした、いや、私本当は猫背、生徒見習おう)

ミュージックリテラシーワークブックの成果

2ヶ月ぶりに大人の参加者さんが戻って来られました。
大人は、ほんと、続けてる人みんな尊敬します。
みんな忙しいのはわかっています。

大人の参加者さんは、時間変更の連絡も多いです。
それでも、ここにくる、音楽する、ピアノ弾く。
もうそのきもちが尊い。

で、その2ヶ月ぶりの参加者さん、くる前の連絡で
「音程が怪しくなっているから、レッスンを」とおっしゃっていたので、
はい、なんどでもゼロからやり直しましょう、と思っていたのですが、
リズムも音程もしっかりと定着していて、問題なくまた一歩歩を進められたようです。

私にとってもこれは、大きな成果。
東京へ行けなくなった時に
理論や正解をあてにいくのではなく、
”体感をしっかり育てるソルフェージュ”のテキストを作る時間に当てました。
そのテキスト「ミュージックリテラシーワークブック」を使いながらのこれまでのワーク、無駄ではなかった、お役に立てるんだと思うと、ホッとします。


utena music field は、音楽する身体と対話したいと思うし、それが暮らしへつながる音楽と思ってやってきています。
淡々としたこの日々のなかで、ちょうど今頃の木の芽のように、つのぐんできてる。

utena drawing についてはこちら

ミュージックリテラシーワークは
hpで公開しています。hpを移築して保留になっていますが、続き書きます。未整理ですみません。
こんな感じです。手作り感満載。

https://utenamuse.jp/mlwb1-4/



愛媛の片田舎でがんばってます。いつかまた、東京やどこかの街でワークショップできる日のために、とっておきます。その日が楽しみです!