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生徒の「きいてきいて・・」がまた始まる。

マガジン ”音楽”を伝える音楽教室に

一応言われたようにピアノを弾くけれども
それより、ふっと、思い出すらしい。
カエルが絶叫するほど怖いことや、
昨日の小さな楽しかったことを。

あんたね、って思うけれども、
まるでこたつで話してるみたいに、
ねえねえ、って、生徒がタメ口で話しかけてくる。
子どものそういうところ、
実はめちゃくちゃ共感してしまう。
だってね、私が好きなのは、長靴下のピッピや
赤毛のアンや、やかまし村なんかだもの。

そしてそういう子は観察力がなかなか鋭い。
ちゃんと世の中見てるし、
自分も見てるし。

母親でもない、先生でもない、
生徒にとって私ってどんなふうに映っているんだろうか。

そうして、私は私で、
今ふと思いついた話を聞きながら、
この観察力、想像力をどうやって音楽に向けていけばいいのかなって
思い巡らせる。

大丈夫。
これからこのことのお付き合いは少なくとも5年は続くだろうと
思って、そのくらいの見通しで
レッスン構築を練っていく。

まだまだ、音楽の海でその力を発揮する
には材料が足りないから
少しづつ、揃えていくのだ。


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愛媛の片田舎でがんばってます。いつかまた、東京やどこかの街でワークショップできる日のために、とっておきます。その日が楽しみです!