サークルを立ち上げてみました。
utena drawing の使い方に慣れながら、自分の音楽体験を育むサークルを立ち上げました。そこにはこんな意図があります。
芸術を今すぐ、身近に感じる
芸術というものが、どこかとっても高尚なものになって、手が届かなくなっていくとしたら、とても残念なことだと思います。
多くの人が芸術を前に身構えてしまう・・そんな場面もたくさん見てきました。
音楽 を 描く
この行為は音楽なのか、絵画なのか、 はたまた運動(ダンス)なのか。
そのへん、あまりできあがってくる結果を云々しないで、そのプロセスに起こってくる出来事を楽しんでもらえたらいいなあと考えています。
「描く」というのは素朴な体験で、1才のこどもでもやっている人のなんか根源的な芸術活動みたいなものだと思うのですね。そうやって、人は自分を知り、外の世界を知る。
感覚が広がっていくことは、外の存在と自分という存在の両方を結んでいくことで、子どもたちもそれをとても必要としていると思います。いえ、子どもだけの話じゃない。わたしたちがまず、その根っこに少し空気が必要なんじゃないかな。
ただ、それはたくさんの経験を経てきた大人にとって、「なかなかバカになれない」ので、かんたんじゃない。そこにはとっても繊細な問題もたくさん引っかかっているみたいです。自分を愛し、認め、育む。
音楽を描く’の歯車の一つは自分自身の素朴な体験です。
西洋音楽、というフレーム
音楽、というのはいつでも本来誰かの体験だったはずのもの。
そして、それを共有し、共振し、互いを理解することで、音楽というのは、体験の深まりを増していった・・・
私達は結局現代に至るまで、西洋音楽(つまり五本の線で描ける音楽)というフレームを活用して音楽を共有してきています。
それももとはたった12の音でできていて、本当にそれを考えると不思議ですよね。
この12の音を結び、つないでいくのは、人の体験なんだと思うんです。
音楽を描く’のもう一つの車輪は、この西洋音楽が培ってきたものを楽譜や楽器をつかわないで体験してみよう、という試み。
utena drawing を使える道具にする
音楽への体験と理解。
それが音楽を描くutena drawing を通して深めていくものです。
そして、いつか、ではなく、もうはじめたとのときから、
自分の音楽に出逢う
音楽を描いて伝える・伝え合う
音楽を描いて掘り下げる
そこへの模索が始まります。
そうしながら、もし、自分の楽器がある方はぜひそこへうんと体験を流し込んでいってみてほしいのです。
なにが、どうなるのか、やってみないとわかりませんが。楽器をされていた人も少しなにか変わってくるかもしれません。
音楽教室の先生は、ぜひ生徒さんとこのutena drawing で音楽的対話を試みてほしいと思っています。
そうやって、utena drawing を道具として育てて行っていただけるのを楽しみにしています。
オンラインという不安はあるけれど、そこに期待もある
今までワークショップでやってきたときにはリアルタイムで情報をやり取りすることができました。でも、ここでは、自分で模索し、自分で掘り下げてもらわなければならなくなります。
どこまでお伝えできるかな。
という不安がないわけではないけれども、逆に、周りに振り回されないで、自分に引き寄せて自由に体験できる、というメリットもあると思うのですね。
自由に体験し自由に迷う。
その分リアルでするより少し時間はかかるかもしれません。でもそれは悪いことじゃないのかもしれない。
そういうふうに私が持っていけるかどうか、という勝負感もあります。
どうか、参加者さんで盛り上げてください。
参加方法
月600円です。
動画をときどきあげますので、やってみてください。
下のリンク内、
プラン「楽しくコース」に入会ができるようになっています。
今の所プランは一つだけです。
使う道具を準備してもらわないといけません。
まあ、描ける紙と筆記具があれば良いのですが、滑りの良いものが必要です。
おすすめはこちら。