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【自主ゼミ】産学官共創デリジェントゼミ 第二回 2024/10/21

2024年度Aセメ産学官共創デリジェントゼミ(通称デリゼミ)の対面授業がついに始まりました!
デリゼミは、大学の授業では得られないような、将来の選択肢・人脈・価値観を広げることを目的としています。自治会公認の自主ゼミで、今セメスターが3回目の開催となっています。
以下のマガジンに順次掲載予定です!↓

本記事では、第二回デリゼミ兼第一回対面授業(+懇親会)の様子をお届けしたいと思います!
今回は、前回に引き続き担当講師である井野さんによる授業で、テーマは「問いの発見・アイデア発想」でした。
アイデア発想は、起業に留まらず、どの分野においても必要なスキルです。ぜひご一読ください!

随時入ゼミを受け付けておりますので、この記事を読んで興味を持った方は、ぜひこちらのフォームから申し込んでください!


本ゼミの概要

本ゼミの概要に関しては、前回のNote↓にまとまっているのでぜひ、ご確認ください!


今日はここ👆

起業するにしても、会社内で何か事業を行うにしても大切なのがアイデアづくりです。そもそも最初のアイデア・仮説が間違っていれば、決してうまくはいきません。そこでいかにして”良い”アイデアを思いつくのかの方法について井野さんからお話を伺いました。

課題解決よりも課題発見

まず初めに大切なのが、アイデア発想というと、つい課題を解決する解決策を考えようとしてしまいますが、そもそもその課題は本当に”課題”なのでしょうか。誰が困っていて、その課題によりその人は何が問題となってるのか。課題を解決しようとする前に、このように課題そのものに問いかけ、分析することが重要なのです。

それは世界を変える問いか?

上のプロセスを経て課題が得られました。しかし、きっとそうした課題は果てしなく大量にあるでしょう。
そこで、次のプロセスとして、課題を選定します。
無数の課題から自分の取り組む課題を見つけるうえで大切なのが、課題の持つ規模・インパクトの大きさです。自分がその課題を解決することで、世界中の何人の人々が救われるのか、どれだけ救われるのか、を考え選びましょう。すると自ずから自分の活動に大義も生まれ、活動の原動力となるでしょう。

なぜ、今も課題なのか?

自分が思いついたのと同じ課題を実は世界中の多くの人も取り組んでいた、という話はよく耳にするでしょう。というか、社会的によりインパクトのある問いを選べば、必然的により多くの人も気づいて取り組んでいるでしょう。
そこで、そうした大量の同じ課題に向きあう者たちから抜きんでて解決に導くために必要なのが、その問題の”徹底分析”です。
なぜ、これまで何万人という人が解決しようと取り組んだのにまだ課題として残っているのか。そうした課題の持つ歴史や構造を徹底的に分析することで、課題に対する深度が深まり、自然と解決するためのアプローチが見えてくるはずです。

皆さん真剣に講義に聞き入っています!

2.マーケットの選定

さて、ここまで来れば、解決する課題も解決する方法も明確化できたでしょう。
次に考えなければならないのが、その解決法をどこで実践するのか、というマーケット・ターゲットの設定です。

わくわく感

まず、事業を続けるにあたって、前提となるのが、その課題の解決に対して、自分がわくわく感を持っているのかです。わくわく感がなければ継続して続けることは困難になってしまいます。

マーケットの選定が悪いと、、、

スタートアップの失敗原因のダントツトップが、マーケットにおけるニーズ不足です。
せっかくここまで必死に課題・解決策を模索してきても、マーケットの選び方が悪ければ、即失敗してしまいます。

"The Top 20 Reasons Startups Fail" by CBinsights

競合が少ないこと

大企業がすでに参入している・できる市場であれば、自分たちが起業してサービスを展開してもすぐにシェアを取られて負けてしまいます。そこで、まず第一歩としては、絶対的に競合が少ない・いない市場を戦略的に選んで、そのマーケットを独占しましょう。(例:小さな古本屋から始まったAmazon)

スケールアップできるか

小さな市場を手に入れてもそのままでは規模を拡大できません。そこで重要なのが、スケールアップのコストが小さいことです。コストが小さければ比較的容易にスケールアップして大きな会社に育てられるでしょう。

スイッチングコストが大きいか

スイッチングコストとは、他社への乗り換えに要する労力のことです。スイッチングコストが小さいほど他社にシェアを取られやすくなります。だからこそ、消費者が自分たちのサービスに”ハマって”くれるようなマーケティングができると良いそうです。

3.ケーススタディ

お題
日本のホームセンター業界に属するカインズの売上を1.5倍にするには?

各々6分ほど考えた後に、小グループに分かれてグループディスカッションをしました。その後、井野さんからフィードバックをいただきました。

フィードバック

前回のケーススタディと同様に、まずは状況を勝手に具体化しましょう。

勝手に想像する

すると、ネットorカインズという大きな分岐があることに気づき、そこから、

  • 店員の知識を増やし、顧客に様々な情報を提供できるようにする

  • ホームセンターでの買い物をそれ以上の体験にするために、一種のテーマパーク化を施す

などのアイデアを思いつけます!

分岐点が見えてきます

【番外編】授業後の懇親会

第一回の対面授業ということで、今回は受講生の皆さんと一緒に近くのインドカレー屋へ行きました!

Yum……

カレーを囲みながら、和気あいあいと将来のこと、今やっている活動、などなど語りあいました!あっという間に時間が過ぎて、気づいたら22時半になっていましたね。(笑)

駅でも盛り上がる皆さん @22:30….!!
皆さんでパシャリ♪

次回の予定

次回は来週の月曜日(10/28)で、
テーマは、
「コンサルタントが使うコンサル思考を学ぶ」です。
⏰19:00−20:30
📍@Zoom

まだ入会していない方は、ぜひぜひフォーム↓から一緒に学びましょう!
https://forms.gle/u6EaiestqW1zNVBC8

過去のゼミの記事

文責:成戸杜和

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