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第146話 オナ禁30日で悟った「トキ」の境地 20250207
人間が思考するのは、脳が情報を処理するからである。
脳は約860億個の神経細胞(ニューロン)から構成されており、それらがシナプスへの接続を通じて電気信号や化学物質をやり取りすることで、情報の伝達や統合が行われる。
思考は、この神経活動の結果として生じる。
脳により人間は思考することができる。
考え方によっては、人間は脳の神経活動の如何によって、コントロールされているのかもしれない。
ここまでは、現代科学の通説である。
しかし、この通説に一石を投じたい。
人間をコントロールしているのは、性欲である。
とくに男性諸君は賛同していただけるだろう。
より厳密にいうと、性欲に影響を与えるテストステロンに支配されている。
解説しよう。
テストステロン(男性ホルモン)の影響
→ 男性の体内には、性欲を強くするホルモン「テストステロン」が豊富に存在している。これが視床下部を刺激し、常に「異性に興味を持て!」と命令するのだ。
快楽の罠(ドーパミンの作用)
→ 美しいものや性的な刺激を見ると、脳内で「気持ちいい」と感じるドーパミンが分泌され、さらに求めたくなってしまう。
本能 vs. 理性の戦い
→ 人間の脳は進化の過程で理性(前頭葉)を発達させたが、本能(視床下部)の影響はまだまだ強い! 結果、頭では「ダメだ」と思っていても、つい反応してしまうのだ。
上記の脳内物質の働きによりこと男性に至っては、頭の中が以下の画像のような状態になっている。
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ゆえに、人間をコントロールしているのは性欲なのである。
この研究結果は、近日中に科学雑誌の「サイエンス」に投稿予定である。
わたくしは、通説を覆してしまうかもしれない。
さらに、わたくしは性欲からの支配を脱する方法を実験中であり、成し遂げつつあるかもしれない。
意図的に、性欲を遠ざけ、いや受け入れつつもその本能的要求を制する行為「オナ禁」である。
わたくしは、一般男性には土台無理な領域といわれている 30日を経過した。
どうだこの日数を聞いた諸君、恐れ慄き給え。
わたくしは性欲をコントロールしつつある。
ここで言う30日というのは、自己の遺伝子(精子)を自らの手で大気放出(通称オナニー)していないということではない。
セックスも含めて、自己の遺伝子を体外に出していない日数である。
単に自らの手で大気放出する行為だけで言えば、もう3か月は経っているだろう。
わたくしはもはや、オナ卒の扉が開きつつある。
わたくしとオナ禁の出会い・さまざまな効果についてはすでに随筆にしたためている。
実のところ、ベテラン オナ禁主義者の方々にはお恥ずかしい限りであるが、わたくしは30日経過したことは初めてである。
その心境を告白しよう。
言葉では伝えにくいので、以下の画像をみていただきたい。
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まさに、わたくしの心境はこれである。
性欲という激流に逆らうのではなく、それに身をまかせ同化するのである。
そして、わたくしは嘗てわたくしを支配していた性欲をコントロールでき、理性を保ちつつ、強烈なエネルギーを体内に留め、生産的かつ活動的な毎日を過ごせているのだ。
ちょっと何を言ってるかわからないと思ったそこのあなた。
心配しなくてもいい。
わたくしも、よく分かっていない。
原理はわからないにしても効果は感じている。
その効果はわたくしの人生において良い方向に作用してのだ。
ゆえに、別に原理はどうだっても良いのだ。
特別に、30日間オナ禁で得られる効果を教えてあげよう。
①疲れにくくなる。バリバリ勤め人した後に副業を難なくこなせる。
②眠りの質が劇的によくなり、目覚めがよい。朝の4時に起床し、執筆活動をしている。
③不動産賃貸業の活動に邁進。繁忙期の現在、大家業を120%の力で邁進している。
④クリエイティビティの向上。この随筆のように執筆業に身がはいる。書きたい欲が湧いてくるのだ。
⑤肌の艶が良くなる。原理不明であるが、最近調子がいい。
⑥職場のおばさまたち(50代)からモテる。小腹が空いたときにお菓子をよくいただいている。
⑦子育ても積極的に参加できる。疲れ知らずでパワフルな息子たちにも負けないパワフルさを発揮している。
⑧筋トレを継続する意欲が高くなる。もち上げれる重量も向上した気がする。
⑨ふとエロいことを考えると股間が鉛のように重くなる。
⑩平常時は極めて穏やかな心で過ごせるが、予期せぬエロを目撃すると、魂が揺さぶられるほど性的衝動に駆り立てられる。
①~⑧は、多少の程度の差はあれ1~2週間程度のオナ禁でも得られる効果だ。
⑨、⑩は、エロに遭遇する前は穏やかなのであるが、いざその状況に合間みあえると最大瞬間風速が1,2週間程度のオナ禁の比ではない。
火事場のバカすけべである。
この突発的な誘惑に流されぬよう自己を律し、なんとか今に至っている。
わたくしもまだまだ精進が足りない。
今日は華金である。
もしかしたら、妻とムフフという展開になるかもしれないと思うと、上記の⑨、⑩の現象が現在進行形で発生している。
わたくしの最長記録はどこまで続くのか。
今後の進展やいかに。
おわり。