20数年前に亡くなった友人のこと
私がプロレスをあまり観なくなり、興味を失くしてしまったのは、
FMWというプロレス団体の末期にかかわりを持ってしまったことが
要因かもしれない。
あれは2000年の夏だったか。
水道橋になる格闘技カフェコロッセオのオープンセレモニーに私は招かれていた。同席していた当時のFMW社長の荒井さん、看板選手ハヤブサを店主から紹介してもらい、その場で荒井さんと意気投合、それからお付き合いが始まった。
当時、創設者の大仁田厚は、FMWから追放され、団体は荒井さんとエースの覆面レスラーハヤブサ、そしてヒールの冬木弘道という絶妙のトライアングル体制によって運営されていた。
あのころ、プロレス流のアングルを描いていた構成作家もFMWを去り、ストーリーは荒井さんと冬木選手が決めて興行を展開していた、と思う。頻繁に会うようになったのは、年が明けた2001年からだ。
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