大野君と杉山君
さくらももこさんは、少女漫画りぼんを読んでいた私にとって憧れの漫画家さんの一人。
毎週日曜日に放映されるアニメも楽しみにしていました。
ちびまる子ちゃんのまわりで繰り広げられる日常に、笑ったり泣いたり怒ったり。個性あふれるキャラクターと優しい人たちが永遠のそこにいてほしいと思うほど。
成長してからはエッセイも読むようになりました。
タイトルにある大野君と杉山君。
まるちゃんのクラスメートの男の子で二人ともサッカーが大好き。いつも二人でタッグを組んでいるカッコイイ男の子。
息ピッタリの二人がある時、仲たがいをしてしまいます。
一度こじれるとなかなか仲直りができなくて、そうこうしている内に大野君が転校してしまうという話が…。
この話をアニメで放映していたのですが、録画して何度も何度も観ました。私にとって一番印象に残っている話です。
もう一つは、近所に野良犬がうろついているという噂を聞いて、まる子ちゃんが怖がるお話。野良犬に襲われたら助けてよなんて言うまるちゃんに、お姉ちゃんが冷たい態度を取ります。
ある日、学校に現れた野良犬にまるちゃんは追いかけられます。その様子を窓から見たお姉ちゃんが、教室を飛び出して行って野良犬からまるちゃんを懸命に助けようとします。
面白い話も多いけれど、胸に残る感動的なものもあり今でも好きな作品です。
オープニングの躍るポンポコリンを聞くのも楽しみにしていました。