うたう

主に恋愛について自分の経験と現在進行形を記録していきます。世の中にはこんな奴もいるんだなぁくらいで見ていただけると有難いです。わりとクズです。Twitterはリアルタイムで彼らのことを書いているのでよろしければ。

うたう

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マガジン

  • 好きな人。

    好きな人との日記をまとめたものです。

最近の記事

それすらもすき。

おいしいみーとそーすがたべたい 彼はひらがなをよく使う。特に最近のやり取りはほぼひらがなだ。理由はわからないけど可愛いし、彼の緩い雰囲気にあっていて良いと思う。 「みーとそーすつくれる?」「作れるよー」「いっしょにつくろ」家政科を卒業しておいてよかった。「食材もかいにゆこ」と彼の仕事帰りに近所のスーパーで買い出し。冷凍保存したいから、と4人前の食材を買った。途中で職場の後輩から電話がかかってきて対応する彼はかっこよかった。 帰ってアニメを見ながらお酒を飲むと眠くなったの

    • 彼女にご飯を作ってほしい男の人の気持ちがわかった。

      今度は私から誘った。 「ビールのお裾分けしていいですか」「ほしい」 好きな人に会える日は起きた時からずっと楽しい。大好きな濃いメイクは封印して、清楚で脱がせやすいお洋服を着る。私が好きな”強い女武装”と”自分をいちばん可愛く魅せるカタチ”はまるで違うけれど、それを使い分けるのだって楽しい。 ビールを6缶持って向かえば今日もうとうとした彼。「ちょっとねてた…。」「お疲れ様。これお土産ね。」「おー、ありがと。」喜んでくれたら私も嬉しいからいつも貢いでしまう。 彼がベッドに

      • 彼の手のひらの上でもかまわない。

        💆‍♂️ それだけが送られてきた。マッサージ屋さんをお呼びなようだ。 ”鍵開けとくから勝手に入ってきていいよ”と事前に連絡がきていた。そっと入ると電気がついていない夕方の薄暗い部屋のベッドでうとうとしている彼。「寝そうだった…。」ともぞもぞとうつ伏せになってのおねだり顔は今日も可愛い。 「今日は背中が張ってるね。」「ほんと?最近椅子で寝ちゃったりするからかも。」朝が弱いのに時差出勤で更に早くなったのがしんどくてお昼休みに寝てしまうらしい。わからないでもない。けれどマッサ

        • 生きていていいと思える、だから今日も会う。

          あれからもっぱら理容師Rさんと会っている。お酒を飲んで、セックスをして、寝て。それだけ。 彼と会うのは2つ理由がある。1つは家が近いから。私の家から彼の家までは徒歩15分くらい。最寄り駅前の飲み屋で知り合ったのだから当たり前の距離ではあるけれど、セフレでこんなに近い距離にいる人は初めてだ。だから予定が合えば軽率に会う。 ”会いたい””遊ぼう”と連絡がきた時にはもう彼は飲んでいて。基本宅飲みの私は近所のお店をほとんど知らないからいつも少し緊張して扉を開けるのだけれど、そっと

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        • 好きな人。
          7本

        記事

          彼氏はセフレになった。

          2人目の彼氏と会った。私は自然消滅だと思っていたから”彼氏”という表現がどうもしっくりこなくなってしまったけれど。Yくんの私に対する接し方は相変わらずだった。 「元気なくない?」 「……人見知り、です。」 嘘ではない。でもそれだけでもない。 彼は私の家にお酒を飲みに来る。休みが合わなかったから仕事終わりに都合が良いという理由で私の家にしていたけれど、それは最初だけ。私の家には頂き物のお酒がたくさんあって、それを飲みに来ていたのだ。そこそこ良いお酒をタダで飲めて、おつまみ

          彼氏はセフレになった。

          君と音楽、イヤホンの中。

          音楽を聴く時、少しだけ君を感じる。 その綺麗な指で奏でるギターの音を思い出すのもあるけれど、このイヤホンは君からもらったからだ。 「イヤホンいる?」「なんで?あ、AirPods買ったからか。」「うん。高かったし良いやつだからあげる。」私の耳を見て小さなイヤーピースに変えてくれた。どうして私にくれたのかは分からない。私が音楽をやるからか、それとも少しの罪悪感か。 年末の色々で彼は”ごめん”と謝ったけれど、私だって悪いからお互い様にしようと落ち着いた。年が明けてすぐに彼の方

          君と音楽、イヤホンの中。

          こんなに言葉をくれるのにどうして満たされないのだろう。

          突然お迎え要請をされた。 お持ち帰りされた彼だ。Rさん。「ご迷惑お掛けして申し訳ございません」と連絡したら「洗濯物キレイにしてくれてありがとう!好きみが増した」と返ってきて、”あぁ、またその嘘ね”と私のメンヘラモードは継続しているらしい。洗濯物を畳んでしまうのは1人目の彼氏の時にいい子でいないといけないと思っていた名残だ。もはや癖になっている。 わりとしきりに連絡がくる。ご飯の写真が送られてきたり、”うたうのことがもっと知りたい””会いたい”と。 午前2時半。「今なにし

          こんなに言葉をくれるのにどうして満たされないのだろう。

          私はメンヘラなのかもしれない。

          いつも以上に病んでいたのだと思う。 大変に酔っ払った。普段1人で飲むときは宅飲みしかしないのだけれど、何を思ったのか飲み屋に入ってしまった。最寄り駅で帰りに通る道にある小さな立ち飲み屋。その日はたまたま前店長がお店に立っていて、常連のお客さんが店員として手伝いに入っているイレギュラー日だったらしい。私以外は常連ばかりだったけれど気さくな人ばかりで、お酒が入っているのもあって人見知りの私も馴染むのにそう時間はかからなかった。 20時前から飲みはじめて2杯のビールと濃い目のジ

          私はメンヘラなのかもしれない。

          初めてをひとつもらって、ひとつあげた。

          お酒で釣ったら即返信がきた。 好きな人に「日本酒もらったけど飲んだりしませんか」と連絡すると、割と早めに「のむ」と返ってきた。別に連絡を無視されたりすることはないのだけれど、お酒に関する連絡は返信が早い。 彼の家にお酒を置いてお蕎麦屋さんに行った。思ったよりお洒落な空間のそのお店は彼の行きつけらしい。湯豆腐と揚げ茄子を食べながらお酒を飲んでお蕎麦で締める。初めて会った時の居酒屋で揚げ茄子が好きだと言っていたのを思い出した。彼は少食で、私はゆっくり食べると少量で満たされてし

          初めてをひとつもらって、ひとつあげた。

          想ったって叶うはずもない。

          「確かに声低いね。」 君に初めて会って最初に言われた言葉だった。 彼氏と距離が出来た頃にマッチングアプリで声をかけられた。彼のプロフィールは結構適当で。他の人がつらつらと自己紹介を書いているのに対して、彼は”深夜 コンビニ 350ml缶ビール”のみ。趣味の欄を見てもお酒が好きなくらいしか共通点はなかったけれど、写真の雰囲気が好きだったからいいねを返した。私は自分からいいねをしにいかないし、プロフィールが良くても顔がタイプじゃなければいいねは返さないからほぼ繋がることはない

          想ったって叶うはずもない。

          君にまた愛されたくなってしまうから。

          自然消滅したと思っていた2人目の彼氏から連絡がきた。 彼とは去年の11月末に会って、12月末にした年始に会う約束をしてすっぽかされたきりだった。 「うたうちゃん!久しぶり!」 え?約束すっぽかして2ヶ月も放置しておいて何で普通なの?「連絡できなくてごめんね」って、2ヶ月もあってLINEの1本すら入れる暇もないことってあるの?そもそも約束すっぽかしたことについての謝罪は無し?私はわざわざ時間作ってお酒と料理を用意して待っていたのに。 言えなかった。余計なことは口からぽろ

          君にまた愛されたくなってしまうから。

          セフレの概念が生まれた19歳。

          初めてのセフレと10ヶ月振りに会った。 出会ったのは19歳の頃だったから、もう5年以上の付き合いになる。「時の流れが早すぎて怖い!」と笑った。 当時スカウトマンだった彼、Hくんに私は声をかけられた。既にガールズバーで働いていたから断ったけれど、「普通にタイプだから連絡先交換しよ?」と言われて受け入れたのはHくんがかっこいいから。とても単純。そしてその日のうちにセックスをした。 それ以来、彼の気まぐれで連絡がきて予定が合えば私の家で会う。車持ちで仕事帰りの時は迎えに来てく

          セフレの概念が生まれた19歳。

          好きな人とお鍋を囲んだ。

          自分から連絡するのが苦手だ。 それが彼氏であろうと、友達であろうと、長年の付き合いの親友ですら送信ボタンを押すのを少し躊躇うくらい。 もらった連絡に対してのレスは早い方だと思う。連絡が苦手というより自発的な行動が苦手なのかもしれない。 好きな人への連絡はとても厄介。ただ会いたいだけなのに、"会いたい"と友達でしかない私はそう言えないから。だからいつも理由を作る。 「冬が終わる前にお鍋など食べたいのですが!」 思い切ってお昼頃に送ったメッセージ。気付けばその日の夕食は

          好きな人とお鍋を囲んだ。

          見た目より中身!は全ての人に当てはまるわけではない。

          21歳で初彼氏。 理想とは全く違うものでした。 うたうが思い描いていたのは、週に1度ほど食事に行ったりどちらかの家でのんびりして、月に1度ほど仕事終わりにデートする(仕事以外にわざわざ外出するのが億劫なタイプなため)ようなお付き合い。 しかし、実際は週の半分は彼の自宅に泊まり、飲食店で働くKさんとは全く仕事の時間帯が合わずにデートは出来ず。 理想とは真逆。そして私も折れたり歩み寄ったりしようとしませんでした。 彼からの猛アピールに押し負けたかたちでお付き合いをはじめ

          見た目より中身!は全ての人に当てはまるわけではない。

          いらないプレッシャーは感じない方がいい。

          初めての彼氏、Kさんとの交際期間は1年半ほど。 その間、デートというデートは一度もしませんでした。 2人での外出といえば食事くらいで、それも近所の居酒屋や焼き肉屋さんだけ。 デートを嫌がったのは私の方です。Kさんは月に1回くらいどこかに行きたいと言っていましたが、私は超絶インドアで仕事以外で外出はしたくないタイプ。外食も私の中では譲歩している方でした(特に一度家に帰ってしまうと外に出たくなくなります)。 ではその1年半2人で会うのはどこだったのか。 Kさんの家です。

          いらないプレッシャーは感じない方がいい。

          初めて彼氏ができた時のお話。

          うたうに初めて彼氏ができたのは21歳の頃でした。 大分遅い方かと思います。 しかし当時から彼氏がいなくとも遊んではいたので特に焦りもなく、なんなら恋人という関係は縛られるのでいなくても良いとすら思っていました。 彼をKさんとします。 Kさんとの出会いは働いていたガールズバーでした。 近隣の飲食店の店員さんで、仕事終わりに店長や従業員と一緒に飲みに来ている方だそう。その日も店長さん、アルバイトさんと3人で来ていました。 「うたうちゃんです。」と店長(そのお店は店長が

          初めて彼氏ができた時のお話。