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あぁあんな雨は降らしちゃいけない愛の雨が降らなきゃいけない明日の平和を望むなら

20240623 @加古川アミューズ

加古川の駅を降りたのは、これで三度目だった。
今回は「AMUSEとりとりライブ」にゲスト出演させてもらえることになって、夕方の到着だ。

「AMUSE」これは加古川のカフェレストランで、ごはんが美味しいと評判の店。Facebookで予習してて、カツカレー食べたいなーと思ってた。
「とりとり」というのは、ギターとウクレレや時にはピアニカなんかも使ったりしとてもすてきなハーモニーを奏でてくれる、俺と同じ歳の修ちゃんとまぁちゃんの男女アコースティックユニット。
この日の企画は、オープンマイクの前に、とりとりと歌っテルのそれぞれライブがあるというスタイルだった。
お店に入った瞬間に「あれ?なんか俺このお店、知ってる?」っていう空気感だった。若い頃に通ってた町田のカフェのような居心地の良さが、すぅーーーっと蘇ったんだよね。
マスターとママは、とても心が開かれているひとで、良かった。

音のバランス整え終えて、そんなこんなしてうるちに、久しぶりの友達や初めましてのみなさんが、ぽつぽつ・・・いつのまにか、たくさん。
続々とお客さんが集まってくださってね。

ほんと、嬉しいね。

そうそう。
とりとりは、オープンマイクを開催することにとても長けているんだ。
こういう場をつくりつづけてるまぁちゃん修ちゃんを、みんなが心から応援するからなんだろうな。
とてもいい 優しい気に満ちた時間だった。

まずはじめに、とりとりが歌った。

はじまりの挨拶、今日が沖縄慰霊の日だということ、愛と平和をテーマに歌う同級生が今日はゲストに来てくれたということを話してくれた。修ちゃんは「愛と平和」がだいじだと、なんども、なんども言っていた。

次に、俺が歌った。
歌うたいうたはたくさんあったんだけど、絞り込んで選曲したけどそれでもやっぱり喋っちゃって時間が足りなかったなー。あたふたしてもたかなー。でも 撮ってもらった写真を見たら、俺かなり柔らかい表情してた。たしかに 歌ってて とてもありがたかったし 嬉しかったし 楽しかったんだよね。それはとても確かに そうだったんだよ。

で、そのあとのオープンマイクが、なかなか強者ばかりで。
それでいて 思い思いに自由で 心優しくて。
「想いを持ち寄って歌う」って言ってしまえばそれまでなんだけど。
それってシンプルなことんだけど。
行けばそこに仲間がいて、安心できる場所でわちゃわちゃしながら歌いあえる幸せ、ってほんとだいじなんだな。たいせつなんだな。必要なんだな。って。
そう確信させてくれる、とてもいい時間だった。

こんなオープンマイクは はじめてだった。

あんまり気持ち良かったんで(けっこう呑んで気持ち良かったのもあるが)、俺もオープンマイクの最後のほうにむりやりお願いして、1曲歌わせてもらったんだ。

この日、6月23日、沖縄慰霊の日だよ。
やっぱり、これを歌わないといけない。俺は俺自身に。
「雨を見たかい」
この歌を俺の詩で、俺のことばで、歌った。 

 ああ あんな雨は降らしちゃいけない
 愛(めぐみ)の雨が降らなきゃいけない
 明日の平和を望むなら

歌い終わる帰る頃には、一日中降り続けていた雨は、沖縄の夏みたいなむせかえる湿気に、変わっていたよ。
マイクなしでお店の中を動き回って歌ったから、雨も退散していっちゃったのかもしれないけどね。

■この日の楽曲
01.オリオン
02.海峡
03.あじさいのいろ
04.海の声(ukuleleで)
05.つばさ(ukuleleで)
06.長い旅のはじまりに
07アンコール.理想

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