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2021年9月闘病記(人が治癒に向かう時)

気管支炎を拗らせ、とうとう9月に入った。
そろそろ、大事な予定が迫っている。
そんな中、ロス在住の5リズムティーチャーのMasayoさんから「ダイヤッド瞑想」のお誘いを受けて初めてzoomでご一緒させていただいた。
簡単に説明するならば、4つの問いにお互いが5分ずつ、答えていく、相手はただ共にあるだけで頷いたりはしない、と言うものでなかなか興味深い瞑想だった。

その瞑想の中で腹の底から理解した。
「私の咳は怒りであった」

人として「良心的」な対応が常に正しい、と振る舞ってきたため、他人に対しての怒りの表明は私の人生においてかなりの難関であったのだ。

私はこれまでの妥協まみれの自分の人生を腹落ちさせることができた。
と、同時に妥協まみれの家の状態に急に耐えがたくなった。
これも、あれも、あれも、これも
私は「本当は気に入らなかったんだ」「我慢していた」と気づく。
「まあ、いいか」の連続ではなかったか。
私は「人のご機嫌伺いはやめる、私の手に本気で人生を取り戻さなくてはならない」
まずはすべてを一度リセットしよう、とかなりの断捨離を決意した。
家も査定し、いつでもどこにでも行ける状態にしよう、死んでも片付けが楽なように極力シンプルに身軽にしておこう。
過去の宝物は、もう今の宝物ではないし、本ももはや必要ではないと感じた。

謎の治療院とその瞑想を経て、咳はもう1日に一回するか、しないか、くらいに落ち着いた。
心身が納得したようだ。
長かった。

9月7日、乙女座新月、この日は自分主催のPCM心理学セミナー。
体力が落ちている不安はあったが、一日しっかり深く学ぶことができた。
自分自身の「心理的欲求」を満たす人生の重要性、自分接待最優先、がまたクローズアップされた。

まだ寝込んだツケで体力は落ちているが、まだなんとか生きそうである。


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