【Voice of Cards ドラゴンの島】再・共生の村にて-1【第3章】
プヨちゃんを追って共生の村に戻って来たダストくんたち。ケダマのペロリンちゃんからプヨちゃん戻ってきたよ！と教えてもらい(可愛い)女の子たちの元へ。
うれしいとネバつく(笑)。なんか嫌だなぁ……どれくらいネバついてるんだろう。納豆ぐらい？においとかどうなの……。
私が子どもの頃、スライムっておもちゃとして売っていて、緑色で冷たくてぷるぷるでバケツ型容器に入っていたの。ネバつき……とは無縁だったと思うのよね。たぶん今も売っているだろうけど、昔のものとは違うのかしらね。カラフルだったりいい匂いだったりしそう(昔は緑一色)。
さて女の子にハンカチ(ネバついてる)を返したクロエさん。これ、ハンカチでプヨちゃんの口(だと思ったらお尻だったけど)を拭いてあげたのはダストくんなのにクロエさんが返したのは、女の子がハンカチを渡した相手がクロエさんだったから彼女が返したのか、拭いたあとねばねばのついたハンカチをダストくんが戻したのがクロエさんのカバンだったのか……自分のカバンにねばねばがつくの嫌がりそうだもんねダストくん。
ひとまず村長さんにプヨちゃんが見つかったことを報告しに行かなければならないので、プヨちゃんをお借りすることに。早く帰ってきてね、と女の子に見送られ、村長さんのお宅へ。
別に連れて行かなくてもいいと思うんだけどね？プヨちゃんいましたよ～女の子のところにいますからね～！で良くない？せっかく再会できたんだもの。わざわざ引き離すことなかったのに。
プヨちゃんの無事をすごく喜んでくれて、ネバつくプヨちゃんを抱き締める村長さんに、ヴァルツさんのことや白の教団が現れたことも報告し、ようやく豪勢な食事にありつけたダストくんたち。
うっ……。もしかしてこれは……と村長さんに質問するダストくん。
これに対して村長さんは「そうだが何か？」とキョトン顔。えっえっじゃあさっきまでダストくんたちが食べていた豪勢な食事も、なんらかの魔物たちのなんらかのお料理なの！？
えーんやっぱりプヨちゃんは女の子のところに置いて来ればよかったよ。
ああそうか。だから村長は必死にプヨちゃんを連れ戻したがったのね。そしてヴァルツさんが言おうとしたのはこのことだったのね。私はてっきり子どもの魔物だけを可愛がって大人になると外に放つ村だとばかり思っていたんだけど、まさかの食用だったとは……え、まさかこの村の人全員そうなの？？？？
いや、違うな……村の人が村長は美食家って言っていて、いつも美味しそうなものを食べてるんだ～みたいなことを話していたので、恐らく美味しそうなものを食べているのはわかっているけど、それが『何』なのかは知らないっぽかったもんね。
そんな衝撃の事実を知ってしまったダストくんたちがプヨちゃんゼリーを食べたのかどうかは定かではないけど(食べたという描写も断ったという描写もない)たぶんもうお腹いっぱいで～とか言ったんだろうね。そろそろ行こうか、と席を立った4人。すると村長が
「やや育ちすぎだが、丸々していて旨そうだ」
と舌なめずりしながら……
！？！？！？！？
マジ○ねこいつ(口が悪い)このあと『いくら払うんだ？』と『お断りだ！』の選択肢が出てくるけど当然後者。
可愛いメルブールちゃんを食べるなんて……でも、考えてみたら私が食べているお肉やお魚だって、誰かがすごく可愛がっていた子かもしれないわけで。魔物を食べてはならないって法律がない以上、この村長さんを完全に悪とは言い切れないのよね。
とはいえ大事なメルブールちゃんを守るため、まあそう言わずに……とか言いながら近づいてくる村長を渾身の力でブン殴った(とても弱い)(殺してはいない)ダストくん。
村長は「魔物は……家畜じゃないか」と床をもんどりうちながら言う。家畜なの！？じゃあみんな食べてるの！？そんな話は聞いたことないけど……。
ダストくんとメルブールちゃんの関係もまだよくわかっていないのよね。村長がメルブールちゃんを食べたがったとき、普段へらへらしているダストくんが鬼の形相で掴みかかっていたし、なんか……なんとなくただの人間と魔物ではないんじゃないかな、と思えた。もしかしてメルブールちゃんって本当は人だったりする？
ひとまずこのやべー村長のお家から出たダストくんたち。そのまま共生の村ともおさらばしようとした矢先、ぶん殴られた村長がダストくんに向かって突進してきた。それに、普段ぼんやりしているメルブールちゃんが誰よりも早く気づいて、ダストくんをかばって……
やだやだやだやだやだやだ！！！！！！！！メルブールちゃん！！！！！！！！！！！
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