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【Voice of Cards ドラゴンの島】病気の村にて-2【第6章】

 このゲームで初めて『人の死』に触れたダストくん一行。

 命の灯が消える瞬間を初めて目の当たりにしたダストくんは膝を屈し、クロエさんは口に手を当てて悲鳴を押し殺し、リディちゃんは明らかに動揺していた。
 個人的にはこのときのショックが大きすぎたので、今回はそれほどでもないんだけどね。すまぬ……人間以外の生き物の死にめっぽう弱いんだ……。

 そんな中でただひとりブルーノさんだけが白い騎士に「貴方はここで何を」と尋ねる。すごい栄養士であるゴルドーパパの元にいたブルーノさんは、ひょっとしたら人の死を見たことがあるのかもしれない。栄養剤とお薬は違うけど、どちらも用法・用量を間違えれば毒にもなりうるからね。

 シラ(白)ハさん、ブラン(フランス語で白)さん、ハク(白)ジさん、シロ(白)クさん……今更気づいたんだけど、白の教団の人たち、みんな名前に『白』がつくよね。
 シロクさんは旅の途中でこの村に立ち寄り、病気に侵された人たちの介抱を続けていたのだそう。

 病気だからお薬を服用しているというよりは、病気になりたくないからお薬を大量に飲んでいるのかな、この村の人たちは。
 そもそもきっかけはなんだったんだろう。なにかあってお薬を飲み始めたはずよね?病気が流行ったとか……。
 もしかして無意識のうちにお薬を飲まされていて(たとえば食料や飲み水に混ぜられていて)、いつの間にか依存症になってしまっているとか?

 このあとも様子のおかしい村の人たちと話をしていると……。

 商人顔負けの巧みな話術で、お薬を自分に渡すとどんないい事があるのかを説明し始める男性。すっかり乗せられたダストくんはお薬を渡しそうになるんだけど、ブルーノさんに「渡してはいけない」と言われてしまう。

『商人顔負けの巧みな話術で』としか書かれていなかったけど、そんなに話し上手ならもう少し聞いてみようかな。詳しく話してくれるかもしれないし。
「なぜそんなに薬が欲しいのか?」ダストくんが聞くと男性は話し始めるんだけど、早送りみたいな口調になったうえものすごい速さでカードが重ねられていくため必死にスクショした。
 読み返してみると、前置きが無駄に……本当に無駄に長いだけで、彼の話を全て聞き取ったクロエさん(すごい)も「大した話じゃなかった」と言っていた(笑)。
 ちなみに内容としては幼い頃、お家のテーブルにたまたま置いてあったお薬を一口飲んだらとても美味しくて、その味が忘れられないというもの。だからそこに至るまでの『両親から構ってもらえなかった幼少期の自分がひとりの女の子と仲良くなり、毎日のように水切り(石切り)していたんだけど、ある日女の子から親の仕事の都合で遠方に引っ越すと言われ、プレゼントを渡された。帰宅して受け取ったプレゼントをテーブルに置いた(その横に置いてあったお薬を飲んだ)』て話は1ミリも関係なくて笑ってしまった。
 でも、良かった……少なくともその、男性と当時一緒に遊んでいた女の子はこの村から遠くに引っ越したわけで、必要以上のお薬とは無縁に暮らしているはずだものね。もしその子の一家もこの村にまだいたら……。

 ダストくんはお薬を渡そうとするけど、もちろんブルーノさんは相変わらず渡さないほうがいい、とアドバイス。 

 なんでこのお話を聞いたダストくんが引き続きお薬を渡したほうがいいと思ったのかが謎すぎる(笑)。
 てっきりお薬をもらえなくて思い出語り損な男性はブチギレるかと思ったけど、しょんぼりと肩を落として去って行ってしまった。その男性がいた場所になにか落ちていて、拾ってみると。

 やったぁ!お薬を渡さないのが良かったのか、仲間(ブルーノさん)の言葉を信じたのが良かったのかはわからないけど、8枚目!ところでこれはなにに使うんだろう?ドラクエのちいさなメダルみたいにメダル王ならぬカード王みたいなのがいるのかしら。それでカードとレアな武器や防具と交換してくれるとか?

 このあとも村の人たちに話を聞いてみると(意外と人口が多い)
「困っているなら村長が助けてくれる(嘔吐しながら)」
「面倒なことは村長に聞いてくれ(壁に頭を打ち付けて額を血まみれにしながら)」
 と徹底的にヤバすぎるので、とにかく村長を探さねば。途中で再会したシロクさんが

 こう言っていたけど、これも村の人たちのいう『村長』のことなのかな。村外れの家に行ってみることにします。ちゃんと会話ができる人だといいんだけど。

 そうそう。道具屋さんとか武器屋さん、薬屋さんの人たちは普通だった。宿屋の女主人は「こんな村に来るなんて、物好きもいたもんだ」てボヤいてはいたけどマトモそうだったので、この人たちはお薬依存ではないみたい。どういうことなんだろう……。

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