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【Voice of Cards ドラゴンの島】名もなき祠にて【第3章】

 森の村を出たところから共生の村までのカードを全部めくりながら12までレベルを上げたダストくん一行。リディちゃんは9。
 宝箱がふたつくらいあったかな……あとはまた盗賊が盗んだものを隠した場所を盗み聞きしたのと、風で飛んできた宝物のありかが書かれた紙を拾いました。あとで探してみましょう。あと、騎士がひとり突っ立って(書き方)ました。挑戦者かって聞かれたけど、答えるより先に「まだ達しておらん」「強くなれ、若者よ」と言われてしまい、地味に傷つく(笑)。いつか戦う日が来るのでしょう。

 いよいよ村で聞いた北西の方角へ向かうと名もなき祠という場所があり、入って見ることに。松明が必要なほどではないものの、祠の中は薄暗く視界が悪いようで

 慎重に進んだほうがよさそうだ、と書かれてしまうと(しかも安元さんからも「先を急ぎたい気持ちはわかりますが……」と言われると)従ってしまう。
 11月にドラクエ3が発売されて、もちろん私はファミコン世代なので遊んでいるわけですが、今は動画で色んな人のプレイを見ることができて、その自由奔放さに驚いてしまいました。
 ファミコンの頃にできたのかはわかりませんが、仲間を連れずにひとりでオーブを全部集めてしまったり、町や村の人の言うことを無視して行きたい所から行く人。
 私はRPGを、人々から言われた通りに探し物をしたり討伐をしたり……というやり方でしか遊んできていないので、そういう遊び方もあるのか!と目からうろこでした。といって真似できるわけでもないのですが(笑)。色んな遊び方があるっていいですよね。好きなように楽しむのが何よりだと思います。なんならクリアどころかプレイすらしなくたって、パッケージが好き!とかで持っているのもアリだと思います。

 さて祠はさすが祠といったところ。とても小さく、魔物も出ません。すぐさまプヨちゃんを連れた男性を見つけたので、ダストくんが返すよう声を掛けます。

 まるで俺が連れ去ったような言い草だな、ということは、彼が連れ去ったわけではない……?もしかしてプヨちゃんが自発的に逃げたというか、旅人であるこの男性に連れて行って欲しいと頼んだ?
 そして、よく見ると確かに村の女性が教えてくれたように、クロエさんと同じような服装をしているこの男性。クロエさんも男性もお互いに、あっ、みたいな顔してる。

 どちらを聞くか迷ったけど(迷うな)ペアルックだね、などと言おうものならクロエさんが怒るのが目に見えているので無難なほうを。
 やはり男性はクロエさんと同郷の出身だそうで、昔からよく知っている、と教えてくれます。元カレとかじゃないよねえ?
 クロエさんのことをなにも知らないダストくんは彼女に故郷のことを聞いてみるけど、彼女はダンマリ。すると男性が教えてくれた。
「俺やクロエの一族は禁呪でドラゴンを……」
 そこにクロエさんが割り込んでくる。
「この男はヴァルツ。ちょっとイカれたドラゴン大好き男」
 男性のことをそう説明してくれたけど、ヴァルツさんいわく、崇高なるドラゴン様を守るために探しているだけ、とのこと。

 うーん。禁呪っていうのは、ゲームや漫画なんかだと『禁じられている魔術や呪い』を指しているのが多くて、要するに本当は使っちゃいけない魔法なんかのことを言うんだけど、本来の意味は『その魔法や呪文を使ってなにかを禁じること』らしいのよね。つまり魔物に殺されないように自分に禁呪をかけることで、魔物に襲われなくなるといったもの。ここでの禁呪はどっちかしら……たぶん前者の禁じられている魔法のことだと思うけど。
 そんなクロエさんに対してヴァルツさんがひとこと。

 里から逃げ出した臆病者。ブチギレたクロエさんはヴァルツさんに飛び掛かった……。
 断片的にしか聞けていないけど、クロエさんやヴァルツさんはドラゴンに何らかの形でかかわる民なのね。クロエさんはドラゴンを憎んでいるのに対して、ヴァルツさんはドラゴン(ひょっとしたら魔物も?)を守りたいがために探し回っている。つまりおふたりの生まれ育った里はドラゴン(や魔物)を大事にする一族なんだと思う。実は結構重要人物なんじゃないのクロエさん……?
 戦闘は、レベル12だとそこまでたいへんじゃなかった。リディちゃんは最初に狙い撃ちという、自身の攻撃にプラス10するスキルを使ったので、それとラピッドショット(通常の2倍のダメージ)で結構強めでした。

 共生の村の真実?
「あの村の村長は魔物の子どもを……」
 ヴァルツさんが言いかけた次の瞬間。

 もーーーーーーー!!!本当に!!!本当に!!!本っっ当に邪魔ばかりする!!!
 しかもダストくんたちを押しのけて「平和を乱す奸賊(かんぞく=憎むべき悪人のこと)は貴様か」とか言って戦闘始めちゃったおかげでもうヴァルツさんと話せないじゃないの!!!
 それにしても、正義ヅラするお前ら白の教団こそ真の害悪だってヴァルツさんの台詞、なんだか気になる。ひょっとして彼は教団に関するなにかを知っているのでは?そうでなければこんなこと言えないと思うのよ。

 ねえもしかしてヴァルツさん、ダストくんたちと戦うとき手加減してくれてたの?たったひとりであの3人と互角にやり合えるって相当強いはずよね?
 そんなヴァルツさんを手助けできるはずもないので、ダストくんたちは本来の目的であるプヨちゃんを助けようと近づいたんだけど、プヨちゃんは人間を警戒しているのか、外へと駆け出してしまった……えっ今までヴァルツさんと一緒にいたのに!?ヴァルツさんはきっとなにか、魔物に好かれる魔術とか禁呪を知っているのね。だってヴァルツさんといるときのプヨちゃんはこわい顔していなかったもの。
 祠の外に出てきたプヨちゃんはまだ狂暴なので、仕方なく戦闘で鎮めることに。スライムなのでね……弱いです。弱すぎて、これ倒しちゃっていいのかなって心配になった。プヨちゃんと仲良しだったあの女の子が悲しむ結果になってしまうのでは……?コマンド『なにもしない』とかで様子を見たほうがいいのかしら……とかね。
 実際は戦闘が終わると疲れて動きを止めてくれたので、その隙に女の子から預かっていたハンカチを取り出したダストくん。

 これ、村で女の子にもやられていたんだけど、スライムは顔とお尻の区別がつかないのかしら。目がついてはいるものの、透明だからどちらが前かわからないってこと?(笑)
 ハンカチについていた女の子の匂いで正気を取り戻したプヨちゃんは、そのまま共生の村へとひとり駆け出して行った。良かった~きっと女の子と感動の再会をしているはず。ダストくんたちも村へ戻ります!

 余談ですが……

 左が正気を失っていたプヨちゃんで、右が正気を取り戻したプヨちゃん。どちらも可愛い。

『Voice of Cards ドラゴンの島』はダウンロードソフトです。Switch版の他PS4やSteam、スマホ版もありますので、公式サイトから購入してみてください。体験版もありますよ!