【Voice of Cards ドラゴンの島】再・共生の村にて-2【第3章】
最低最悪な村長に狙われたダストくんをかばって凶刃に倒れたメルブールちゃん。ひとまず宿屋で治療しているんだけど、軽傷なのにいくらお薬を与えても寝床から動かない。どうしちゃったのメルブールちゃん……。
そこにやって来たのはケダマの子ども・ペロリンちゃん。
吾輩の友達の仲間……そうね、確かにペロリンちゃんはクロエさんのお友だちだから、メルブールちゃんは『吾輩の友達の仲間』だものね。細かい(可愛い)。
お見舞いに来てくれたペロリンちゃんはメルブールちゃんの様子を見て、なぜか傷口をペロペロ。だ、大丈夫なの!?と心配していたら。
ナントカエキス?て、名前が思い出せないのかなって思ったらどうやら正式名称らしい。ある魔物から採取できる毒で、体に入り込むと著しい体力低下を引き起こすという。どうやら村長の持っていた短刀にそのナントカエキスが塗られていたみたいね。
「どうにかならないの?」
ペロリンちゃんの唯一の友()クロエさんが言うと、ペロリンちゃんは再びメルブールちゃんの傷口を吸い始める。毒なのに、ペロリンちゃんは平気なのかしらね。
そして傷口から吸い出したナントカエキスを小ビンに詰めて、ダストくんに渡してきた。なんか、スライムのネバネバがついたハンカチとか、ケダマが口に含んだ毒とか、色々もらうよね……ていうか魔物いい子たちばっかりじゃない?????
この村から街道沿いに南下すると海岸の街があるそうで、そこに有名な栄養士さんがいるから、その人にこのナントカエキスを渡せ、と。
自分のせいでメルブールちゃんをこんな目に遭わせてしまったダストくんは、海岸の街を目指すべく、メルブールちゃんの看病をペロリンちゃんに任せて宿屋を出ます。ひとりになったペロリンちゃんはぽつりと。
本来魔物には無害?だからペロリンちゃんは平気なの?
え、じゃあやっぱりメルブールちゃんは……本当は人間なの、かな。
海岸の街に向かう前に、メルブールちゃんがこんなことになった元凶である村長にとどめを刺したいダストくん(私)。自宅にはいなかったな……(みなぎる殺気&血走る目)。
そこで偶然見かけたのは、なんと!
あれ、プヨちゃん!?生きてたの!?じゃああれは違ったの?スライムに見せかけた、実はただのゼリーだったとか!?
「プヨちゃん、生きてたのか!」
ダストくんが女の子に尋ねると……
従兄弟?血縁とかあるんだ……ていうかさ、この女の子、プヨちゃんがいなくなったけどそこまで悲しんでなくない……?プヨちゃんを村長さんのお家に連れて行くねーって預かったダストくんたちが戻ってきたんだから、あれ、プヨちゃんは?とか聞いても良さそうなものなのに。もう散々泣いたあとなのかな。
村長いないな(血眼)。となっていたところで出会った村人によると……。
追い出した!?なんでよ!捕まえてよ!どこかでまた同じことしでかすかもよ!?も~~~~~この先ずっとメルブールちゃんがアタオカ村長()に狙われるんじゃないかって心配で仕方がないよ。
とりあえず共生の村を出たところで3章が終了しました。海岸の街を目指します!
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