【Voice of Cards ドラゴンの島】病気の村にて-1【第6章】
病気の村に入るとすぐさま……。
えっ!?誰か具合が悪いの!?と思ったんだけど、どうもこの人の様子がおかしい。
でもこんなときでも自分スタイル()をつらぬくダストくん、薬をチラつかせながら「タダで渡すわけにはいかないなぁ」とか微笑してるの笑ってしまった。いつのまにかダストくんに愛着がわいているよ。
まあそんなことした罰なのか、手を滑らせてお薬を落としちゃったんだけど(笑)。
こっわ(笑)。いや笑ってる場合じゃないのよ。ホントこわい。
ていうかなんのお薬?傷薬なのか毒消しなのか麻痺をなおすものなのか……えっまさか所持品減ってる?と確認してみたけど、特に減っていないみたい。
さてこんな村人に遭遇したことで慎重に行動したほうがいいということになり、ジャンプ機能が使えなくなります。まだ村の中のカードを全然めくれていないから問題はないんだけど……こんなんばっかりなのかな。
村人の顔がこわい……完全にイッちゃってるよね。この成人男性のキャラクターカードの裏面が解放されたので見てみましょう。
この村以外でもこの成人男性キャラには遭遇していて、いたって普通の親切な人だったんですよ。病弱だったっていうのはこのカードで初めて知ったんだけど。
こっわ(笑)(2度目)。幼い頃からの夢だった『外を元気に走る』が叶って良かったね!とはならんでしょこの顔で……。
でも、ちょっとわからなくもないよね。いや奇声を発しながら目的なく走り続けることじゃなくてね?
身体が弱くて、でもお薬を飲むと元気になって走れるわけでしょ?お薬を飲むとこんなに走れるんだ!体調が良いってこんなに心が軽いんだ!て『健康であること』を知ってしまったら、お薬を飲み続けたくなると思う。
私だって頭が痛ければ頭痛をおさえるためにお薬を飲むし、風邪気味なら早めにお薬を飲む。それはやっぱり『頭痛のない快適さ』『風邪をひいていない元気な自分』を知っているからなのよね。
おじいさんもやっぱりお薬を欲しがっていて、さっきダストくんがやったのとまったく同じことをリディちゃんがやって、まっっったく同じようにお薬を落としていて笑っちゃった。
このあとブルーノさんが「この村はなにかがおかしい」て言っていたけど、そういえばブルーノさんも特製栄養剤を常飲してるよね?お薬と栄養剤は違うって怒られちゃうかしら。
息子も孫もお薬で失ったって言いながらこんなことしてるのホラーすぎる。ここの村のエピソードでネトフリドラマ作れそう。
この村が普通ではないなと思い始めた矢先、道の先から「おい、しっかりしろ!」とまともな声が聞こえてきたのでそちらに行ってみると……。
白の教団の人、だよねきっと。こんなところを目撃してしまったダストくん。なにかを手伝わないと申し訳ないような気がしてきた……て、すごい!ダストくんがまともな人になってきている!(笑)
だって前にツギの街で足をくじいた女の人を放置しようとしたダストくんがだよ!?人のためになにかしようとするなんて、たとえそれが罪悪感からだとしてもすごすぎる。成長を感じる。
クロエさんに飲ませた特製栄養剤ならいいのでは?とブルーノさんにお願いしてみたけど、深刻そうな顔で首を横に振られてしまう。
このあと村人は顔を爪で引っ掻きながらお薬を求める叫び声を上げ、目、口、耳、穴という穴からどす黒い血を滴らせながら息絶えた……。
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