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図書館は私にとって、最強のパワースポットかもしれん。

一生懸命に思考を働かせたい時、
 心地良い静けさが頭の中を整えてくれる。

たまに訪れる孤独に心がざわつく時、
 そこに必ず誰かがいて、
 視界を埋め尽くす本があるという安心感。

何も起こらない日々に飽き飽きする時、
 無数の情報と物語たちが
 その時間を少し刺激してくれる。


幼少期、本を読むのが苦手で、
どちらかというと外で
ドッチボールをする方が好きだった私ですが、

大人になった今、
図書館が大好きになりました。


なんやかんやあって
一旦不妊治療中である現在無職の私は
今日も図書館へ足を運びます。


車で10分の地元の図書館。
お外でかわいい金魚たちがお出迎え。


平日の昼過ぎ、この時間はガラガラの
普段立ち入ることのない児童書コーナー。
「絵本なんてなんだか懐かしいな〜」と
ゆっくりと本を目でなぞる。

子供が選んだと紹介されていた
おすすめ絵本たち。


気になった絵本たちを抱えて
近くの椅子に腰掛ける。
自分に読み聞かせるように
ゆっくりと丁寧にページをめくってみる。

うんうん。
素敵な絵と、シンプルな言葉が
心を浄化してくれている気がする。

幼い頃、母が何度も読んでくれたぐりとぐら。
しろくまちゃんも懐かしい。


そうそう、これこれ!
幼い頃に誰もが夢みた
このでっかいパンケーキよ。


休日は少し遠慮して近づけない児童書コーナー。
そこはとっても素敵な空間でした。

もし子供を授かることができて、
無事に産まれてくれて、
育ってくれたら、
たくさん絵本を読んであげたい。
子供と手を繋いでこの図書館に来るんだ。

小さなことかもしれないけど
また一つ夢ができたとホクホクする。


児童書に癒された後は、
テーブル席に移動して、
借りていた読みかけの本を読み進める。

マカン・マランシリーズ全て読破!
人間味と優しさがじわじわ溢れてて、
心を充電してくれるような小説だった。


持参したあったかいほうじ茶ミルクティーを
少しずつ飲みながら読書する時間。

こんなに自分のためだけに使う時間があるのって
もしかしたら人生で初めてかもしれないし、
もう来年以降はこんな時間、
当分ないのかもしれない。

今の私は、必殺仕事人でもなければ、
子育てに奮闘するママでもない。

仕事を辞めて、不妊に悩む自分を
「私は何者にもなれていない」って
ふとした時に、ちょっと落ち込む時もある。

そんな時、
あたたかい静けさと、
心地いい人の気配、
敷き詰められた本たちに癒される。

私は図書館で「ととのう〜」んだ( ◠‿◠ )



今週期から体外受精が始まりました。
明日は、初めての採卵日。

大丈夫。
約2週間の自己注射を乗り越えたんだ。
麻酔も今まで何度も経験してきた。
何より私は目の前の課題に取り組むのが好きだ。

今日、図書館でしっかり心の充電ができたから
大丈夫、大丈夫。

そうやって自分を励まして、
明日の採卵に挑んでこようと思います。
(諸々落ち着いたら採卵周期まとめます)

次に借りた本は、完全に表紙に一目惚れ。
この時期に、こんなん見つけてしまったら
借りてしまうやろ〜!


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