[IT]資格取得のすすめ
お疲れ様です。今日は情報処理系の資格について記事を書きます。
文系からIT企業を志望している大学生やIT企業に入社して3年目までの若手社員向けの記事をこれから何回かに分けて書いていこうと考えています。私の経験談を共有することで、仕事やこれからのキャリアを考える上で何か参考になれば幸いです。
今日のお話は、資格取得のすすめです。情報処理に関する資格は多種多様ありますが、その中でも私が今回取得を勧めるのは、基本情報技術者試験と応用情報技術者試験です。
基本情報技術者試験
基本情報技術者試験はIT業界の登竜門と言われる資格で、広く浅くITの基礎知識を学ぶことができます。IT業界は文系学部からの採用も多いのですが、あらかじめITの知識を学んでおくと、いざ就職してから役に立つことが多いです。ただ、この資格の教本は抽象的に書かれていることが多いため、理解に時間がかかりますし、覚えることも多いので、挫折しやすい資格でもあります。(だからこそ、資格の価値は高いのですが。)
応用情報技術者試験
応用情報技術者試験は、基本情報技術者試験よりも深く踏み込んだ内容になり、理解するのにさらに時間を要します。ただ応用情報技術者試験の内容をしっかり理解できれば、さらにITの知識を深めることができます。基本情報技術者試験を取ってなくても受験することはできますが、段階を踏んでまずは基本情報技術者試験を取ることをお勧めします。
資格取得は意味があるのか?
実際資格がなくても業務はできますし、実業務では全く使わない知識もあります。なので資格取得は意味がないという方もいますが、私は大いに意味はあると考えています。
ITの分野はとても幅広く全てに精通している人はいないといわれるぐらいなのですが、資格を通じて、データベースやネットワーク、セキュリティといった、代表的なITの知識を幅広く学ぶことができます。これから長いキャリアの中でどの分野の知識が必要になるか分からないので、各分野の内容を浅く広くでも知っておけば、いざ業務で必要になったときに、0からスタートするよりは2、3からスタートする方が気持ちの余裕もありますし、理解も早いです。またこれからどの分野を極めるかを考える中で、幅広くかじっておけば、それだけキャリアの選択肢が増えることになります。
最後に
私は資格で学んだことを活かす機会に恵まれなかったのですが、2、3年前から業務が変わり、学んだ知識が役に立つ機会が増えました。
浅く広くではなく、ネットワークやデータベース、プログラミングなどの中から1つを深く学びたいというのも、もちろんオッケーです。まだ深く勉強したい分野が無いという方は、資格取得に挑戦してみてはどうでしょうか?
ではでは、今日はこれで。ありがとうございました。