見出し画像

くりこま日記4

今日はここにきて初めて、すっきりとした青空だった。

少し早起きができたので本を読んだ。

鶏に餌をあげ、薪割りの続き。
あっという間に朝ご飯の時間。お味噌汁が毎回美味しい。。

今日はイベントなので、タープテントを貼ったり机を準備したり。
子どもたちが来ると途端ににぎやかに。

世界谷地という高原植物の宝庫の湿地帯に行きました。
地すべりや噴火でできた窪みや水はけの悪い平坦面に水や土砂、泥炭が溜まり、生えている植物が枯れて積もっていくことで湿原はつくられます。
「世界」は「広い」という意味で、900年前ほどのお坊さんが見にきてまるで天国のように広いと感じたことから付けられたとか。

ブナの緑のトンネルの道には、ギンリョウソウやサルの腰掛けもありました。
道の左側はかつて開拓の手が入っているが、右側は原生林に近いそう。

世界谷地の名物、ニッコウキスゲのとてもいい時期にいくことができ、湿原は色鮮やか。
ニッコウキスゲ、ワタスゲ、ツツジ
紫の小さい花でトキが飛んでいるような形をしているトキソウ
緑のしゃもじの形に赤い粒々がついているような、モウセンゴケ

栗駒山の由来である、駒(馬)形もはっきり見えます。

木道に出て美しい光景を見た瞬間の気持ちといったら。。
私の語彙力じゃ表せないような、そんな気持ちをここに来てからは既に何度も味わえています。

お昼ごはんは、豚汁、重箱に入った丸いおにぎりとおかず。海苔を巻いて、テラスでみんなでいただきました。あーー幸せ。

午後は、サッカー、木登り、沢遊び、水遊び。
私は2歳の女の子と一緒に「かきかき」しました。クレヨンで大きい画用紙に「かきかき」。一緒に『はーーとっ』と「かきかき」。
ストロー付きの水筒でお茶を飲ませ、おやつを見つけてニンマリするクレヨンだらけの彼女の手を拭いて、トコトコ歩く姿を追いかけ、何でも触って持っていこうとする彼女をとめ、、、ママの練習でした(笑)

そんな時間もあっという間にすぎ、おやつのマシュマロ焼きを食べ、みんなは帰って行きました。

夕飯に焼く養殖イワナを買ってきたので、捕まえて観察していた天然イワナを沢に返しに。天然の方がヒレが大きく筋肉も発達していて、斑点がはっきり、お腹は黄色や茶色っぽい。
養殖イワナを見てみると、黒っぽくお腹は白や銀っぽい。

タライの中で泳ぐイワナを捕まえ、エラに指を突っ込む。
イワナが抵抗を諦める瞬間、ゾクっとした感覚がありました。
内臓をとり、串に刺して、塩を塗る。塩はヒレによく塗ると焼いた時にピンと立ったままになり、泳いでいるような形を保てるんだそう。

ごはんの支度をしながら、ビールを飲む。大人の幸せができて嬉しい。
焚き火を囲みながら、美味しいごはんとお酒と楽しい話。

19:00くらいまでは明るく、紫色の空も見られました。
夜はよく晴れていたので星空を見ました。北斗七星、久しぶりに見たな〜




いいなと思ったら応援しよう!