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いちばんやさしいセルフセラピー講座 #76|問題をギフトとして受けとれるか

問題は本当に問題か


気づけば
半世紀以上
生きていて、

(びっくりしますわ)

ふと人生を
ふりかえってみると、

今思っても
不思議なことが、
いくつかあります。

どうして
そういったことが
起こったのか、
全貌はわからない
としても、

その後の展開を
考えてみると、

すべては必要あって
起こったことなのだなあ、

むだなことって、
なにもないんだなあ、

なんて、

しみじみ
思うようなこと。

先日、
そんな出来事のひとつを
ふと思い出しました。

娘がまだ幼稚園のころ
だったから、
15年くらい前ことです。

ある日の夜、
家でわたしが突然倒れる、
ということがありました。

貧血のように
へなへなと倒れ込む、
という感じではなく、

プラグが
引っこ抜かれた
かのように、

いきなり意識が
なくなり、
ドーンと後ろへ
倒れた模様。

別の部屋にいた夫が
大きな音におどろいて
かけつけて、

そのあと、
どうしたの
だったかな、

しばらくして
意識は戻って、

ベッドで一旦
休もうとしたけど、
気持ち悪くて
たまらなくなって、

病院へ行ったの
だったと思う。

検査の結果、
軽い脳出血が
起こっているとのことで、
そのまま入院することに。

(脳出血で倒れたのではなく、
出血するほど強く頭を
打ち付けたようです……)

ことの経緯から、

お酒でも
飲んでのことかと
思いそうですが、

わたしはまったく
お酒を飲んでは
いませんでした。

他にも
こころ当たりは
何にもなくて、

からだの異常も
特に発見されず、

いったい何が
原因で倒れたのかは
今でも謎です。

入院中は
ひたすら安静に
というだけで、

病院なのに
なにも治療を
することなく
過ごしたことも
印象的なことでした。

(ひとつのお薬も
飲むことがなかった)

数日後に無事
退院となったあと、

なにか影響が
残ることもなく、

この体験は記憶から
薄れていったのですが、

今思っても
とにかく不思議です。


思うのは、
これは事故のようでいて、

ものすごく、
よくできた
調整だったの
かもしれない
ということ。

その後の影響がない
と書きましたが、

むしろ、
この出来事のおかげで
なにかがよき方向へと
調整されて、

その後の健康や、
もろもろの流れが
整えられたの
かもしれない。

そう思ってみると、

マイナスととらえがちな
問題やトラブルというのは

本当にそうなのだろうか?
ということ思います。

大きな視点から見てみれば、

すべては自分にとって
プラスの調整として
起こっていると
考えられそうだからです。

「問題はギフト」

そうとらえることが
もしできるのなら、

すべての景色は
反転して見えるのかも。

もうすこし
長いスパンでの
別の体験談も
続けてまいりますね。

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