運動会 ――画像しりとりはじめました(#112)
(#111) サマーナイトタウン→「うん」→運動会
「なにこれ?」
「今年の目玉、『パンツ食い競争』」
「いや、そこ普通『パン食い競争』じゃね?」
「なんか、今年赴任した校長のシュミで、男子のモチベーションを上げるんだとか」
「いや、上がるかいっ! 見た目がカラフルなだけで、全部、男モンやないか!」
「じゃあ、女子のモチベーションが上がるね♪(*´∇`*)♪」
「だから、上がるかいっ!💢」
……えー…ワタクシ、女子ぢゃないんで正直なところは分かりかねますが、女子の皆さん、こんな競技がもし実際にあったら、それってモチベーション上がります?^m^
逆に見る側に回った一男子からの意見で言わせてもらえるなら、男物の下着をくわえて激走する女子……(・_・)……見たくはないかな、さすがに(^^ゞ
女子がくわえて激走する画が様になるのは、朝寝坊して遅刻寸前の女子がくわえるトーストくらいなものである。
とはいえ、これとて実際問題、ないない✋…としか思えないシチュエーションだ。
そもそも食パンくわえたまま喋ろうものなら
「んっんん~ん んんん、んんん~☆」
である。そんなんもう、めっちゃシャイなショッカー戦闘員(*1)である。
だから、たぶん上記の図のリアルはこんな感じなのだろう。
……ま、叫び声はオプションやね。
黙って走るくらいはできるよね、たぶん…(・_・)
ちなみに、「トースト総合研究所」による全国の20代から60代までの男女を対象とするインターネット上の調査 (回答数:500人、2014年3月実施) によると、「『トースト(食パン)をくわえたまま家を出る』という行為についてお答えください。」という設問に対し、こんな結果が出た。
したことがある 4.2%
見たことがある 6.4%
いや、いるんかい(・_・)。
しかも、4.2%て、そこそこ多いぞ。単純に40人学級で換算したら、クラスに1人は(1.68人)、
「んっんん~ん んんん、んんん~☆
(いっけな~い チコク、チコク~☆)」
の経験者だというのか……( ̄∀ ̄)
一介のショッカー戦闘員なら思わず
「イーーーーッ!!」
と元気よく叫び声をあげてしまいそうな事実はいったん置いとくとして、ついでなのでパンツ食い……もとい、パン食い競走についても触れてみたい。
ワタクシの母校 (正確に言えば母校の前身) が、この「パン食い競走」発祥の地だと当時の語学ゼミの教授に聞かされていた記憶があったので、今回、「パン食い競走」のルーツについて改めて調べてみた。
すると、どうやらパン食い競走のルーツには二つの説があるようだ。
一つ目👆が、
札幌農学校 (北海道大学) の「遊戯会」という運動会、明治29年 (1896年) の第15回大会で行われた「食菓競走」がルーツとする説。
二つ目👆が、海軍兵学校の寮主催の「競闘遊戯会」という、字面が若干不穏な運動会っぽいイベントにおいて、明治7年 (1874年) にアンパンの失敗作を譲り受けてパン食い競走をしたのが、ルーツになっているという説。
この二つを単純に見比べるなら、タイムスタンプ的に海軍兵学校寮の方が早いので、こちらがルーツとみていいだろう。
我が母校、ピンチ(>_<)。
ただ、
「アンパンの失敗作を譲り受けて…」なシチュエーションて何?(・_・)?
という疑問は湧く。
そこで、そもそも論でアンパンの発祥てどこやねん?て調べてみた。
すると、東京の木村屋というパン屋さんが1874年に、日本にパン食を普及させるために試行錯誤を繰り返した中で、酒饅頭の酒種を利用することで「日本人に受け入れられやすく、かつふんわりとしたパンを作れるのでは?」という発想に至ったそうな。
そして、酒種発酵種によって作りあげたパン生地であんと桜の塩漬けを包んでできたのが日本で初めてのアンパン。
あら?(・_・)?
おわかりいただけただろうか。
まずもって、タイムスタンプの1874年。
そして、「試行錯誤を繰り返し――」という部分。試行錯誤を繰り返したら、そりゃ失敗作はそれなりに出るよね。
我が母校、大ピンチ(>_<)。
一縷の望みを、両者の所在地に求める。たとえ、年代が一致しようが、シチュエーションがそれっぽかろうが、海軍兵学校寮と木村屋との距離が、札幌ドームと鎌ケ谷スタジアムほどの距離があるのなら、失敗作を譲り受けることなど到底できまい( ̄∀ ̄)♪
海軍兵学校寮👉旧築地川の東側
木村屋👉銀座
我が母校、K.O.(*´Д`)💦💦
というワケで、パン食い競走のルーツは、恐らくは海軍兵学校寮で行われた1874年のパン食い競走なのだろう。
札幌農学校の「食菓競走」は、それはそれで古きよき歴史の価値があるよね……ってことでいいッスか?先生っ!K先生っ!( ̄∀ ̄)♪
◇ ◇ ◇
今日も、ちょっとマイブームになりつつある、お絵描きばりぐっどくんの一枚。テーマは「パンツ喰い競走に興じる松平雅楽守」
今日の当番は歌川国芳くん。
……いや、なんかフードファイトみたいになってるやん(・_・)
ばりぐっどくん、もしかして「競走」と「競争」の区別つかなかったんやろか…(*´Д`)
そして、やっぱ「食べる」のね、パンツ……
おっと、今宵ももうこんな時間だ。今日もギリギリ…ていうか、今日の一曲を入れてる時間がない( ゚Д゚)……ばりぐっどくんにかまけてた時間が余計だったか(>_<)
相変わらず、時間配分ヘッタクソやな、ワシ(*´Д`)
……また、「昨日の一曲」にするか……(・_・)トホホ
【2022年10月21日追記】
――というわけで、「昨日の一曲」(^^ゞ💦
キーワードは「パン」
今週の8曲目、中川翔子・山田五郎で『スカシカシパン少し変』
しょこたんこと中川翔子と編集者でコラムニストの山田五郎のほのぼのデュエット^m^
スカシカシパンは、この見てくれ(👇)どおり、パッと見「菓子パン」に見えなくもないが、もちろんパンではなく
タコノマクラ目スカシカシパン科に属するウニの一種。
実際に食べるわけじゃないなら、パン食い競走に使用するのも可能とみた
(まぁ、かなり生臭そうではあるが……)。
そんなこんなで、
明日も、なるべく多くの人が、
「んっんん~ん んんん、んんん~☆」なんて言わずに余裕をもって出勤、登校できますように✨
■ おまけ
今回の画像しりとり列車 (112両目) の前の車両です。タイトル「サマーナイトタウン」と右下のネタ画像で、なにこれ?て引っかかりを覚えた方がおられましたら、時間が許すような時にでも、覗いてみてやってください。