連帯責任 ――画像しりとりはじめました(#119)
(#118) 同情するなら金送れ→「れ」→連帯責任
……そりゃあ、組織に連帯責任はつきものだけどさぁ
「おれ、年越しの瞬間、地球上にいなかったんだぜー(≧▽≦)♪」
――を小隊規模でやれって
俺ら、この上官の許でホントに日本の平和、守れるのか?
それは……ちょっとキビシいかもね( ̄∀ ̄)
迷える日本の、明日はどっちだ?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「会長 (*1)!オレ、年越しの瞬間、地球にいなかったんです!」
もう20年以上も前の話だが、年明け早々の深夜にそんなメールが送られてきたことがある。
送り主は、5コ下くらいの職場の同僚で、満面の笑みをたたえご陽気に大の字になってジャンプしている画像ファイルが添付されていた。
12月31日の23時59分59秒にジャンプして、「年越しの瞬間は地球にいなかったんだ!」と言い張る、いわゆる「年越しジャンプ」という代物。
……いや、小学生かよ^m^
苦笑いしながら能天気な画像を眺めてた記憶がある。
5分後くらいに追加のメールが来て
「あけおめです\(^o^)/♪ 今年もよろしくお願いします。」
――って、順番逆だろ(笑)
性格は超がつくほど明るく、仕事もちゃんとこなせるが、どこかしら抜けたところのある同僚だったが、アイツらしいや^m^ そう思えた。
憎めないキャラというのは、何かとオトクである。
ただ、まさかとは思うが、このメール、課長や次長にまで送ってないだろうな――?( ̄∀ ̄)
そこだけは、ちょっとだけ不安になった(・_・)
そもそも、年越しの瞬間ジャンプしていたからといって、それが地球にいなかったことになるかといえば――ならない✋
誤解されがちだが、「地球上」というのは、なにも地面に足が接地していなければならないということはない。空中だって立派な「地球上」だ。
逆に言えば、「地球上にいなかった」ということは「地球を飛び越え宇宙にいた」ということでもある。
では、地球と宇宙の境界線はどこだろうか?
国際航空連盟の定義でいえば、高度100kmから上が宇宙なのだそうだ。
NASAのスペースシャトルが地球帰還時に大気圏再突入と呼んでいるのが高度120kmあたりなのを考えると、大気の濃さが影響を及ぼすあたりが一応の目安といったところなのだろうか。
つまり、年越しの瞬間、少なくとも地上100km以上の高度までジャンプしていたのなら、「オレ、年越しの瞬間、地球上にいなかったんだぜ!」と胸を張って言えるのだと思う。――そうなるともう、ほぼ、『Dr.スランプ』か何かの世界だが(・_・)
まあ、「年越しジャンプ」が子供じみてるというなら、こうしてNASAだの国際航空連盟だのを持ち出してまで「地球上にはいるだろ」などと四角四面の反論をするというのも、言うたら同じようなレベルで大人げないと言えそうだが……(^^ゞ💦
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ところで、では、そもそもこの「年越しジャンプ」の起源って何だろう?――て話。
正確な起源と呼べるかどうかは分からないが、調べた範囲内で一番古そうなのは漫画『ツルモク独身寮』の1シーンだった。
『ツルモク独身寮』は、『ビッグコミックスピリッツ』で1988年から1991年まで連載されていて、「ツルモク家具」の新入社員、宮川正太と、彼が住む独身寮の住人たちとの人間模様を描いたラブコメである。
で、主人公・正太の父親が、年越しジャンプをしているシーンがコチラ。
(8巻 その14)
まごうことなき「年越しジャンプ」である。ジャンプした後の「年が変わる瞬間、わしゃ地球上におらんかったぞ!!」までセットになった、完璧なまでの「年越しジャンプ」だ( ̄∀ ̄)
なんか、この明らかにお調子者の父親と、それを「はいはい、見てましたよ」と柔らかくいなす母親のやりとり、これはなかなかいいシーンだなぁ…
(*´∇`*)♪ と思う。
さらに、この漫画のmixiコミュニティでは、このシーンに敬意を表すかのように「年越しジャンプ」をするトピが立ってたりする。
なお、トピ名が「今年も飛びますか?」なのを見ると、きっと毎年のように飛んでるんやろなぁ…という想像はつく^m^
(ちなみに、👇はmixiユーザーとしてログインしないと一部しか見られないので注意をば――もっとも、見られる一部だけでも「年越しジャンプ」への熱量は十分に伝わると思われます)
こうしてみると、ツルモク独身寮関係者(笑)だけでも、相当数の「年越しジャンパー」がいそうなので、その周辺の巻き込みジャンパーも含めたら、今なお相当数の人々が、なんのてらいもなく年越しジャンプを楽しんでいるのではなかろうか。
元日早々、私に画像付きメールを送ってきた能天気な元同僚も、もしかしたらツルモクジャンパーだったのかもしれないなぁ……( ̄∀ ̄)
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さて、今日の一曲。キーワードは「ジャンプ」ということで
今週の5曲目、KARAで『점핑(Jumping)』
相変わらず彼女らのダンスは、いつぎっくり腰になるんぢゃないかとハラハラしながら見てしまう、そんなオイラはおっさん度が過ぎるというものなのだろう( ̄∀ ̄)
おっと、今宵ももうこんな時間だ。
今日は夜間のトランポリン講習が待っている。今日こそ、成層圏まで飛んでみせるぞ(o^-')b♪←できるできないを云々するまずその前に、天井にブチ当たるやろ( ̄∀ ̄)
そんなこんなで、
明日も、なるべく多くの人が、楽しさ、嬉しさのあまりついジャンプのひとつでもしたくなるような、そんな一日でありますよう✨
(そして、着地の際には足をグネらないよう、ほどほどのジャンプを心がけてください^m^)
■ おまけ
今回の画像しりとり列車 (119両目) の前の車両です。タイトル「同情するなら金送れ」と右下のネタ画像で、なにこれ?て引っかかりを覚えた方がおられましたら、時間が許すような時にでも、覗いてみてやってください。