プール開き ――画像しりとりはじめました(#187)
(#186) ゴシップ→「ぷ」→プール開き
こんなに喜んでくれるなら
区民プールも開きがいがあるというもの
なに区か知らんけど、初日からこんなのが大挙してやってきたら、やっぱありがた迷惑だよなぁ……( ̄∀ ̄)
てか、絶対、プールで遊ぶ格好ちゃうやろ^m^
そもそも、今日はまだ1月3日である。松も取れない内からよりにもよって夏休みのプール開きて(笑)。
今日は――というか、昨日の夜中から、北海道では冬将軍が荒れ狂い、いつものように4時起きでひとバトル💥、夜の間に10cm級の積雪となっていたので、トータル2時間近い戦いとなった。
雪かきが終わる頃、またチラホラと雪が降り始めてはいたが、いったん中に戻り、note友さんからいただいているコメントを見たり、記事を読んだり、コメントしたり、ラジバンダリ。
そうこうしながら約2時間、トイレに降りて用を足した時、小窓に吹き付けている雪の量がけっこう多かったので、横殴りの雪、それもなかなかの量が降っている時の兆候とみた。
どうやら第2ラウンドやな、冬将軍め……! そう覚悟を決めて、本日2回目の雪かきかに挑むことにした。
玄関を開け、その先の玄関フードの戸に手をかける。
重い。ていうか、開かない。……嫌な予感がする。
渾身の力を込めて20cmほどこじ開けると、戸があった場所に積もっている雪の高さ、おおよそ
40cm。
(・_・)……まぢスか……
これまでも、一夜明けたら30cm級、40cm級の大雪、というのはひとシーズンに2回や3回はあるものだが、たかだか2時間程度でこの量というのはさすがに想定外だ。
無論、想定外だからといえばこの雪が消えて無くなるというわけではない。
やるしかない。かくしかないのだ。
本日の冬将軍とのバトル (第2ラウンド) スタート!
このクラスの積雪となると、雪国に住まう者の必需品にして、雪かきにおける不動のエース、スノーダンプくんの通る道を確保するだけでもひと苦労である。
しかも、この短時間にここまで大量の雪をもたらした冬将軍は、なおも断続的に雪を吐き続けている。
きりがねぇじゃねーか!
そうわめきたいところだが、わめいたところで冬将軍が攻撃の手を緩めてくれるわけではないので、わめくヒマがあったらその分手を動かす。足を動かす。それが北の大地に暮らす者の運命というものだ――
――戦いは終わった。
断続的に降り続いていた雪も、雪かき終了間際には上がり、晴れ間さえ顔をのぞかせている。
「いやあ、ようやくあがりましたねぇ♪」
ともにこの数時間のバトルをそれぞれの持ち場で戦っていた隣の家の御主人が空を見上げて気持ちよさそうに伸びをしている。
普通の人にとっては、雪かきを為し終えた者への祝福の陽光なのだが、私にとっては吸血鬼へのとどめの陽光である。
「お疲れさまでした」
一言、互いの健闘を称え、挨拶を交わし、そそくさと屋内に避難する。
時計の針はすでにてっぺんを回っていた。まるまる4時間強か……。
今日の冬将軍はなかなか手強かった。間違いなく今シーズン最強の好敵手といっていいだろう。
半日だけで約6時間の激闘を終えてPCに向かう。
今日のネタ画像にこれを選び、あまつさえこのような季節外れのキャプションを打ったのは、心のどこかに真逆の快楽に現実逃避したいという気持ちがあったのかもしれない。
とはいえ、冷静に時節柄を考えれば、今の時期に開くべきはプールではなく鏡だろう。
鏡開きとは、1月の年中行事であり、それが行われるのは松の明けた1月11日であったり、地方によっては20日(*1)だったりもする。正月に歳神や仏さまに供えた鏡餅を下げてそれをいただく、ざっくりといえばそんな行事だ。
鏡開きのルーツは武家社会の風習にある。
鎧などの具足にお供えした具足餅を下げ、雑煮などにして食べる。これを行うのが新年の20日(今は11日)であり、つまり「刃柄」を祝うというわけだ。鏡開きは、この風習が一般化したものとされている。
鏡餅を刃物で切らずに手や木槌で割るのは、餅を刃物で切るのが切腹を連想させるためだ。このあたりにも武家由来の香りが残っているともいえる。
そんなワケで、鏡開きは「具足開き」ともいう。
具足と言えば――ではないが、今週の日曜日 (8日) からスタートする今年のNHK大河ドラマは『どうする家康』。
戦国三英雄の一人・徳川家康の生涯を描くストーリーである。
主人公の徳川家康を元嵐の松本潤が演じることで話題になっている。昨年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』最終回で、鎌倉時代の史書である『吾妻鏡』をワクワクしながら読んでいる、という体で先乗り家康でびうwした松本潤も、もちろん期待大だが、一介の歴史好きとしては、その他の史実の武将等のキャストもけっこう気になっている。
現時点でわかっているキャストを見ながら、良くも悪くもw注目のキャストを何人か挙げてみたい。
徳川家康を語る上で不可欠――ていうか、戦国時代を切り取るなら、どこを切っても必ず出てくるだろう重要人物、織田信長を演じるのは、
元V6の岡田准一。
あらま、すでにカッコ良いわ(〃▽〃)ポッ
岡田自身がアクションお化け(笑)なので、サービスカットとしてのダイナミックな殺陣なんかにも期待したいところ(⌒~⌒)。
家康、信長を紹介しちゃったら触れざるを得ない (笑) 豊臣秀吉を演じるのは、ムロツヨシ。
お調子者という点では思いっきりハマり役といえる。お調子者が過ぎて、『勇者ヨシヒコ』シリーズのメレブみたいにならなければよいが……
( ̄∀ ̄)
『勇者ヨシヒコ』シリーズといえば、主人公・勇者ヨシヒコを演じた山田孝之も今回、キャストに選ばれている。
役どころは服部半蔵こと、服部正成。
まあ、なんでもこなせるカメレオン俳優の山田孝之である、きっと、なかなかの怪演っぷりをまた見せてくれるのだろう。
個人的には『信長協奏曲』で豊臣秀吉を演じた時の腹黒さがテイストとしてイメージされるが、はてさて……。
キャストを見て、パッと見の印象でイメージしづらかったのが、武田信玄を演じる阿部寛。
武田信玄といえば、恰幅のいい武者姿をデフォルトとして連想してしまうので、長身面長の阿部寛がどんな信玄坊主になるのか――
あ、意外としっかりハマってる^m^♪
オイラ、へたすりゃこんな感じになるのか、とすら思ったものww
最後に、まだ『どうする家康』の画像がない明智光秀役の酒匂芳。
いやもう、これ絶対、謀反起こすやん(笑)。
出てきていきなり「敵は本能寺にあり!」とか言いそうやんw
……謀反起こすこと前提のキャスティングとしか思えん(≧▽≦)♪←失礼
いずれにせよ、前回の『鎌倉殿の13人』同様、面白い大河ドラマになることを願ってやまない。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
開きといえば、鉢開きという言葉がある。
鉢開き坊主、あるいは単に鉢坊主ともいう。要は托鉢して歩く乞食坊主のことだ。
坊さんと正月といえば、やはりこの人を忘れてはいけないだろう。
そう、中央児童福祉審議会推薦のさわやか坊さんアニメの主人公、一休さんだ。
一休さんのモデル……ていうか、まあ史実バージョンの一休さんである一休宗純は、後小松天皇の御落胤という説があるいわくつきの身で、6歳で京都の安国寺に入門することとなる。名は周建。まだ一休ぢゃないのねw
17歳で謙翁宗為の弟子となり戒名を宗純と改めるが、そのお師匠様が周建21歳の時に死去、その後、彼は京都、大徳寺の高僧・華叟宗曇の弟子となる。
この頃、「洞山三頓の棒」という公案に対し、
「有漏路より無漏路へ帰る 一休み 雨ふらば降れ 風ふかば吹け」
と答えて、お師匠さまから「一休」の道号をゲットする。
そう、一休さんが一休さんになるのは、実は二十歳すぎだったりするのだ
( ̄∀ ̄)
27歳の時、カラスの鳴き声を聞いて突然悟りを開いちゃったりする。(なんでや)
お師匠さまもこれを認めて印可状を与えようとするが (だから、なんでや)、一休さんはこれを辞退し、以降、詩や狂歌、書画といった風狂の生活をスタートさせた。
もう悟っちゃったんだから、ある意味コワいもんなしになったのか、仏教世界では公然のタブーである男色はもちろん (笑) するし、仏教世界では菩薩戒でNGの酒も飲む、肉も食う、結婚もするし、子どもまでいる、とやりたい放題の生活だった人( ̄∀ ̄)。
それが一休宗純だ。
そんな一休さんのエピソードとして、こんなのがある。
お正月に浮かれる町中を、杖の頭に髑髏をしつらえて
「ご用心、ご用心」
と叫びながら練り歩く一休さん。
その際に詠んだ句がコチラ――
「門松は 冥土の旅の一里塚 めでたくもあり めでたくもなし」
その心は、
正月が来ると、人は門松🎍を立ててめでたいめでたい♪と浮かれるが、門松を立てるたび、一歩また一歩と死に近づいてるんやで、浮かれてばっかいてるなよ――
そんな感じだろうか。まあ、正月気分に掉さす強烈な皮肉ではあるなあ。
まったくもってそのとおりの真理なんやけど(o^-')b♪
ちなみに、このエピソード、実はアニメの『一休さん』にも描かれてたりする。
第9話「めでたくもありめでたくもなし」
ここで、一休さんは史実同様、杖の先に髑髏をつけて街を練り歩く。
「縁起でもねぇ!」とかいって町人から石をぶつけられたりもして、なんとも後味の悪いラストシーンになっているのが、これだ。
放映日は1976年1月7日。
まさに正月、年明け一発目からこのエピソードって……見ている子どもたちにとってもなかなかの衝撃映像ではなかろうか。
(しかも、これ、前年の10月に始まったばかりのまだ9話目なのにw)
このカットの直後にCMに向かうお約束のアイキャッチで
「面白かった?じゃあね~~♪」
とか言われても、ぶっちゃけ反応に困るわ……(-_-メ)
まあ、そんなワケで、こちらも1月3日。正月早々というトコロ。
十分に後味を悪くしたトコで、これにてお開きということにさせていただきやす( ̄∀ ̄)
ああっ、石をぶつけないでくれっっ💦💦
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今日の〆の一曲は、及川光博で『死んでもいい'98』
ま、なんだ、記事本編のエンディングが一休さんの涙のどアップという、なんとも後味の悪い画で終わってるので、せめて〆の一曲を能天気なミッチーで相殺……ムリ?(・_・)?……やっぱし💦
おっと、今宵ももうこんな時間だ。
さすがに6時間の雪かきはなかなかのダメージやね(^^ゞ…背中痛いわ💦
冷え込みもフツーにキツいし (現在マイナス7℃)。
ああ……ちょっと前の記事でオープニングに使ったマッチが頭の中に問いかけてくる……
〽愚か者よ 愚か者よ 今夜は眠れよ
そんなこんなで、
明日も、なるべく多くの人が、
まだまだプールには早いから、運を開いて宝くじなんてのはどうでせう♪
明日もラッキーな一日でありますよう✨
■ おまけ
今回の画像しりとり列車 (187両目) の前の車両です。タイトル「ゴシップ」と下のネタ画像で、なにこれ?て引っかかりを覚えた方がおられましたら、時間が許すような時にでも、覗いてみてやってください。