足りない ――画像しりとりはじめました(#226)
自分語り (#225) →「たり」→足りない
「あの、お客さま……」
「いえいえ✋
お釣りは要りません」
「そうです、妻の言うとおり
お釣りは要りません
私どもは日頃から日本の皆様に良くしていただいておりますから
こんなことくらいですが、少しはお返しがしたいと――」
「いえ、そうじゃなくて……」
「そう、夫の言うとおり
言わば、些少のチップと受け取っていただければ(⌒⌒)」
「いえ、ですから……💦
足りないんです」
「……ファッ!?( ゚Д゚)💦( ゚Д゚)💦」
「……ふかひれあんかけチャーハン2つ、
海鮮熱々おこげ、濃厚ふかひれスープそれぞれ1つずつ
〆て日本円で4,396円(税込み)ではないのですか?」
「ええ、計算はそれで合ってます」
「では、何故?――むしろ500円以上余るのでは!?( ゚Д゚)」
「あの……これ、新渡戸稲造ぢゃないです……」
まぁ、パッと見、新渡戸先生に見えなくもないけどね( ̄∀ ̄)
でもあれよ、今回発行された新札は金額が漢数字からアラビア数字に変わって「1000」て表示されてるんやから、漢字読めへん外国人でもさすがに分かるやろ……って話やで( ̄o ̄)
これ1枚出して5000円です――はさすがに無理筋ってモンや^m^
―――――――――――――――――――(ここから先 4,704文字)
20年ぶりに日本の紙幣がリニューアルされたのは、昨年、
2024年7月3日のこと。
新紙幣スタート初日には、目新しいお札を求めて両替に並ぶ人々の様子が報道されたりなんかして、
個人的には
「いや、ドラクエかよ……」
と思ったとか思わなかったとか……( ̄∀ ̄)
紙幣のリニューアルで何より話題に上る筆頭と言えば、
「紙幣に描かれる肖像画が誰になるのか」ということ。
今回の交代劇は次のとおり。
💴 千円券
野口英世
――からの ↓ ↓ ↓
北里柴三郎
💴 五千円券
樋口一葉
――からの ↓ ↓ ↓
津田梅子
💴 一万円券
福沢諭吉
――からの ↓ ↓ ↓
渋沢栄一
ちなみに、冒頭ネタで謎のオーバーリアクションセネガル人夫婦が間違えた五千円札は、1984年に発行された二世代前の五千円札である。
……確かに、肖像画だけ見たら新紙幣の千円札に似てないこともないよね^m^
でもまあ、似ているのはその肖像画「だけ」だからねぇ( ̄∀ ̄)
謎のオーバーリアクションスリランカ人夫婦の「勘違い」は、ほぼ故意犯やろwと言われても仕方ないレベルの事案だ^m^
ただ、この新渡戸先生の五千円札、考えてみれば、もう40年以上前に発行された紙幣なのだが、現在も堂々と流通しているんだよねぇ( ̄o ̄)
実際に店舗でお買い物したお釣りでこの新渡戸先生にお会いすることも、そこまで激レアというほどでもなくちょくちょくあるし。
まぁ、さすがに三世代前の聖徳太子となると、実物はもう長らくお目にかかれていないけど( ̄∀ ̄)
でも、この聖徳太子も、発行されていないというだけで十分に紙幣としての効力はキープしてる (*1) んだから、ほとほと日本の紙幣って長生きだわw
( ̄m ̄〃)
それにしても、スマホひとつで気軽にピッ🎵
と現金なしで決済されるキャッシュレス化がトレンドとなっている中、なぜに今さら……というか、なぜにわざわざ新紙幣発行なのだろう?(・_・)?
それが新紙幣発行の報を聞いた時の率直な疑問だった。
個人的には、日常生活でのお買い物で現金を扱うことは、電子マネーのカードを忘れた時 (*2 ) の緊急避難的な機会でしかなくなって久しい。
今さら巨額の費用 (*3) を投じてまで新紙幣を発行するメリットや必要性ってあるんか?
ついついそう思ってしまう。
とはいえ、だ。
もしかしたら、自分が抱いているキャッシュレス化のイメージと実際の現金流通状況とは違っているのかもしれない。
というワケで、日本の市場における実際の決済方法について、現金とキャッシュレスとの比率がどうなっているのか調べてみた。
まずは「My Voice」というアンケートサイトの集計結果から。
これを見ると、2023年の店頭支払いで最もよく利用した方法が現金という比率は31.2%
ということは、ザックリと逆算すれば
現金:キャッシュレス=3:7
ということだろうか。
ちなみに、私が愛用している電子マネー派は11.6%
存外に少数派だった……(・_・)💦
あと、今回の疑問と直接は関係ない些事だが、
「直近1年間に店頭で支払いはしていない」という謎の勢力が0.7% 存在するのがめっちゃ気になる^m^
続いてもうひとつ、こちらはモデル百貨という会社が運営する『PRTIMES』という配信サービスの
「現金派かキャッシュレス派かを1,000人を対象に実施したアンケート調査結果」というもの。
結果は次のとおり。
……すっげぇザックリとした淡泊な結果報告ではあるが、見てのとおり現金決済とキャッシュレス決済の比率は
現金:キャッシュレス=38.9:61.1
即ち、概ね
現金:キャッシュレス=4:6
といったあたりだろうか。
いずれの調査も、現金派よりもキャッシュレス派の方が多いという結果が出ている。
しかしながら、自分が抱いていたイメージ――
キャッシュレス化についていけない (若しくは「ついていかない」) ご年配を中心とする現金派を除けば、ほぼほぼ何某かのキャッシュレス決済に移行している
という肌感覚からすると、思いのほか現金派が多い気がする結果とも言えようか。
ましてや上記のアンケートはデータソースがインターネットのアンケートサイトである。
『PRTIMES』が20歳以上の男女1,000人、
「My Voice」に至っては約1万人 (9,832人) という、まずまず大きな母数の信頼に足るデータとはいえ、ネットのアンケートに回答する人って、言うたら普段からネットにアクセスすることに抵抗のない人ってことでもあるわけで。
これはちょっとした偏見かもしれないが、キャッシュレスに移行しない現金派の多くはネットにもあまりアクセスしない人なんぢゃないやろか――という大雑把な認識がある(・_・)
そうなると、こういうアンケートにタッチしていない実際の現金派はさらにもう少し多くなるんぢゃないやろか?――とも思える^m^。
さらに言えば、「新紙幣をわざわざ発行する意味はある?」という疑問について考えるなら、「現金派?キャッシュレス派?」というスタンスの問題だけでは不十分かもしれない。
なぜなら、キャッシュレス派を自認する者の中にも、少なからず
キャッシュレスが基本だけど現金もちょくちょく使う
キャッシュレスは使うけどぶっちゃけ現金と半々
現金決済が殆どだけど、なんかちょっとカッコイイからキャッシュレス派と言ってみる
――なんて人もいるだろうから。
そこで、ちょいと視点を変えて、現金 (紙幣) の流通具合に着目するのではなく、反対にキャッシュレス決済の実際の割合を調べてみることにした。
以下の表は、経済産業省のホームページから、2010年~2023年までのキャッシュレス決済額とその比率の推移を示したもの。
これを見ると、キャッシュレス決済の比率が右肩上がりになっていることは確かだが、直近2023年現在でも、キャッシュレス決済の割合は
39.3%
まだまだ決済全体の4割弱にすぎない。
つまり日本全体のお金のやりとりの60%強は、まだ現金による決済だということのようだ。
……これならまぁ、まだまだ現金 (紙幣) の需要はあるか……(・_・)
自分の肌感覚とやらがどれほどいいかげんで恃むに値しないポンコツなのかを思い知ることとなったねぇ……( ̄∀ ̄)オーマイガー💧
それによくよく考えてみれば、私が買い物する際のほぼ90%以上を占めるプリペイド型電子マネーって、そもそも現金を予めチャージするわけだから
思いっきり紙幣使ってるぢゃん^m^
……て話でもある(^^ゞ💦
日本における「お札」(日本銀行券) の歴史を紐解くと、
第二次大戦後1946年のいわゆる新円切り換えに伴う紙幣 (A券) 発行以来、
B券……1950年 板垣退助 (100)、岩倉具視 (500)、聖徳太子 (1000)、
C券……1957年 岩倉具視 (500)、伊藤博文 (1000)、聖徳太子(5000・10000)
D券……1984年 夏目漱石 (1000)、新渡戸稲造 (5000)、福沢諭吉 (10000)
E券……2004年 野口英世 (1000)、樋口一葉 (5000)、福沢諭吉 (10000)
そして今回の新紙幣 (F券) 発行 (2024年) と、数々の変遷を重ね、C券以降はほぼ20年に一回のペースでリニューアルされている。
このペースでいくなら、次回の新紙幣発行は2044年頃だろうか。
経済産業省で示された上記の表を見るまでもなく、キャッシュレス化の波は右肩上がりを続けるだろうから、20年後の日本で果たして新紙幣の発行があるのかどうか( ̄∀ ̄)
個人的には興味が尽きないトコではあるけど、さすがにそれを目の当たりにできるほど、ワタクシ、世にはばかれる憎まれっ子ではない……つもりだけど^m^
てなワケで、そのあたりは多分その頃の居住地であろう地獄の底にてじっくりと検証してみたいところでもある☆
地獄の沙汰も金次第
――って言うしね( ̄∀ ̄)
さて、ここからは2025年の初記事からスタートさせている個人的な試み――
【いきなり自問自答カウントダウンチャレンジ】です☆
これは私のnote友さんのいつき@暮らしが趣味さんの企画で、
アドベントカレンダーをアレンジして、ちょっとずつ自己紹介ができる✨
というシャイなワタクシにピッタリな企画なのです(*´▽`*)✨
……(・_・)💧
ちなみにその記事がコチラ👇
――第4回となる今回のお題は……
いつきさんが描いてる色鉛筆のパステルカラーが、何よりも見ていて気持ち良くなります(*´꒳`*)✨
単に「好きな色」というのではなく
「見ていてうれしくなる色」
という問いがまた良いですね(*´▽`*)✨
そんなこんなで私の「見ていてうれしくなる色」は――
パステルカラー全般
です^m^
上の21本の色鉛筆セットでいえば、左から4番目の黄色、その隣の緑色なんかが特に心にウキウキ💕したものをもたらしてくれます(*´꒳`*)✨
パステルカラーはなんていうか目に優しいですからねー(*^-^*)🎵
見ていてホッとするのです☆
ちなみに「好きな色」ということになれば、
一番好きな色は
紫色💜
です( ̄∀ ̄)🎵
もともと小さい頃から特に理由もなく好きな色だったのですが、
14歳の時のとある出来事以来、私の中では特別な色になりました💜
恐らく、人生の最期の一瞬まで特別な色であり続けると確信しています☆
次に好きな色は
緑色💚
ですかねー(⌒⌒)
自発的に見るようになりファンになった最初のプロ野球チームが南海ホークスだったのも、ひょっとしたら当時としては珍しい緑色のチームカラーに惹かれたという側面も否めないしw
トラウマレベルで苦い思い出となった「鎌ハンド」に魅せられたのも、第一印象で目に飛び込んできた鮮やかな緑色のバディだった気がします。
今宵の〆の一曲は、
UAで、『数え足りない夜の足音』
(5分24秒)
記事本文ではタイトルの「足りない」に一っ言も言及できなかったので(^^ゞ💦
せめて〆の一曲くらいは「足りない」を入れてみる( ̄∀ ̄)
個人的には彼女の楽曲の中で一番スキな曲☆
当然、実際に歌う回数も一番多くなる曲。
いかにも朝本浩文っぽいファンキーな曲。
……公式MVのバストアップのUAがモジモジくんに見えてしょうがない曲(笑)
そんなこんなで、
明日も、なるべく多くの人が
ちょっと「足りない」を感じて不満に思う日でも
「不自由を常と思えば不足なし」なんて思わず家康チックな心持ちで鷹揚に構えていられる――そんな余裕ある一日でありますよう🌈✨
#なんのはなしですか
#どうでもいいか
#ワクワクがあふれだす
#賑やかし帯
#賑やかし帯いきなり自問自答カウントダウンチャレンジ
■ おまけ
今回の画像しりとり列車 (226両目) の前の車両です。タイトル「自分語り」と下のネタ画像で、なにこれ?て引っかかりを覚えた方がおられましたら、時間が許すような時にでも、覗いてみてやってください。
■ 参考・出典
1.
2.
3.
4.経済産業省ホームページ (2023年のキャッシュレス決済比率を算出しました)