草彅剛 ――画像しりとりはじめました(#105)
(#104) 胸襟を開く→「く」→草彅剛
30年ぶりに音松くん演ろ♪と思ってメイクしてみたが
記憶が曖昧で、もはや一体全体なに松やねん状態
『音松くん』とは、1992年から1995年までの3年間、フジテレビ系で放送されていたバラエティ番組『夢がMORI MORI』の中の1コーナー。
アニメ『おそ松くん』をもじったコントで、SMAPのメンバーが6人兄弟を演じている。
コント上の設定は、左から――
緑松(香取慎吾)…自然が大好きで常に盆栽を手にしている。口癖は「エコロジー」。
黄松(草彅剛)…カレーが大好きで、語尾がなにかと「○○でインドぅ」になる。
赤松 (木村拓哉)…クールにして情熱的。真っ赤な薔薇を手にしている。
白松 (森且行)…「清く正しく」がモットーの白縁メガネの優等生。
青松 (中居正広)…青い空と海が大好きな青春熱血体育会系で単細胞といううっとーしいやつ。
桃松 (稲垣吾郎)…早熟でエロ大好きな妄想少年。
ん~♪ こうして見ると、当たり前だが、全員若いっ!……てか、そもそもまだ森且行がいる (*1) もんねぇ( ̄∀ ̄)♪
当時のアイドルとしてはけっこう斬新だった、かなり本域でのコント経験は、その後のSMAPにとって大きなターニングポイントになっているような気がする。
特に、この音松くんでのキャラ設定は、それを演じるメンバーそれぞれの性格をけっこう上手く反映していて、それだけに繰り広げられるコントもリアルで面白かった。
放送された時間帯は23時台後半の深夜枠だったが、歌だけにとどまらず、コントやお笑い、スポーツ等、まさにバラエティに富んだパフォーマンスができるアイドルとして、世間一般での認知度はじわじわと上がっていったのである。
SMAPのテレビ地上波での活動は、『SMAP×SMAP』という20年以上に及ぶお化けバラエティ番組がその集大成だが、土曜深夜の30分枠のバラエティ『夢がMORI MORI』の3年間は、その基礎というか原点みたいなものになっているともいえるだろう。
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『夢がMORI MORI』でのコント以外のもう一つの柱だったのが、
スーパーキックベース。
キックベースとは、ざっくり言ってしまえば、ドッジボールを使った三角ベースである。←ざっくりすぎる(^^ゞ
キックベース自体は、野球の基礎を教えるために1917年頃にアメリカで考案された競技であり、日本では千葉県市川市で、子供会活動を通じて普及したとされているが、普及と言ってもどれだけのレベルだったかは正直、よく分からない。
ただ、この『夢がMORI MORI』の「スーパーキックベース」コーナーで取り上げられ、人気企画となっていた頃は、日本国中、ちょっとだけキックベースブームが訪れた時があったのは確かである。
うちの界隈では、中学校や高校の体育大会の競技に入れられていたこともあったくらいだ。
ちなみに、『夢がMORI MORI』のものではないが、キックベースの実際のプレイ風景の動画があったので、参考までに。
なお、SMAPが、このような歌にコントにスポーツに、とバラエティに富んだ活動を繰り広げるのは、そのグループ名が
Sports
Music
Assemble
People
の頭文字をとり「スポーツと音楽をするために集められた人々」という意味を込めたジャニー喜多川の想い (*2) を体現しているともいえるだろう。
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さて、大したオチも何もないまま(笑)、今日の一曲。
今日は、『夢がMORI MORI』を徹底的に懐かしもうと思う。
今週の4曲目、森口博子で『あなたといた時間』
『夢がMORI MORI』最後のテーマソング。
どーしてもバラドルのイメージが強すぎて見落とされがちだけど、森口博子ってフツーに歌うまいんだよなぁ……というのがなんとなく解る。
ま、歌が上手いというだけで生き残れるような時代でもなかったから、バラエティへのシフトは概ね正解だとは言えるんだろうけど、やはりフクザツな想いは残る^m^
おっと、今宵ももうこんな時間だ。
『夢がMORI MORI』の録画なんて残ってないし、仕方ないから森口博子のベスト盤でも聴くか( ̄∀ ̄)←仕方ないは余計
そんなこんなで、
明日も、なるべく多くの人が、
たまには、古き良き何かを懐かしむことができるよな一日でありますよう
■ おまけ
今回の画像しりとり列車 (105両目) の前の車両です。タイトル「胸襟を開く」と右下のネタ画像で、なにこれ?て引っかかりを覚えた方がおられましたら、時間が許すような時にでも、覗いてみてやってください。