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目配せ              ――画像しりとりはじめました(#177)

(#176) 生き埋め→「め」→目配せ

目と目で通じ合う

そういう仲になりたいわ♪



まずは、そんなワケで←どんなワケだ
オープニングアクトは工藤静香で『MUGO・ん…色っぽい

曲が後藤次利、歌ってるのが工藤静香ときているので、詞は当然、秋元康御大なのだろうなぁ…と思ったら、意外や意外 (*1)中島みゆきだった^m^

*1:意外や意外:確かに、工藤静香がもともと所属していたアイドルグループであるおニャン子クラブの楽曲は、「曲:後藤次利、詞:秋元康」というタッグが多かったが、彼女がソロになってからは、秋元が詞を手掛けたシングル曲はソロでびう曲の『禁断のテレパシー』をはじめとする初期の数曲くらいである。
 まあ、後のAKB48とは違い、おニャン子クラブに対しては秋元は楽曲の作詞、企画&構成作家という立場であり統括という意味でのプロデューサーではない。さらに、工藤静香がソロ転向の時期は、秋元康自身が日本の芸能界を一定の距離を持ち海外を拠点にしていた時期でもあったので、必然的に工藤静香の楽曲の作詞は少なくなる。
 一方、中島みゆきは、4thシングル『FU-JI-TSU』で初めて作詞に起用され、この曲がバカ売れしたため、その後も起用が続き、
『MUGO・ん…色っぽい』
『黄砂に吹かれて』
『私について』
『慟哭』
等、オリコン1位獲得曲が目白押しである。

まあ、秋元御大であれ、中島みゆき大先生であれ、いずれ劣らぬ日本語歌詞の世界のスペシャリストだ☆

ただ、その日本語を操るスペシャリストの中島みゆきをして、この曲、特に曲のタイトルには相当に苦労したのだという。

というのも、この曲はもともとカネボウの1988年秋のプロモーションのイメージソングということが予め決定しており、作詞のオファーの条件としてキャンペーンのキャッチコピー「ん、色っぽい」を歌詞の中に、あわよくばタイトルに入れてほしい、というものがあったのだ。

……なるほど、中島みゆきらしからぬ『MUGO・ん…色っぽい』とかいうタイトルの荒業 (笑)、こうしてその裏事情を知ればその違和感にも合点がいくというものだ( ̄∀ ̄)。

実際、中島みゆきは、その著書『愛が好きですⅡ』(新潮文庫)の中で、

もしもわたくしめが、ずっと自分のアルバムだけを作り続けていたならば、ここまでキレることはあったでしょうか

とまでキレ散らかしておいでだ(^^ゞ💦

それでも、こんな無茶な要求にもしっかり応えるところは、さすがプロフェッショナル✨と賞賛に値する。

しかもサビに上手く絡めていくところなんか、さすがの職人芸と言ってもいい。

目と目で 通じ合う
かすかに ん 色っぽい
目と目で 通じ合う
そういう仲になりたいわ
MUGO・ん いくじなしね
MUGO・ん 淋しがりね

後ろ2行はさすがに無理やり感が否めないが、頭2行の美しさは出色だ。

目と目で 通じ合う
かすかに ん 色っぽい

目と目で通じ合う」……まさに「目は口ほどにものを言い」という言葉を彷彿とさせる言い回し、これができたら、そりゃあもう色っぽいのだ。
千万言の言葉を継ぐよりも、目で語れる一瞬の想いの方がはるかに(*´∇`*)♪なのだから。

そして、これはあくまで個人的な解釈でしかないのだが、
この「かすかに」がまた良い(*´∇`*)♪

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

目配せとは「目だけを動かして気持ちを表したり、何かを知らせること」とある。

ちなみに、この「目配せ」って漢字、当て字なんやね。もともとは「目食はせ (めくわせ)」と書いていたらしい。つまり、目で送った合図を相手に認識させる=食わせる、というのが原義だ。

ついでにというか、当て字の(笑)「目配せ」と同じ漢字を使い、辞書でもお隣さんの「目配り」という言葉にも触れておきたい。
目配りとは「あちらこちらに目を向けて注意すること」だ。

唐突だが、私は眼が悪い。
生来の病気由来と、どうやらそうではない医学的説明不能な理由と。

右眼は現代科学の粋を尽くしてどうにかこうにか矯正視力で0.7という普通運転免許ギリ合格ライン、左眼に至っては、完全に視力がない。より正確に言えば、夜と昼レベルの光量の差くらいは区別ができる程度で、ものを見るという観点からすれば完全に役立たずだ。

車を運転しない普段は、視力0.2~0.3程度が見えるくらいの弱いメガネをかけているので、ぶっちゃけ、対人で話をしている時も、相手の顔は、正直そこまでよく見えてはいない^m^。

だから、「目配り」はできないけど「目食わせ」はできる。

道立学校勤務だった頃、配属は行政職でも、一応、英語の教員免許を持っていたこともあって、私はちょくちょく教職員の業務に駆り出されることがあった (*2)

*2:教職員の業務に駆り出されることがあった:特に、教職員の確保が難しく慢性的に人員不足になりがちな定時制では、3年目くらいからは、ほぼ教職員扱いで職員会議とかにも半強制的に参加させられていた^m^。

当時の進路指導で、担当教諭がよく言ってたのを思い出す。

企業や大学等での面接では、面接官の目をしっかりと見て話しなさい

あくまで個人的な肌感覚なのだが、相手の目を見て話す、って、けっこう心理的ハードルの高い行為じゃありませんこと?――(・_・)。

もちろん、それが難なくできるタイプの子もいる。
でも、そういうのが苦手で、面接官の目を見るには見ても、見続けていられなくなる子もいる。それもけっこういる。

進路指導では、そう言う時は、とにかく数こなし経験を積めば慣れる、とかいうのだが、いやー、そういうのがそもそも苦手な子にとっては、そりゃなかなかタイヘンよ(^^ゞ💦

ふだん相手の顔がろくに見えてないから、気軽に「相手の目を見て」(笑)話せている自分も、運転用の「見える」眼鏡装着時にそのまま誰かと会話することになった時は、視線を合わせようとするだけで、ちょっとたじろいだりするもんねぇ( ̄∀ ̄)💦

勿論、進学にせよ就職にせよ、面接なんだから、始終、明後日の方向見続けたまま、ってのはさすがに具合悪いかもしれないけど、逆に、始終相手の目を凝視し続けるってのも、どうなんでしょ( ̄∀ ̄)。

「目配せ (目食わせ)」は、自分が話している相手に向き合ってますよ、という意思があることを食わせられたらそれでいい。
――というのなら、何も、四六時中相手話者の目を凝視しなくたっていい。

それこそ「かすかに」でいいんじゃね?
あとは、(これは個人的に見える眼鏡装着時に実践していることだが) 相手の目ではなく鼻の頭あたりを、凝視ではなく周辺視すれば、心理的なプレッシャーは多少なりと逓減するんじゃないかなぁ……そんな風にも思ったりもするのだ。

受験生は、追い込み時期やね♪(⌒~⌒)♪

体調だけは崩さんといてな☕

頑張りすぎない程度にファイトやで(o^-')b♪

…………………ああっ、オチがないっ(*´Д`)


メリークリスマス♪( ̄∀ ̄)♪←なにがだ

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 今日の〆の一曲は、安全地帯で『熱視線

あんだけ、目を合わせるのはチラッとでええんやで♪――言うといて、この選曲て、どうなん?( ̄∀ ̄)?

そんな選曲のセンスのすっとこどっこいは心に棚を作って置いといて
とりあえず、曲自体はええ曲です☆

初期の安全地帯で、ノリノリなのは、この曲と『真夜中すぎの恋』の2曲しかない、といっても過言ではない(笑)――そんな貴重な一曲👆


おっと、今宵ももうこんな時間だ。
さっき、階下したに降りていく途中で窓から外を見たら、しんしんと積もってますなぁ( ̄∀ ̄)

……なあ、うちにはサンタクロースは来ないんやろ?
なんで、こんないけずなプレゼントよこすん?(・_・)?

そんなこんなで、
明日も、なるべく多くの人が
何も言わず目と目でメリークリスマスと言える一日でありますよう⛄



■ おまけ

 今回の画像しりとり列車 (177両目) の前の車両です。タイトル「生き埋め」と下のネタ画像で、なにこれ?て引っかかりを覚えた方がおられましたら、時間が許すような時にでも、覗いてみてやってください。


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松平雅楽守
こんなダラダラと長ったらしい記事に最後まで目を通していただき、その忍耐強さと博愛の御心にひたすら感謝☆です ありがとうございます ご覧いただけただけで幸甚この上なっしんぐなので サポートは、私なんかではなくぜひぜひ他の優れたnoteクリエイターさんへプリーズ\(^o^)/♪

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