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AIと経営判断〜結婚相手をAIが探してくれる?〜 AI人材育成講座day7
AI講座もday7に差し掛かりました。
「AIと経営判断」が本日のテーマ。
ChatGPTに「AIと経営判断」がテーマの画像を生成して、とお願いして出てきたのが、実は今回のアイキャッチ画像です。
近未来の企業の会議室にロボット(AI)だけが立っていて、左右の椅子には誰も人が座っていない、という非常にシュールな構造になっています。
講義によれば、「AIはあくまでも判断材料、経営を判断するのは人」とのことでしたが、もっと未来が進めば「人の判断」はいらなくなるのでしょうか、(なんだか怖い)
再度、作り直したのが、 以下の画像です。
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AIのアシストにより、人間が判断を下す。
こちらの方が、講座の趣旨に近いですね。(AI、コワクナイヨ)
閑話休題(話を元に戻しましょう)
それでは、day7のまとめと感想、いってみます。
1. 経営判断の本質
経営において最も重要なのは、「有益な改善は必ず数字に現れる」という原則です。どんなに素晴らしいアイデアや改善案であっても、最終的には数値として効果が測定できなければ意味がありません。
経営者や上司に提案を通すためには、以下の要素を明確に示す必要があります:
コストに対して生み出される価値
具体的な数値目標
ROI(投資対効果)の明確な提示
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興味深かったのは、統計やAIのモデルの専門知識が不足していても、効果とコストが明確に説明できれば、提案を通すことが可能だということです。
ああ、プログラミングや統計が今の段階でよくわかってなくても、なんとかなる?(心の声)
経営判断において最も重要なのは、技術的な詳細ではなく、ビジネスにもたらされる具体的な価値(時間の短縮とか売上とか)だということを示しています。
2. 業務改善とAIの活用
講義では、イーロン・マスクの開発5ステップが紹介されました。
業務改善の本質を突いている、と言われています。
要件をすべて疑う
部品や工程を可能な限り減らす
シンプルに最適化する
サイクルタイムを短縮する
最後に自動化する
特に重要なのは、自動化は最終段階だという点です。
多くの企業がAIやデジタル化をすぐに進めようとしますが、それ以前の「工程の最適化」がなければ、単に非効率なプロセスを自動化するだけに終わってしまうようです。
すぐにAIに突っ込むよりも、まずは自分の業務を洗い出せ!(耳が痛いです)
3. 組織における意思決定の本質
講義では「組織は意思決定を生産する工場である」という非常に興味深い視点が示されました。
人は1日に35,000もの決断をしており、組織における判断は、それらの集合体として捉えることができます。
ダニエル・カーネマンの「ファスト&スロー」を引用しながら、判断には以下の特徴があることが示されました:
すべては判断の集合体である
判断には、それぞれ関わる要因がある
人や組織は、要因に対して選択をしている
成功と失敗を繰り返して、知見が貯まっていく
4.AIと判断
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AIマッチングアプリの事例
講義では、「AIで理想の結婚相手は探せるのか?」AIマッチングアプリを例に、興味深い議論が展開されました。
ペ●ーズとかゼク●イ縁結びとか、大手のアプリはほとんど何かしらのAIが入っていると思われますが、
そもそも、何を最適化すればいいのか?
たとえば「幸せな結婚とは何か」という定義自体が難しい中で、以下のような問いが投げかけられました:
離婚していないカップル=幸せか?
仲人実績マックスのおばちゃんから属人性をなくすとどうなるか?
結婚にいたるための意思決定の棚卸しは可能か?
AIの活用におけるいろいろな課題を浮き彫りにしています。
定量化が難しい人間の幸福や関係性を、AIがどこまで支援できるのかという問いは、他の分野のAI活用にも通じていてとても面白いですね。
AIが使えない人の特徴
講義では、多くの人がChatGPTを効果的に使えない理由として、AIに「判断」をさせようとする点が指摘されました。重要なのは:
・AIはあくまでも判断の手助けである
・ChatGPTの発言をそのまま受け入れるのではなく、判断の参考資料として扱う
・人がやるべき仕事は、目の前の人が何に困っていて、どのような手助けができるかを考えること
→上記のような仕事はAIに代替されにくい(のではないか)と講師のカンパ先生もおっしゃっていました。
5. AIの適切な活用方法
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AIの活用において最も重要なのは、AIに判断をさせようとするのではなく、判断の手助けとして使うという考え方です。
具体的には:
膨大な決定因子の傾向を分析する
データを集めて最適な選択肢を提示する
人間の判断をサポートする
重要な点は、「ChatGPTがこう言ったから」という論理は通用しないということです。
AIはあくまでも判断の手助けであり、最終的な判断は人間が責任を持って行う必要があります。
感想:AI時代における「人間の役割」と「責任」
今回の講義を通じて、AIの役割と人間の判断の重要性について改めて考えさせられました。以下、僕なりの考えをまとめます。
判断は人が下す
どんなにAIが進化しても、「判断」は最終的に人間の仕事だという考えに深く共感しました。AIは膨大なデータをもとにパターンや傾向を提示してくれますが、それを「どう活かすか」は人間の意思次第。
データ収集やある程度の分析まではAIに任せて、最終判断は人が下す。
むしろ、AI時代だからこそ人間が責任を持って意思決定する姿勢が求められるのだと感じます。
自分が詳しくない仕事はAIで判断できない
講義で繰り返し語られた「専門家でなければAIの判断を適切に評価できない」という指摘は、耳が痛い部分でした。
自分がよく知らない分野では、AIの出力が正しいのか間違っているのか判断がつかない――つまり、専門知識を持たずしてAIを活用することは難しいのです。
最近ではSEOに関する文章を自動化することも増えていますが、ChatGPTが生成する提案がいつも正しいわけではありません。
そのため、基礎的なSEO知識を持ちながら、AIが出力した内容を時には批判的に評価する必要性を強く感じています。
あなたが何者かにならないと、AIは使えない……。
業務を棚卸しして、AIに担当させる部分を見極める
AIを活用するための最初のステップとして「業務の棚卸し」が挙げられていましたが、これは今後どの分野でも必須になると思います。
業務フローを細かく洗い出し、AIに任せられる部分を明確にする作業がないと、無駄なリソースが増え続けるからです。
実際に、自分の抱えているタスクを、細かく細分化して洗い出していく、というワークを最後にやったのですが、
・自分が習熟している、そしてすでに効率化ができている業務については、細かく書くことができる
・自分があやふやな、手間と時間がかかっている業務については、うまく書けない
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やはり、やるべきは、まず棚卸しか……
そもそも自分の仕事のフローがちゃんと腹落ちしてないと、AIは使いこなせない、使ったとしても中途半端で終わる、ようです
次回につづく、かも。
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