大好きなドラマ「おやじキャンプ飯」の短編的アナザーストーリーを考えてみた
YouTubeドラマ「おやじキャンプ飯」のシーズン4~大分編の撮影が始まったと聞いて… とても嬉しくこれからの楽しみが1つ増えました!明夫さんのファンとして、どんな新しい物語が展開されるのか、今からワクワクしています😊🎵
「おやじキャンプ飯」が好きすぎて、これまでのシリーズを見ながら自分なりの続編やその後のストーリーを考えて妄想するのを楽しんでいる私。そこで、今回は私がオリジナルで作ったショートストーリーを皆さんにご紹介したいと思います。文才も無い、素人のたわいもない文章ですが、読んでいただけたら嬉しいです😅
また甘口、辛口問わず… お読みになった感想などお聞かせ頂ければ嬉しく思います。また今後の創作活動の参考にもさせていただきます
ご迷惑でなければ…
「いいね❤」 評価も
よろしくお願い致します😊🍀
…もし評判が良ければ… まだ3本ほど、大まかなストーリーがあるので… また執筆して公開できればいいかなと思います🍀
※お断り※
あくまでもドラマ本編とは一切関係なく、私の個人的な妄想と趣味の範囲で書き溜めたアナザーストーリーとしてお読みください
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・1話 タイトル「腕時計」 R6/10/23投稿
・2話 タイトル「料理の心」 R6/10/23投稿
・3話 タイトル「ウリフタツ」 R6/10/27投稿
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3話 タイトル「ウリフタツ」
商店街のとあるスーパー。買い物カゴを片手に、食材の買い出しに来ている明夫。野菜に肉類とカゴの中はにぎやかだ。明夫はキャンプ地での料理をイメージしながら買い物を楽しんでいる
その買い物している明夫を、少し離れた陳列台の向こうから、じっと覗き込む肩出しニットでミニ姿全身黒ずくめな謎の女装家「春彦」の姿が。春彦は明夫を見つけると、急いで近づいてくる
春彦※「秋夫さんっ!秋夫さんずっと探してたんよ!やっと見つけた」(博多弁)
※春彦役は俳優の手塚とおるさんをイメージ※
いきなり知らない謎の女装家から突然の声掛けに驚き戸惑う明夫
明夫「い、いや。人違いじゃないですか?私、明夫だけど…私あなた知らないですよ全く」
春彦「いまさら何しらばくれとーと?ずっと秋夫さんのこと探してたんよ」(博多弁)
明夫は春彦に勢いよく迫られるも、知らない女装家からの問いかけを振り払って、レジを済ませて慌てながらも車に乗りこみキャンプ地へ帰るのであった
そそくさと明夫に逃げられた春彦は、慌てて走っているタクシーを停め、逃げた明夫の車を追いかけるようにタクシー運転手に言った
~明夫がテントを貼るキャンプ地…
明夫は、先ほど買ってきた食材で昼食を調理していた。そこへ先ほどの女装家春彦が駆け込むようにやって来た
春彦「本当に秋夫さんじゃないとう?秋夫さんは料理なんて全然出来へんやったもん」(博多弁)
明夫「あの、私明夫ですけど…あなたが知ってる明夫じゃないですよ。ほんと人違いだと思います」
春彦は、明夫を秋夫と勘違いしていたが、明夫の料理の腕前を見て、少しずつ疑念を抱き始める
…そこへ突然、キャンプ地の近くで車が故障してしまった男性が、救助を求めて明夫のいるキャンプ地にやって来る。彼は外見・容姿が明夫にそっくりだが、少し違う雰囲気を持っている。春彦がその男性に気付き、驚きの表情を浮かべる
春彦:「秋夫さん!?こんなところで何しよるん!?」(博多弁)
春彦は驚きと喜びでいっぱいになり、秋夫に駆け寄る
秋夫:「春彦!本当に春彦やったんね!」(博多弁)
自分にうりふたつそっくりな秋夫の登場に、明夫も驚きながら、二人の再会を見守る
焚き火を囲む3人の姿。焚き火の向こうには修理し終わったであろう秋夫の乗用車がポツンと…
秋夫は春彦に、自分が突然姿を消した理由を説明する。ある日、現状のこれ以上ない幸せがふと怖くなり、春彦の元を去ってしまったという。春彦は涙を流しながら、秋夫の話を聞く
明夫「…そういうことだったんですね。僕も最初は驚きましたけど、春彦さんが僕を秋夫さんと勘違いする理由(わけ)も分かりました」
沈黙の時間… 2人の放つ独特な空気感も感じつつ… 明夫は春彦と秋夫の再会を祝って、料理を振る舞うことに。2人の為に作った料理は「麻婆豆腐」
明夫が作った麻婆豆腐は、2人にとって… とても辛かったが、懐かしい味でもあった。具材には明夫がスーパーで買った瓜が入っている… そして春彦と秋夫は話し合いの上理解しあい、故郷へ帰り、もう1度やり直すことを明夫の前で決心する
助手席に春彦を乗せた車はゆっくりとキャンプ地を去っていく。2人が乗った車を見送りながら明夫は、彼らの幸せを祈るのであった
~エンディング~
谷澤ウッドストックさんの曲が流れる🎵
END
R6/10/27投稿
🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀
2話 タイトル「料理の心」
ある日、明夫がいるキャンプ地に一人旅の若者がふとやって来ました。彼の名は「耕作」20代後半の元料理人。耕作もまた、コロナ禍の影響でリストラに遭い、職を失っていました
職場を辞める際に、料理長から「お前は料理の才能が無いから他の職を探した方がいい」と厳しい言葉を浴びせられ、その言葉がトラウマとなって、大好きだった料理の道から逃げる日々を送っていました
ある日、耕作はテント前でチェアーに横たわりくつろいでいると、明夫が中華鍋を片手に昼食を作っている光景を目にしました。その鮮やかな鍋振りの光景は、耕作にとってとても美しく映り、カッコイイものに感じ心を震わせました。そして、思わず耕作は料理をしている明夫の側に寄り添い…
耕作「あ、あの、そのチャーハン、よければ少し僕にも食べさせて頂けませか?」
明夫は突然の頼みに少し驚き... 渋った顔をしながらも、ほんの少し考えたあと…
明夫「わかった、座って待ってな」
明夫は作ったチャーハンを一皿分けてあげました。耕作はその一口を食べると、目を見開き…
耕作「こんなに美味しいチャーハン、初めて食べました!」
…とても感動した様子で言いました
その夜...
焚き火を囲んで二人は会話を始めました。耕作は自分の過去を明夫に打ち明け、料理長からの厳しい言葉に傷つき、料理人としての自信を失ってしまったこと、大好きだった料理をするのが怖くなって、料理から逃げていた悩みを打ち明けました。明夫は静かにそれを聞きながら…
明夫「料理は心で作るものだ。技術も大事だが、何よりも大切なのは楽しむことなんじゃないかな」
と、寡黙に語りかけました。静まり返る森の中... 2人が囲む焚き火の音だけがパチパチと淋しく鳴っていました
...翌朝、明夫はテントで寝ている耕作に…
明夫「久しぶりに料理してみないか?俺も一緒に手伝うから」
…と、提案しました。耕作は少し戸惑いながらも、明夫のひと言で料理を再び始めました。明夫は、さりげなく... 基本的な料理の技術を丁寧に教え、耕作の動きを見守りながらアドバイスをしました。次第に、ぎこちなかった耕作の動きはスムーズになり、彼の顔には少しずつ自信と笑顔が戻ってきました
1週間が過ぎた頃、耕作は明夫のいるキャンプ地での生活にすっかり馴染んでいました。ある日、耕作は明夫に…
耕作「明夫さん、料理ってやっぱり楽しかったんですね。俺もう一度、料理人としてやり直してみようと思うんです!」
と、覚悟を決めこんだ決意を伝えました。その言葉を聞いた明夫は嬉しそうに頷いて…
明夫「それなら、まずはお前だけの料理を完成させなきゃな」
と、励ましました。これはいわば耕作にとっての卒業試験。明夫は耕作に…
明夫「チャーハン作ってみな、お前だけのチャーハンをな」
と、課題を与えました。耕作は汗をかきながらも一生懸命に中華鍋を振りました。そして出来上がったチャーハンを盛った皿を明夫に渡し…
耕作「食べて下さい、これが俺のチャーハンです」
明夫は一口食べて、その味をしっかりと味わったあとに…
明夫「うん、確かにお前のチャーハンだ。お前にしか出せない味だよ」
と、満面の笑みで答えました。この明夫の一言で、耕作は再び料理の楽しさを思い出し、すっかり自信を取り戻しました
...旅立ちの時、耕作は明夫に…
耕作「ありがとう、明夫さんのおかげでもう一度自分を取り戻せました」
と感謝の言葉を伝えました。明夫は少し照れながらも微笑み…
明夫「これからも料理を楽しんで作っていけばいい。お前にしか出せない味でたくさんの人を楽しませるんだぞ」
去っていく耕作の背中を見送りながら… 明夫はその成長を喜びつつも、どこか寂しさを感じていました。それでも、若者の未来を信じ、温かい眼差しで見守り続けるの明夫の後ろ姿がありました
~エンディング~
谷澤ウッドストックさんの曲が流れる🎵
END
R6/10/23投稿
🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀
1話 タイトル「腕時計」
森の中、鳥がさえずるいつもと変わらない晴れた朝。明夫は変わりなくいつものルーティンで目覚めの体操をこなす。朝食も終わり、山の中への散歩という名の落ちているものの物色探しへ…
15分ほど、山中を散歩した頃だろうか…向こうの茂みの片隅にキラリと光るモノを見つける明夫。そーっと寄ってみるとそこには白骨化した男性らしき遺体があった。キラリと光るモノの正体はその遺体の腕らしき場所にあった腕時計であった
明夫は驚き、すぐさまキャンプ地に戻りスマホをとり警察へ電話した。その後、警察の鑑識らしき人間がキャンプ地に着き現場検証が始まった。もちろん明夫は第1発見者ということで事情聴取も受け、その日は終わる
後日…明夫がいるキャンプ地に若い髪の長い女性が1人、テントを張っている明夫のもとを訪れた。話を聞くとその若い女性は明夫が発見した遺体の男性の娘、名前を幸子だという
幸子「お父さんのこと、見つけてくれて本当にありがとうございます。ずっと行方不明で、もう会えないかと思っていました」
明夫「そんな…お父さんのこと、少しでもお役に立ててよかったです」
幸子が父親との思い出を語る。彼女の父親は、いつも腕時計を大切にしていた。時計は彼が若い頃に母親から贈られたもので、家族の絆を象徴していた
幸子「この腕時計、お父さんがいつも大事にしていたんです。母が亡くなった後も、どんなにお金に困って苦しくてもこれだけは手放さなかった」
ふと、幸子と明夫は、父親の腕時計の裏蓋に小さなメモが隠されていることに気づく
幸子「これ、何か書いてある…」
「幸子へ、いつも君を見守っているよ。愛している、父より」
明夫「お父さんは、最後まで幸子さんのことを思っていたんですね」
幸子は、父親がいなくなった理由を明夫に語り始める。父親は、友人に騙されて多額の借金の保証人にされてしまった。借金取りから逃れるために、やむを得ず姿を消したのだと語る
幸子「お父さんは、友人に騙されて借金の保証人にされてしまったんです。借金取りから逃れるために、私たち兄弟を守るために姿を消したんだと思います」
明夫「それは辛い決断だったでしょうね。でも、お父さんは幸子さんを愛していたからこそ、そうしたんでしょう」
幸子は父親の腕時計を手に取り、涙を流しながら腕時計に語りかける…
幸子「お母さんが贈った腕時計のおかげで、無事にお父さん見つかったよ。お母さんお父さんありがとう。これからは私がこの腕時計を大切にするからね…」
明夫「幸子さん、頑張ってください。お父さんも幸子さんに会えてきっと喜んでくれるはずです」
幸子「はい、ありがとうございます。これからも、お父さんの思いを胸に頑張ります」
幸子は、父親の腕時計を手に取り、キャンプ地を後にする。明夫は、幸子の背中を見送りながら、彼女の未来を応援する
明夫は、幸子との出会いを通じて、自分自身も家族の大切さを再確認する。人との出会いは、いつも新しい発見と学びをもたらしてくれる。彼は、これからもキャンプを通じて多くの人々と触れ合い、彼らの人生に寄り添っていくことでしょう
~エンディング~
谷澤ウッドストックさんの曲が流れる🎵
END
R6/10/23投稿
🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀