うたまる

40代の会社員。読書と美味しいご飯と犬のために生きてる。余白のある生活をしたいと思ってます。

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最近の記事

あのころ描いた未来が実現していた

年収が200万円台の派遣社員でローンの返済にも追われていて、毎日どたばたと娘を急かしながら保育園に連れて行き、駅のホームで疲れ果てて泣いていた時代があった。 夫は出張ばかりで忙しくて家事も育児もほぼほぼ私の担当で。子どもがインフルになれば有給はすべて看病に費やされ、年の後半は欠勤せざるを得なくて給料がどんどん減っていく。 仕事は楽しかったし、優秀ねって褒められていたけれど、派遣社員の給料はめったに上がることはないのだった。(今の状況は知らない) もちろん正社員になること

    • 【読書感想文】「怠惰」なんて存在しない

      読んだ本: 「怠惰」なんて存在しない デヴォン・プライス 冒頭を読んで、「この本を書いたの、私だったかな?」と開いた本を思わず閉じてしまった。(違う) 私はちょっと前まで本当にこんな感覚で生きてたので、読みながら「わかるー」とうなずきつづけた。 今は、余白があることも意義があることなんだと思っている。むしろ余白こそ人生くらい思っている。 でもちょっと前は、生産性・効率性・タイパ・コスパ。そんなことばかり考えていた。 「精神的に向上心のないやつはバカだ」。これは夏目漱石

      • これでいいのだ

        在宅勤務をし、一人・家族で過ごす時間。しずかに本を読み、文章を書き、散歩し、好きな音楽を聴く。 青空に映える柿。道ばたのアスファルトで死んでいた鳥を草むらにそっと移す。ピラカンサのプラスチックみたいな赤い実や濃いオレンジの山吹が生い茂る道をぶらぶらあるく。 SNSを減らし、スマホ時間を減らし、日常をじっくりと味わうように、感覚をチューンしていった。 少ない刺激を楽しめるようになったはいいのだけど、その感覚を時にクローズしないと、酷い目にあう。それも事実だ。 店内みんな

        • 最高の読書環境が作れたはなし

          家で快適に読書をするための試行錯誤をずっとしてきた。どうもしっくり来ないのだ。椅子なのかベッドなのか…。 軽いKindle Paperwhiteならベッドに寝っ転がって読むこともできるが、ハードカバーの本は中々に難しい。 うつ伏せで読んだら肘や首が痛くなるし、仰向けで読めば腕が震える。ついうとうとしようものなら、強烈な衝撃がおんどれらを襲う...!! 椅子は椅子で、首や尻が痛くなったり、冬は足が寒かったり…と、なかなか落ち着かない。 これまでも人をダメにするソファーやオフ

          ハリポタ原書チャレンジ継続中

          ハリーポッターの一巻を原書で読み終わったというnoteを先月書いた。その後も勢いにのって読み続けている。今は三巻の途中、トレローニ先生が出てきたあたりだ。 英語を読むスピードは確実に上がってきている。英語を読んでいるのか、日本語を読んでいるのかふとわからなくなる瞬間もある。おもしろいものはおもしろいのだ。 もしかしてどんな洋書でもいけるのでは?と、思い上がりも甚だしいことを思って、アガサクリスティの短編を試しに読んでみた。単語がやっぱり全然わからない。でも話はおもしろかっ

          ハリポタ原書チャレンジ継続中

          【脱スマホ依存】やったこと・変わったこと

          スクリーンタイムの変化脱スマホ前:1日平均5時間 脱スマホ後:1日平均2時間 やったことスマホ依存の状態から抜け出すためには、極力スマホに触らない時間を増やすことを大切にしようと考えた。スマホでできるが、スマホ以外でもできることは多少の不便さがあったとしてもスマホ以外を使うようにした。 私がSNS以外でよく使うスマホの機能は電子書籍の閲覧と写真だった。これをスマホ以外のもので代替しはじめた。 Kindle paperwhiteを使うようにした 電子書籍はKindle

          【脱スマホ依存】やったこと・変わったこと

          スマホと距離を置いてみた休日

          秋晴れが心地よい休日の朝。一年中、このくらいの気候だとなんて幸せなんだろうって思ってしまうくらい最高の日。 この日は、めったにない私の1日中フリーな休日。夫は地域活動、娘は部活。 私と犬たちでのんびり過ごせる天気の良い休日。神様がくれたご褒美ですかってくらい特別な日だ。 そしてこの日は、スマホを出来る限り持たない休日。私は家の中でいつもスマホを持ち歩いては常に何かをチェックしていたのだが「スマホ断ち 30日でスマホ依存から抜け出す方法」という本を読んで、スマホを断たなくち

          スマホと距離を置いてみた休日

          20年かけてハリーポッター1巻を読み終えた話

          ハリーポッターを原書で読もうと思いたち買ったのは20年以上前である。大学の生協で買ったと思う。 (翻訳者の方が卒業生ということで、学内の書店でフェアか何かをやってたような気がする。) 20年かけて読んだ…わけではない。20年間よし読もう!と何度も思い10章くらいまで読んで、放置を幾度も繰り返していたのだ。 日本語翻訳版は読んでいるし、Audible版は最後まで聞き通している。原書を「読む」ということだけが達成できていなかった。 今回は何が違ったんだろうなあ、と思い返すと

          20年かけてハリーポッター1巻を読み終えた話

          あ、疲れているなと感じたので

          朝起きて、疲れているなと感じた。 そしてそういう時は家も荒れている。 食器は汚れたままシンクに積まれているし、またすぐに使うからとダイニングテーブルの上には娘の問題集や昨日の新聞が散乱している。 洗濯物はかごのキャパを超えて山になっている。(我が家は基本畳まずにそれぞれのかごに洗ったものを入れている。かごが満杯になったら畳んでしまうというずぼら運用をしている) 犬が荒らしたおもちゃも散乱している。 仕事も取り組まなくてはいけないものが複数個ある。 ...あるのだが

          あ、疲れているなと感じたので

          評価されてる職場がつまらないと感じてる私と脳内マツコ

          先日、評価面談があった。評価結果は前回、前々回につづいて最高評価。年俸も数十万円上がった。 今の会社はフルリモートで出社の必要なし。フルフレックスで中抜けしようが何しようが自由。 仕事はどかっとくるときもあれば、静かな時もある。 私は作業が早いので、大抵のことはサクッと終わる。じっくり考える必要がある仕事に時間を回せる。 人間関係は良好。ビジネスも順調。マイクロマネジメントしてくる上司もいない。 仕事するとみんながめっちゃ喜んでくれる。 なのに...なぜつまらない

          評価されてる職場がつまらないと感じてる私と脳内マツコ

          スタンディングデスクの思わぬ効用

          フルリモートになったあたりで、自宅にスタンディングデスクを買った。Flexispotの白で、天板は自分でホームセンターで買ってきて塗ったヒノキだ。 買った当初はいそいそとスタンディングしながら仕事していたが、いつの間にか机がスタンディングデスクであったことを忘れるくらいシッティングしていた。 たまに思い出したかのようにスタンディングするのだが、体調が悪い日などはすぐにシッティングしてしまう。さらに最近はリビングのテーブルで仕事するようになっていて、自室に行かない日も多かっ

          スタンディングデスクの思わぬ効用

          有線イヤホンの便利さに震えている

          今日はTOEIC speakingのテストを受けに行った。行く道すがら英語の耳慣らしをしようと、AirPodsを耳に突っ込んだ。 ところがウドン部分を摘まんで再生しようとするが、うんともすんとも言わない。 うわー充電し忘れた。ぎゃおん。 モバイルバッテリーも持ってない。ぎゃおぎゃお。 わたしは潔く諦めて、飲み物を買うためセブンイレブンに入った。 ねえ、あなた。最近というほど最近でもないけれど、セブンってapple製品置いてるのよね。で、何の気なしに見たapple製品

          有線イヤホンの便利さに震えている

          ポメラで娘の読書感想文が捗ったはなし

          中学生の夏休みにも読書感想文がある。一気に終わらせてしまったほうが良いということで、娘と一緒に平日早朝のファミレスに篭ることにした。家だとゲームや遊んでほしい犬たちやなんだかいろいろなことで集中できないからね。 ファミレスに着くと、娘は学校から支給されているChromebookをリュックから取り出した。 今時は原稿用紙に書くのではなくて、Google Docに書いてネット上で提出すればよいらしい。令和すごいね。 ところが娘はお店のWi-Fiにつなごうとしばらくゴソゴ

          ポメラで娘の読書感想文が捗ったはなし

          「書くこと」で、言葉がうまく出てこなかったのが治ってきた。

          パソコンとひたすら向き合う仕事をしています。デザインをしたりコードを書いたりするのが仕事です。あまり言葉を発することがなかったりします。 ここ数年、コロナでリモートワークになってしばらくたった頃。 口から言葉が出てこないことが増えました。たまに人とする雑談の中でも、定型文をくりかえして乗り切っている状態。「わかるー」「すごい」「たしかに」「なるほど」。オウムか!って自分で突っ込んでました。 言いたいことはあるんだけど、いざ言葉にしていこうとすると詰まってしまう。 音を発

          「書くこと」で、言葉がうまく出てこなかったのが治ってきた。

          TOEIC 750から920点まで一気に上げた時の勉強法

          TOEICを受けた理由 世間的に英語できる系の大学を卒業しているのに、TOEIC750点というところが自分的に物足りなかった。そして前回受けてから10年もたっていて、英語力が維持できているのか不安だった。 あとは転職で有利になるといいなあ...という気持ち。 勉強方法 どこが弱いのか、対策を立てるためにまずは過去問を解いてみた。単語と文法があやふやだということがわかったので、まずはここから始めることにした。 参考書の選び方 TOEICは点数の取り方がかなり確立されて

          TOEIC 750から920点まで一気に上げた時の勉強法

          自分の成長記録を書くことは思ってるより大事かもしれない

          あ、自分が成長している! と思うことがちょいちょいある。 ピアノで難しいフレーズを弾けるようになった。 フレーズをきれいに歌うことができるようになった。 今まであまり細かいところが聞き取れなかったAudibleの各センテンスが理解できるようになった。 英語のハノンで昨日は回らなかった舌が今日はもつれないで言えた。 自分の成長を観察することは楽しい。人に言っても「ふーん?」って流されてしまうレベルのことかもしれないけど、自分の中に小さな興奮と喜びを感じる。 何かの資格を

          自分の成長記録を書くことは思ってるより大事かもしれない