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挫折は終わりじゃない ~ 御影玲王に学ぶ新しい道の見つけ方 ~

漫画はただの娯楽ではなく、感情を豊かにし、
自己成長ツールにもなります。
漫画やアニメ、音楽や映画などのエンターテインメントには
情緒的な耐性(エモーショナル・レジリエンス)』を
鍛える効果があります。
その効果について考察する情操教育トレーナーの
あーめいです。




あなたはこう感じたことはないですか?

「もうダメかもしれない…」
「これ以上頑張っても意味がない…」


人生には、どうしても乗り越えられないように
思える壁が立ちはだかることがあります。


『ブルーロック』の御影玲王(みかげれお)は、
その逆境の乗り越え方を教えてくれます。



夢を叶える人と、途中で諦める人の違いは何でしょうか?

玲王のエピソードを通じて、
逆境の乗り越え方」について深掘りし、
実生活でどう応用できるかを考えていきます。



「すべてを失ったとき、本当の夢が見える」

このテーマを象徴するキャラクターとして、
御影玲王(みかげ れお)のエピソードが挙げられます。
彼は、「絶望を乗り越えた者だけが、新たな道を切り開ける」
ことを教えてくれます。

玲王は、恵まれた家庭に生まれ、
何不自由なく育ったエリートでした。
しかし、彼の夢は「親が用意した道」ではなく、
「自分の力でプロサッカー選手になること」でした。。

彼は凪誠士郎(なぎ せいしろう)と共にブルーロックへ挑戦し、
最強のデュオを目指します。
しかし、凪が潔世一(いさぎ よいち)と新たな道を選び、
玲王は最大の絶望を味わいます。

💡 このときの玲王の心理
「なぜ、俺を選ばなかった?」

「俺は結局、凪がいたからここまで来れただけなのか?」
「俺には何も残っていない…」

かつての「最強の相棒」を失い、
彼は全てを投げ出しかけます。
しかし、
そこで終わらず、玲王は「一人で戦う」道を選びます。


彼は、「俺は何者になりたいのか?」を自問し、
絶望の中で本当の夢を見つけます。
結果的に、玲王は自分自身の武器を磨き、
新たなプレースタイルを確立し、
「俺が俺として輝く道を見つける」
本当の夢だったのだと気づき再びトップ争いに
戻っていきます。


→ 「すべてを失ったとき、本当に必要なものが見える」
ということです。


これは、わたしたちの人生においても重要な
教訓になります。




夢を叶える人と諦める人の違い

夢を叶える人は、必ずしも最初から順調な道を
歩んでいるわけではありません。
むしろ、大きな挫折を経験し、それでも戦い続けた人が
最終的に成功をつかんでいます。

では、夢を叶える人と途中で諦めてしまう人の違いは
何でしょうか?


① 失敗や挫折を「終わり」ではなく「過程」と捉える

玲王は、凪に裏切られたことで一度は絶望しましたが、
それを「終わり」ではなく「自分を変えるチャンス」として
捉えました。

わたしも他人から見れば人生の中で失敗を
してきたかもしれません。
しかし、わたしはその方法は違ったという「実験結果
と捉えることで人生が大きくパラダイムシフトしました。


→ 逆境を「学びの機会」と捉えられる人が、夢を叶えやすい。


② 環境や状況が変わっても、自分を見失わない

玲王は、凪という相棒を失いましたが、
そこで「俺にはもう何もない」と諦めず、
自分自身の力で生き抜く道を選びました。

環境や状況は自分でコントロールできないことも
あります。
しかし、コントロールできないことに
フォーカスするよりは自分自身にフォーカスすることが
重要です。


→ どんな状況になっても、
「自分がどうするか?」にフォーカスすることが大切。


③ 「絶望の先」にあるものを信じて戦い続ける

どんなに絶望的な状況でも、
「ここで終わらなければ、まだ可能性がある」と
信じられるかどうかが、夢を叶える人の特徴です。

絶望がなくなることは残念ながらありません。
どんなに地位や権力、財産を手に入れたとしても、
幸せを感じる力が上がっても絶望を感じなくなる
ということはありません。

しかし、
絶望をどう受け止めるかが夢がかなうかどうかの
最後の一歩だとわたしは思います。

→ 「このまま終わるわけにはいかない」と思えるかどうかが、
分かれ道になる。



『ブルーロック』は、

「逆境の中で戦い続ける者だけが、最終的に夢を掴む」

というメッセージを伝えています。

失敗や挫折を「終わり」ではなく「過程」と捉える
環境が変わっても、自分の軸を持つ
絶望の先にあるものを信じて戦い続ける



学びなおすなら、大人こそ情操教育


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